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「あんたは"発展途上人"」

…と母に言われて爆笑した。しっくりきた。

 

実家で、朝から母が布団を畳みながら言った。

「年老いた体でがんばってるよ~自分がかわいいわ」

私「そうだね~年重ねるとがんばってる自分がかわいく思えるよね」

母「まわりから見たらわからないかもしれないけど、精神面含めてがんばってるんだよね」

 

うん、わかる。
(布団畳みは置いておいて、)行動の背景には、そこに表れない気持ちや考え方の変化、葛藤、様々なものを経ている。精神面含めると、目に見えるアウトプット以上の成長が本人にはある。

 

私「でもさ、世間では結局『それで何をしたの?』って成果を求められるんだよね。それが見えなきゃやってないも同然?」

母「だから私は内面的なことを口にしない。そこを見てくれとも言わない。それが私の美学」

 

なるほどな。

 

母「まぁ、私はもう年だから安定期というか、ここが私の居場所かなと落ち着いてくる。

あんたはまだ発展途上人だから、いろいろがんばって」

 

発展途上人!?
私はこういう表現を聞いたことがなかった。母もパッと出てきただけで、特に意味もなかったらしく、二人でこんな言葉あるのかとググってみた。
一応ヒットはするけど、正式な言葉ではない??ただ、使っている人の表現を見ると「新しいことに挑戦する」「追及する」という意味で使っている。

自分のキャリアややりたいことを模索中の私に、なんかしっくりくる言葉で、爆笑してしまった!

自分はまだ途中なんだと思うと、これからまだ吸収してやる~!と思えるというか、心が軽くなり、明るくやっていけそうな感じがする。

朝からおもしろかったという、母子の会話でした~(^^)