グラブルリリンク『至極の舞刀会』と『ザスバからの支援要請』の攻略



はじめに

この記事は、高難易度の多頭クエスト(『至極の舞刀会』と『ザスバからの支援要請』)を野良で戦う場合を前提に話をしています。記事の内容的には、ボス別の細かい情報等は無くて、基本的な立ち回りやちょっとしたテクニック、心掛けめいた事を紹介しています。

多頭クエの攻略と言いつつ、ほとんどこのゲームの基本的な仕組みについて語ってるような内容だけど・・・おさらいも兼ねて、興味があれば読んでみてください。


多頭クエにおける典型的な負けパターンとは何か

見知らぬ他人と組む野良でクエストに挑む場合、ガンガンダメージを出すより、まずは手堅く安全な戦い方をする事が重要になる。最悪、自身は一切クライシスゲージを消費していないのに他の3人が死にまくってゲームオーバー・・・という事すらあるのだから(あった。泣いた)。これは最早どうしようもないが、こんなケースをなるべく回避するためにはどうすれば良いのか。まずは典型的な負けパターンを述べさせていただく。

『ボスがオーバードライブに入った際の強化された攻撃、またはバーストオーラ技で即死してクライシスゲージを大量に消費する』
これである。もう一体のボスが混ざってさらにメチャクチャの乱戦になってしまうケースもよくある。

注:「オーバードライブとかバーストオーラって何?」って人はこのページの中ほどあたりを読んで下さい。
https://relink.granbluefantasy.jp/manual/detail?s=battles&p=steam


では、どうすれば負けパターンを回避出来るのか

答えは簡単。オーバードライブに入った瞬間に奥義を当て、そのままチェーンを繋ぎ、袋叩きにしてオーバードライブゲージを一気にゼロにしてブレイクに持ち込めばいい。これだけだ。しかし、たったのこれだけが出来ないが為に我々はクエストに失敗するのである・・・。つらい。もしも、これをちゃんとやっていても失敗するような場合は、引き付け役(後述)の不在か、単純な実力不足だと思う。通常状態のボスにはある程度安定して戦えるように鍛え直そう。

ちなみに最終ステージ以外のボスは火力がそれなりにあれば2チェーンでゲージを削り切れるように設計されており、大体のボスは2度オーバードライブに突入するので、4人の奥義を2・2に振り分けると綺麗に阻止出来る。しかし、このやり方は奥義ゲージが100%のままになっている状態が長くやや勿体ない感がある。もう一つの型としては、最初のオーバードライブ時に4チェーンしてブレイクを取りつつリンクカウンターを100%にし、次のオーバードライブまでにリンクタイムに入って一気に殺す、という形もある。このへんは編成や仲間のプレイスタイル、状況次第で臨機応変にやっていくことになる。


考え無しに奥義を撃つな

奥義ゲージが溜まり次第即撃ちし、そして後続がチェーンを繋いでゆく・・・。度々見かける光景である。しかし、奥義を使って敵を袋叩きにするとモードゲージを大幅に上昇させてしまう。

先に説明した負けパターンの説明と重なるが、なんとなく奥義を撃ち、なんとなくチェーンを繋いでモードゲージを満タンにしてしまい、誰も奥義を撃てない状態でオーバードライブに突入、バーストオーラ技を阻止出来ず、その後もオーバードライブ状態の敵と戦い続けて死屍累々、クライシスゲージを消費してしまう・・・この展開はそれなりに起こりがちだ。

ハッキリ言ってしまえば、奥義でモードゲージを無闇に溜めるのは自ら苦境を呼び込む行動であり、自殺行為に等しい。貴方がオーバードライブやバーストオーラ攻撃を難なくやり過ごせたとしても、仲間達は必ずしもそうではなく、たやすく死に、ゲームオーバーになるかもしれないのだ。

それに、奥義で攻撃している最中はスタンゲージが消失し、リンクタイムが狙えなくなる。奥義を撃たずに戦っていればリンクタイムに入れていたはずが、奥義で袋叩きにしたのが原因でオーバードライブに入り、そして、他のプレイヤーがバーストを阻止する為に奥義を使って一気にブレイクを取るとスタンゲージはリセットされてゼロに戻ってしまう。敵を殴る機会を提供したつもりが、かえって機会損失を産んでいることがあるのだ。リンクカウンターとスタンゲージはよく見ておきたい。

繰り返しになるが、考え無しに奥義を撃つな。強い言葉を使わせてもらったが、これが敗因に繋がる事は本当に多い。撃つ理由をきちんと説明できるようになろう。よくわからなかったら取り敢えずオーバードライブにぶつけてしまえ!!1 大体はそれが正解である。

偉そうな事を言ってみたが、私も判断ミスをする事はよくある。そこはトライアンドエラーを繰り返して少しずつ改めていけばいい。誰だって最初は赤ちゃんからスタートだ。「少しずつ強くなる それがいいんだ」ってストリートファイターのリュウさんも言ってた。


ここで例として、奥義を撃つ理由をいくつか挙げてみよう。

・オーバードライブゲージを削ってブレイクを取り、危険な攻撃を封殺したい(私がこの記事で推奨している撃ち方。このゲームの基本的な戦い方でもある)

・仲間の奥義ゲージが明らかに余っている、またはもうすぐ溜まる状況にあり、オーバードライブ突入時のゲージ削りを任せる事が出来る(考え無しの仲間がチェーンを繋いでしまうことがあるので注意)

・先に撃った仲間の奥義でブレイクは確定しているが、敢えてチェーンを繋げる事でリンクカウンターを溜めたい。

・もうすぐボスを倒せるが、オーバードライブに入られるとボスが硬くなるので2チェーンしないと無理そうだ。オーバードライブ直前に撃てば、単発で倒せて仲間の奥義を温存出来るだろう。

等々。


奥義チェーンはなるべくゆっくり繋げよう

さりげに重要かつ意外と実行出来てる人が多くないのだが、チェーンはなるべく受付時間精一杯まで粘ってから繋げるようにしよう。そうすれば足が止まっている敵を殴れる時間が増えて効率的にダメージを与えられるようになるし、当然ブレイクも取りやすくなる。「いっぱい殴れると・・・うれしい!!」そういう素朴な気持ちを大事にしよう。あまりギリギリで繋ごうとすると失敗する事もあるが、なるべくなら表示される輪っかの3/4あたりまでは粘りたい。

ちなみに奥義の出し方はアナログキー2つを同時押し(PS版)だが、片方のキーを押し込んだままもう片方のキーを押しても出せる。2つのキーをガチャガチャ連打していると稀に失敗するので、個人的にはタイミングを測りやすい、太文字で書いた出し方をお勧めする。


リンクタイムを狙おう

多頭クエのボスはそれなりにスタンを取ることが可能で、リンクタイムに入りやすい。スタンの溜め易さはキャラによる差が大きいが、やれるキャラならリンクカウンターが100%になっている時はスタン値の高い攻撃を多用したい。余裕があればスタンのジーンを積むのも良いと思う(余裕なんてあるのか・・・?)。特に戦闘開始時から初回のオーバードライブに入るまでの間はスタンゲージの伸びが良く、狙いやすい。

ただし、タイユタール系(4足歩行ロボ)は戦闘開幕~オーバードライブ突入の間の、足の破壊可能パーツを露出させる少し前あたりからスタンゲージが溜まらなくなるようなので注意したい。近くにいる雑魚敵をスタンさせてリンクタイムに入る事も一応可能。タイユタール戦に限らず、雑魚を利用するやり方は覚えておいて損は無い。

以前にも説明したが、敢えてチェーンを多めに繋ぐことでリンクゲージを溜めるのもアリ。敵の残HPやモードゲージ(オーバードライブゲージ)の状態、仲間の奥義ゲージの溜まり具合等をチェックし、今後の戦闘の流れを予測して判断しよう。

また、敵のHPが少ない場合はリンクタイムを発生させずに次のステージに持ち越すのもいい。リンクアタックはボタンを押してからヒットするまでの間に回避によるキャンセルが可能なので、反射的にボタンを押してしまっても誤魔化せる場合がある。


仕込みガードを使おう

このゲームは、ガードボタンを押しながら攻撃すると、攻撃を出しながらも敵の攻撃に触れた瞬間に自動的にガードをする仕組みになっている。めちゃくちゃ強力な防御手段で、これをやるだけで被ダメージを減らせる。画面外からの不意打ちもなんのその。完全にやり得なテクニックなので是非習得しよう。

ただし、通常技の連続によるコンボの継続中にガードを押すとガードモーションが出てコンボが途切れてしまうので、コンボを始める前に押しておく必要がある。また、ガードを押しながらコンボを継続している最中に回避を行い、さらに攻撃を行ってコンボを継続する事は不可能。『攻撃→回避→一瞬ガードモーションを取る→攻撃』という処理がなされて、コンボがリセットされてしまう。

一部のキャラはチャージ攻撃を溜めてる間にガードを押してもモーションが出ず、仕込みガードが成立する。超やり得なテクニックなので使っていこう。・・・バザラガ、お前のことや! イオちゃんも出来るけど回避挟んでも溜め継続出来るからね。パージヴァルはガードモーションが出てしまう。ジャストパリィで頑張ろう。

これは仕込みガードとは違うが、走って移動している状態から回避を行なう場合も、取り敢えず早めにガードを押しておいてから回避を入力すれば、万が一回避が遅れた場合でもガードしてくれる。バーストオーラ技の回避時等に使える小技だ。


3人で片方のボスを叩き、もう1人は余ったボスの引き付け役をやろう

ロックオンシステムが使いづらく、カメラの自動補正が激しいこのゲームの多頭クエストにおいて、攻撃を片方のボスに集中し、もう片方をフリーにする、という行為はかなりの危険が伴う。画面外から予測不能の攻撃を受けるからだ。なるべくなら余ったボスの引き付け役をやる人が欲しい。

しかし、野良では全員で一匹のボスを殴ろうとする傾向が強い。しばらく戦ってみて誰も引き付け役をやってくれそうにない場合は・・・貴方がやるしかない。キャラによる適性の差が激しく、しんどい役割だが仕方ない。勿論、タイマンが不得手で何度もやられてしまうようなら止めた方が良いが・・・。私も使用キャラ(バザラガ)的には適性がある方だが、仕方なくやる事が多い。本当は3人で殴ってる方に行って、誰かがタゲを取ってくれてる間に安全に溜め攻撃作って火力発揮してえよ・・・。

引き付け役をやる際は敵が本隊に背中を向けている状況をなるべく作ろう。そうすれば突進攻撃や流れ弾等で本隊が攻撃を受けてしまう事態を減らすことができるし、ある程度本隊の様子が視界に入るようになる。

個人的には、敵に近づかれるとパンチが出てしまい、エイムモードを使いたいオイゲン以外の遠距離キャラ(ラカム、イオ、ソーン)は引き付け役の適性が高いのではないかと考える。リンクアタックの間合いが広く、本隊とある程度離れていてもリンクタイムを引き起こせるからである。

逆に言うと近距離キャラで引き付け役をやっている場合は、リンクタイムを引き起こせそうなら本隊に近づいて戦う等の工夫を要する。本隊が殴っている敵のスタンゲージを気にして目の前の敵への集中がおそろかになった瞬間に事故ったりするし、近づくと引き付けていた敵に本隊が殴られる可能性が高まるので、結構難しい。リンクタイムに限らず、他の仲間が奥義を撃てない状況なら本隊側がオーバードライブに入った瞬間だけサッと近付いて奥義を撃ちに行ったり出来るとより良い。


バーストオーラ技中は無理に余った敵を殴りに行くな

これはマジで意味がわからないのだが、バーストオーラ技中に余った敵を殴りに行き、結局技に巻き込まれて死ぬ人がいる。自動蘇生やガッツが余っているとか絶対に被弾しない自信があるとかなら良いけど、こんな事でクライシスゲージを消費するのは正直勘弁願いたい・・・。懸命な皆さんはちゃんと状況判断を行い、安全を確保しよう。


自動蘇生とガッツはなるべく積もう

多頭クエストという特性上、画面外から攻撃を受ける等、どうしても事故る事がある。私はバザラガを使い、背水ジーンのためにHPが半分以下になっている状況も多いが、1度も死なずにクリアしたり、蘇生薬を使い切ってクライシスゲージを削ってしまったりと相当に波が出てしまう。その日の調子や仲間の上手さ、そして純粋な運に左右される部分が大きいのでやはり保険は欲しい。そして、もしもこれらを使い切ってしまった場合は立ち回りを少し慎重にして、なるべくクライシスゲージを削らないようにしたい。

・・・高難易度多頭クエストが実装されたばかりの頃は、これらを積んでいないリリンクに自信ニキ達が集まってしまってマッハでゲームオーバーになったものよな・・・(遠い目


終わりに

他にも細かいことはあるけど、長くなるのでここらへんにします。もしもこの記事を読んで奥義の撃ち方について改めるべきことがあったなら、同じように敵を拘束する効果を持つ麻痺や凍結、スロウの使い所についても再考してみると良いかもしれません。

多頭クエストの難易度は高いものの、それ故にうまく立ち回って敵を綺麗に撃破出来た時の楽しさはひとしお。皆さんもええ感じに立ち回り、美しい連携をキめ、仲間を勝利に導き、楽しくなりましょう。

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