本当に私にはナイと思い込んで生きていた人の話し。
子どもの頃は天真爛漫な私だったけれど、
成長するとともに自分には【ある】と思っていたものが本当は無いのではないか…と
思い込んで行った。
それは、私は親戚の家や行く先々でかわいがられる存在だった幼少期…
親や先生から、姉や近所の勉強のできる友人と比較されめちゃくちゃ恥ずかしい思いをした。
勉強ができない何にもできない。
恥ずかしい子どもに変換されてしまっていった。
父親が怖くて反抗する勇気もなくて、でも、私を認めてくれない…その思いだけは
悶々と心のしこりとなっていった。
中3になっても受験勉強もしなくて、(もう落ちこぼれていた。姉からもあんたの行く高校なんて無い)って…モーレツバカにされた。
姉や友人とはもう、話しが合わなかった。
まさに落ちこぼれ…
ちょうどその頃父親が髄膜炎で亡くなる。そのころから、不登校…行きたくても行けない。
わかってもらえない…
私はかわいそうな人、オーラ、空気、みんなが私に優しくしてくれるようになった。
外見ががきれいでお金持ちで頭のいい人しか幸せになることができないと感じ、
自分の性格を全否定して生きてきた。
それから外見だけでもと、ダイエットをし始めて過食と拒食を繰り返す日々!
ナイ、わたしにはナイ、そんな中だけど、
通信制の高校は卒業した。
仕事に行っても仕事にならず、自分を責めすぎて震えがきて精神科へ行き重い薬を飲む。
そんな状態のとき、20歳のころ従姉妹の紹介で旦那さんと知り合う。
母や姉と喧嘩をするけど私の生きかたを見守ってくれる人だった。
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