赦しはすべてを与えてくれる
今日はワークブックのこのレッスンに取り組んでいます。(2周目)
一文一文、言葉の意味を噛み締めるようにゆっくりと読みながら、私が望むものは本当にこれだけだなあ…。としみじみ感じました。
平安。
幸福。
静かな心。
確かな目的。
この世のものではない美や価値の感覚。
思いやり。
安全。
いつも確かに守られているという温かな気持ち。
乱されることのない静けさ。
決して傷つくことのない優しさ。
永続する深い慰め。
まったく揺らぐことのない完璧な安息。
このすべてと、さらにそれ以上のもの。
私が過去に一瞥体験(ワンネス体験)をした時に味わったのは正にこのような感覚でした。
この世界に生まれてきて(自我と一つになることを選んで)人間になりきって、すっかり忘れ去っていた感覚。
子どもの頃からずっと「何かがおかしい、何かを思い出さないといけない、私はどこかに帰らないといけない、ここは私の本当の居場所ではない」と感じていた、そのわけが分かりました。
その本当の感覚…すべてとの一体感の中で「ああ、これこそが『真の現実』だったのだ」と思い出し、車の中でしばらく号泣でした。
※コースでは私たちの本当の居場所を「天国」「神の国」「わが家」「実相」「智識」などさまざまな言葉で表現してありますが、どれも場所ではなく心の状態のことです。
(私たちは本来肉体ではないので「移動」したり「位置する」ことは不可能ですが、分離を信じている私たちに分かりやすいように比喩的表現が多く使われています。私もこのブログにおいて比喩をたくさん使うと思いますので読み取っていただけましたら幸いです。)
その体験の後はしばらく愛と至福に満たされた感覚が続きましたが、それもだんだん薄れていってしまいました。
一瞥しただけではまだ無意識下で自我の思考体系を選び続けており、罪・罪悪感・恐れを握りしめていたので、時間が経つにつれこの世界や肉体をリアルに感じる「知覚」が戻ってくるのですね。
それでもあの強烈な感覚は私の中に鮮明に残り、「あれこそが私の真の居場所だ」という確信だけは忘れられないものになりました。
しかしそれだけでは(コースの学び無しでは)今この幻想を見ている理由までは分からなかったので、いつかは自然にあちらに戻れるのだろうと思っていたら、違ったわけです。
私たち(個人の私ではない)が自我の思考体系を選ぶことをやめ、罪や裁きや攻撃の夢を手放し、聖霊の思考体系を(贖罪を)本当に受け入れるまで、私たちはあと何百万年でもこの幻想の世界で輪廻を繰り返します。
実はそのシナリオはすでに書かれていて、時の終わりが来ることも決まっています。なので「私は目覚められるんだろうか…!」と心配することはないのですが、コースを学んで真の赦しを実践していけば、その何万年もかかるかもしれない旅路を大幅に短縮することができます。
生きるか死ぬかの戦場のような夢から、穏やかで優しい夢に速やかに移行することが可能になり、その幸せな夢からそっと目覚めることができると、コースには書かれています。
何度も書きますが、この「あなた」というのは個人としての私たちではありません。私たち全体である神の子のことを指します。眠っている何十億人もの人がいるのではなくて、一人の神の子が「何十億人もいる世界」という夢を見ているだけだからです。
この神が私たちに与えた手段というのが聖霊であり、聖霊と共に行う真の赦しです。
これを使って私たちは、自我と共に見る恐れの悪夢から聖霊と共に見る幸せな夢へと移行することができます。
そしてその無限の愛と安心感の中で、天国へのはしごを一段一段のぼっていくことになります。
〜真の赦しについてはこちらの記事もどうぞ〜
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