日本共産党のジェンダー平等学習会【痴漢】
性暴力の「加害者」とは?~痴漢問題を中心に考える~の学習会
精神保健福祉士、社会福祉士でもある大船榎本クリニックの斉藤先生のお話は衝撃でした。
性犯罪を犯す人は性欲が抑えられない人、女性にモテないためにやってしまうのか?世の中には痴漢をされたい子がいるはず?セックスレスだったから?親の育て方に問題があったから?という風に思っていませんか?私も勝手にそう思っていましたがそうではないようです。
読めば読むほどに「はぁ〜??」と言いたくなるようなことばかりです。こう言う人が権力握っていたり、小学校の先生だったりする事を考えれば、怒りが治らないほど腹立たしいですし、変えていかなければいけない問題だと認識出来ます。
痴漢脳と認知のゆがみ(女性には理解不能な解釈)
1.目が合った(アイコンタクト)女性は痴漢されたいと思っている人である(女性からの性的挑発)
2.最初は嫌がる女性が多いが、痴漢されているうちに多くの女性は気持ちよくなってくるものだ(願望の投影)
3.ちょっと触るくらいなら気づかれていないし、もっとひどいことをやっている奴は沢山いる(比較による過少評価)
4.こっちをチラチラ見る女性は、もしかしたら痴漢をされたいと思っているのではないか(自己願望の投影)
5.女性は無意識のうちに痴漢されたいという願望を持っている(女性の被痴漢願望への過度な期待)
6.今週も一週間仕事を頑張ったから痴漢をしても許される(自己報酬型)
7.露出の強い女性は性欲が強いはずだ(偏ったきめつけ)
8.隙が多い(寝ている、飲酒、終電)は痴漢をされても仕方がない(自己責任論)
9.こんなに惨めな気分になったのは女性のせいだ。だから痴漢をしても許される(被害妄想の繰り返し)
10.痴漢の事件の中にも、美人局のように捏造したものがあるから、少しくらい痴漢しても許される(自己報酬型)
11.女性は男性から痴漢されることで性的満足を得るものである(暴力的な性の容認)
12.相手から近づいてきたら痴漢してもいいだろう(加害者のパーソナルベースの歪み)
13.痴漢の多い埼京線だからやってもいいだろう(環境への責任転嫁)
14.まだ目標人数に達していないから、もう一人ぐらいはいいだろう(ノルマ的思考)
15.10人にひとりは痴漢されることを望んでいる
16.自分も被害にあったことがあるから、時々痴漢してしまうことは仕方がない(加害者における被害者感情)
17.妻とは随分セックスレスだから痴漢に走っても仕方がない(妻への責任転嫁)
18.スイッチが入り、気が付いたら触ってしまっていた(脳の付随運動)
19.「痴漢は犯罪です}というポスターを見て、俺のやっているのは少し触るだけで痴漢ではないから犯罪ではない
20.女性専用車両に乗っていない女性は、痴漢されたいと思っている(願望の投影)
痴漢への認識を覆す
・性欲が強すぎるから
・非モテ男子だから
・世の中には痴漢されたい子がいるはず
・セックスレスだから
・親の育て方に問題があったから
全部違います!!
痴漢の常習犯で多いのは、四大卒、妻子持ちのサラリーマン。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?