「俺は、自分を助けられた気がしたんだ」その意味は

平良は清居にどんな酷いことをされても、言われても、それを受け入れて1人で傷つくしかなかった

清居に反発したり
「あいつなんか駄目な奴だ!」と見下したり
避けたりは絶対しない

そういう、多くの人が発動する「自分の心を守るための行動」を何一つしない
ただ受け入れ、傷つき続けるだけ

考えたら平良ってそういう人。
今までたくさんいじめられ、底辺で生きてきたけど
いじめた相手に報復したり、他に八つ当たりとかしない
自分の心の中を捻じ曲げて、1人で耐えている。きっとずっとそうしてきたんだろう。
心が優しいためか
立派な親御さんに「暴力はいけないよ」と育てられてきたのか

あるいは両方なのかわからないけど
その平良が
清居にされたことに怒って
初めて、怒りを自分の外側に出すことができた
怒れない平良が
我慢するしかなかった平良が
清居のおかげで初めて、素直に怒れたんだ

ずっと分からなかったけどやっと腑に落ちた「清居に感謝してる」ってこういうことか

城田事件の時、清居のおかげで
「俺はは自分を救えた気がしたんだ」
って言ったのが、たぶん上記のような意味だったのだろうと思ってる

清居は何もした覚えがないのに
平良を救っていた
そんな平良を見て清居が平良を愛するようになった
運命に胸が熱くなる…

2023.8.16 11:33

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