青森の障害者雇用【就職サポート隊あおもり】

障害者雇用の採用する方法の１つとして、
特別支援学校から採用するという方法があります。

しかし、この方法だと、
企業が特別支援学校と直接コンタクトを取る必要があり、
障害者雇用に慣れていない企業にとっては、
ハードルが高くなることもあります。

そんなハードルを低くしようと、
青森県教育委員会では、特別支援学校と企業が一体となって
高等部の職業教育の充実を図りながら、
生徒たちの働く力を育成すること、
また県内における就職促進のための体制整備を進めるために
協賛企業の登録制度を設けています。

この取組は、【特別支援学校就職サポート隊あおもり】
というものです。

特別支援学校就職サポート隊あおもりへのサポート内容

特別支援学校就職サポート隊あおもりへの
サポート内容としては、次のことがあげられます。

１．職場見学への協力
２．就業体験への協力
３．産業現場等における実習（現場実習）への協力
４．作業学習等、学校の授業における指導・助言
５．作業学習等、学校の授業における物品等の貸出
６．技能検定への協力（審査員、物品の貸出、技術指導等）
７．就職促進（雇用）
８．その他、就職促進に関すること

特別支援学校就職サポート隊あおもりに参加するメリット

サポート隊に登録すると、次のようなメリットがあるそうです。

・生徒の能力をいかし、企業等での活躍できる人材育成につながる
・CSR（企業としての社会的責任）を果たすことができる
・企業名やサポート内容、取り組み実績などをホームページ等で広報
・障害者雇用につながった場合、県の入札参加資格の等級格付けの際に加点されることがある
・サポートの実績により、【特別支援学校就職サポート隊あおもり推進企業】として表彰される

特別支援学校就職サポート隊あおもりに参加するには

登録申請をして、最寄りの特別支援学校や
青森県教育長学校教育課に提出します。

申込書が受理されると、登録証が発行され、
ロゴマークの使用やサポート実績が
青森県教育委委員会ホームページで紹介されます。

申請書は、特別支援学校就職サポート隊あおもりの
ホームページからダウンロードできます。

特別支援学校就職サポート隊あおもりはこちらから


障害者雇用は企業の取り組みも大切ですが、
地域との連携も必要です。

特別支援学校を中心としたこのような取り組みが
広がること、大切だと思います。