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納豆菌を買わなくても納豆が作れる話

今日は、海外に住んでいる人たちで納豆が大好きな人なら絶対話題に上る、納豆のお話。

納豆って、好きな人は毎日食べたいものですよね?私は大阪出身だけど、家族みんな納豆大好き。夫もうちのわんこも納豆大好きです。

日本人同士で集まって話をする機会なんかがあると、納豆って貴重だよね、ていう話題がたまに上る。そして、ポルトガルはそんなに簡単に手に入らないし、売っていてもアジアンショップの冷凍だし、めちゃくちゃ高い!4パックセットの日本では百円とかで売っているやつが、4ユーロくらいする。今日の日本円に直すとなんと660円!だから、滅多に買えないのです。

でも、簡単に家で培養できるから、最初にその高い納豆を買って、自家製納豆をたくさん作っている人たちも結構いると思う。そうすると大豆にもある程度こだわれるし、たくさん気兼ねなく食べれるしね。

それでも、その最初に買う冷凍の納豆さえ手に入らない地域に住んでいる人たちもたくさんいる。
そういう人たちにも朗報が!納豆というものは、なんと、自然界にある植物だったら大体のもので簡単に作れるということ。これって本当にすごい!


日本だったら稲藁で作るのが伝統的で有名だけど、私のうちは松林に囲まれている。松にはいつもお世話になっていて、松葉茶とか松葉ジュースとか、松林のふもとの土をもらったり、それはそれは松とはもう離れられない生活だけど、それだったら松で納豆も作ろう!と思い立った。

松葉をたくさんとってきて、柔らかくなるまで蒸したオーガニック大豆を松葉でサンドイッチのように挟み、かんかん照りの外に放置。蓋には布を巻いて、蒸れないように。夜は気温が下がって夜露もあるので家に入れる。そして翌日また外に出す。これを2日間続けたら、見事にできた!ネバネバの納豆。お松パワーももらってる気がする。ありがとう。本当に感動です。


たくさんある時しか作れない、納豆蕎麦パスタも最高だった

それだったら他の植物でもやってみよう!と次にやってみたのは、家に群生しているローズマリー。
これも、見事にすっごい力を発揮してくれて、ローズマリーフレーバーのネバネバ納豆ができました。
こちらはインスタのストーリーズにも残しているのでぜひ動画もご覧になってみてくださいね。

インスタグラムはこちら。

ただ、ローズマリーはとても風味が強いので、納豆の味をすごく邪魔する。食べにくいのです。ネバネバサラダとかにもしてみたけど、やっぱりちょっと食べにくい。

そしたら夫が「紫蘇でやってみたら?」と提案してくれた。紫蘇は納豆を食べる時に入れるから、もし出来たらちょうどいい!でも自然界のものというよりは、栽培しているに近いけど、できるかな、、?と試しにちょっとだけ作ってみたら、やっぱりすごくネバネバに見事に出来たのです!これは、全ての植物に納豆菌がいるということか?よく藁の枯渇菌だというけれど、納豆もローズマリーも松も新鮮なものを使ったから、特に枯れていない。ちょっと枯らせばさらに栄養素が上がるのだろうか?
そんな色んな疑問が色々と浮かび上がる。


紫蘇で大豆をサンドイッチ状にする

紫蘇の納豆は、上品な紫蘇のフレーバーがあって、とてもおいしかった。ついでに納豆を作った後使い終わった紫蘇はお味噌汁に入れたりもできるし、一石二鳥。紫蘇がたくさんある方はおすすめです!


それでは、納豆のお話はあと一回、次回も書いて終わりにしたいと思います。


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