「健康問題」と「スポーツ」は関連するか?
Twitterで、こんな質問をいただきました。
※質問者さんからは掲載の許可をいただいています。
普段特に質問BOXなどを設けているわけではないのですが、興味深いご質問だったので、このnoteの記事という形で回答させていただきます。
まず最初にとりあげたいのが、
「私は将来看護師や養護教諭としてスポーツや選手関係の仕事につきたいので、レポートも、スポーツや運動に関連した健康問題をあげたいです。」
この部分ですね。
このように、授業で出された課題を自分の中の関心と結び付けて、「自分ごと」として積極的に取り組もうという姿勢がまず素晴らしいです。
おそらく質問者の方は今学生さんなのだと思われますが、今後社会人になって仕事をしていく中で、めちゃくちゃ忙しかったり、いろんなことがすごく大変になって、自分が本当に好きなことや、興味があることなんかを考える余裕がなくなってしまうようなときも、少なからずあると思います。
そんなときも、このように自分の内側にある純粋な興味・関心の芽を枯らしてしまわないよう、たとえ花を咲かせる時期でなくても、いつでも"水を撒き続けること"を忘れずに過ごしてほしいなと(勝手ながら)思います。
さて、では本題に入りましょう。
「例えば、障害者スポーツ、野球肘などについてはやはり健康問題とかけ離れてしまうでしょうか。まず、スポーツと健康問題を関連付けることは難しいでしょうか?」
ここで、私の考えを述べる前に逆に質問をしてしまって申し訳ないのですが、「健康問題」とは何だと思いますか。
ここで言われている「健康問題」の定義とは?
このレポートの提出先である授業では、「健康問題」とはどのようなものだと習いましたか。
そもそも、「健康である」とはどういう状態のことだと思いますか。
たとえば、①「肉体的に」健康であること、②「精神的に」健康であること、あるいは③「社会的に」健康であることについて、それぞれがどういう状態を意味するのかを、自分なりにでいいので、レポートに取り組む前に一度考えてみてはいかがでしょうか。
そうしたら切り口が見えてくるかもしれません。
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はい、この気持ちばかりのワンクッション---✂︎---を置いた間に、少し考えていただけましたでしょうか。
個人的には、健康とスポーツは切っても切り離せない関係だと思っています。もちろん、健康"問題"でも同様です。
なので、この部分に関しての私の答えは「あなたが挙げて下さった例はかけ離れていないと思うし、スポーツと健康問題を関係付けることは難しくないと思います」。
ここでまた質問になってしまいますが、スポーツをすることは、さっき挙げた①〜③の3つの健康に対して、どのような影響をもたらすと思いますか。
ポジティブな影響はもちろん、ネガティブな影響という側面からも考えてみるといいと思います。
改めて注意していただきたいのは、ご質問は「レポート課題」であるということなので、あくまでも「授業で扱われ、先生が意図したことに沿っている内容であるか」という視点は忘れないでください。
あくまで私の意見は"いただいた質問に対する個人的な回答"なので、そこにレポート課題にふさわしい答えがあるかどうかは私にはわかりません。
「保健体育の教科書から興味を持った”健康問題”について書くというレポート課題があります」
とも書かれていますので、私がわざわざ言う必要もないと思いますが、レポートで扱うトピックは保健体育の教科書から探してくださいね。笑
短い回答ですが、考えをふくらませる何らかのきっかけになれば幸いです。
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