見出し画像

小倉百人一首で遊ぶ

こんにちは。侑子です。

個人的に短歌を楽しんでいます。

もともと短歌に興味はなかったのですが、悪筆を直すべく始めた小倉百人一首の文字練習帳で文字を練習しているうちに、短歌の面白さにはまってしまいました。

とはいえ、まだまだ勉強中なので、1番から100番までの情景を改めて味わいつつ、自分も1000年前の歌人たちと同じ風景を詠んでみようかなと思っています。(超有名な歌人の歌のとなりに自分の歌を載せるなんて、暴挙ですけど。そこは暖かい目で見てください。)

ところで、『小倉百人一首』って何ぞや?という方のために、簡単に『小倉百人一首』について説明します。

『小倉百人一首』は藤原定家という人が、友人に頼まれて百首の歌を選んだものといわれています。その百首は友人の別荘の襖をかざるためのもので、この別荘があったのが『小倉』という場所だったので『小倉百人一首』とよばれるようになりました。

『小倉百人一首』は藤原定家の主観によって選ばれました。つまり、当時超人気歌人だった彼のお勧め100選といえます。

平安時代の歌集は単なる文化ではなく、権力の象徴として作られることがほとんどだったので、「個人の好みで自由に選んで作られた」というところが、『小倉百人一首』の面白いポイントです。

とはいえ、時代も古いですし、藤原定家に会ったことのある人は現代にはいないので、本当に本当にそうなのかと言われると、絶対に真実ですとは言いきれないです。ですが、今のところ、『小倉百人一首』は藤原定家が友人の別荘の襖用に選んだ。というのが現在では有力説となっています。

そう言えば、百人一首を勉強し始めて、一番最初に思ったのが、和歌と短歌って何が違うの?ということだったのですが、これも調べてみたところ、短歌は和歌の一種だそうです。和歌はもともと漢詩に対する言葉で、その和歌の中に短歌がありました。

小倉百人一首の説明はこれくらいにして、次回から一首ずつ、歌の世界で遊んでみたいなと思います。

短歌と言えば、枕詞とか掛詞とか約束事がいろいろありますが、そんな難しい事はここでは一切なしです。短歌が面白くなくなるのって、難しい約束事のせいではないかと思うんです。もちろん、それがあるから面白い側面もあるのかもしれませんが、とりあえずは、歌の景色を感じて楽しみましょう。

歌の後にざっくりと訳を載せていますが、これは私がこの歌から読み取った風景や情景です。主観100%です。教科書に載っている丁寧な訳とは全く違います。なので、この人全然分かってないな。と思っても、本当に個人的に楽しんでいるだけなのだなと、こちらも暖かい目で見て頂けると嬉しいです。

それでは、次回は1番歌。自由に楽しく遊びましょう。


始まりの1ページ目を開くのは勇気がいります人見知りです


侑子

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?