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射手座満月月蝕から始める自分再生プロジェクト

地球も人も新しく生まれ変わる日が近づいているようです。

2020年6月6日午前4時12分。射手座で満月を迎えました。

今回の満月は半影月蝕。

太陽からの光線を受けて月に地球が影を落とす時。

今回の満月は、自分の影と向き合うような出来事もあるかもしれませんね。

陰陽のシンボルが表すように、どんなに眩しい光の中にも影が含まれる。

またどんなに真っ暗だと思っていても、その中には光がある。

夏至に向かって陽が満ちていく過程ではあるけれど、

決して無視できない自分の陰を、月に投影して見つめ直すタイミングのようです。

ここら辺は、これからの地球を生きていくうえで、とても大切なとき。

高く積まれた塵の山に、ある日突然気付いて、

気付いてしまうと、もう息苦しくてたまらない。

ああ、よくこんなものの傍で暮らしていたもんだと思う。

見ないように、なるべく深く吸い込まないように、注意深く息をひそめて、

いつの間にか、この息苦しい状態に慣れていったと思われる。

大きく窓を開け放って、全てを追い払ってしまいたいけれど、

勢いよく流れ込んでくる風に高く積まれた塵が舞い上がって、また埋もれてしまうかもしれない。

それだけは避けたいところ。

例えるならば、この度の満月はそういう地点です。

もういい加減、いいでしょ。

というものを手放していくことを自分にさせるところです。

高く積みあがった自分にとってもう必要でないものを、自分の手で片付けていく。

その作業を、根気強く行うこと。毎日行うこと。

やがて、それは新しい習慣となり、その新しい習慣はやがて自分の望む未来を創ってくれることになります。

射手座で満ちる月。己の魂は何と言っているか。その声が聴こえたならば、まずは丁寧に片付けを始めてまいりましょう。

月が欠けていくリズムに合わせて、少しずつ削いでいく。

やがて、月の姿がすっかりなくなったころ、今度は、太陽に自分の新しい姿を重ねて見ることになるのでしょう。

明日の射手座満月月蝕から21日の蟹座新月日蝕までの自分再生プロジェクト。

星の流れは、自分を望む世界への軌道に乗せるよう力を貸してくれます。

でも、そこに向かう決意と、手放す作業、軌道に乗るまでの工程は自分で行う必要があります。

智恵も肉体も同じ方向を向いてくれるように、慣らしていくのもまた楽しい作業のはず。

頭上で月が満ちています。

作業に取り掛かる前にいつもの満月の儀式を。

ここまでの道のりと十分に満ちた自分に最大の敬意と感謝を捧げます。

そして、もう、今の自分に必要のないものは手放していきます。


今日の自分再生プロジェクト

ここまで来た道のりを振り返り、ここに到達した自分に思いつく限りの賞賛の言葉をかける。

今、持っているもの全てに感謝して、もう今の自分には必要のないものを手放していく。


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