舞台「魔法使いの嫁」

東京公演、大阪公演 無事に終演致しました。

お客様、関係者の皆様、本当にありがとうございました。

いつだって変わらないですが
今年は特に1人も欠けずに舞台やライブが無事に終演出来る事の重みを感じます。

前回に引き続き今回も振付師として関わらせていただきました。

音楽に合わせて動きを作ったのは2箇所
あとは全て台詞に合わせてだったり
練習しなきゃ絶対に出来ない「間」で動いておりました。

改めて自分の台本のメモを見ても相当数の緻密なキューが有り、お稽古もなかなかのハイスピードでお渡ししていたので役者の皆様の凄さを改めて感じました。

本当に凄い!感謝でございます。

魔法使いの嫁は原作を見てもそうなんですが
シーンの進み方がとてもとても繊細です。

絵やアニメーションで成立してた事を
人間がどうやって表現するのか
原作の解釈を崩さずどう動きで斬り込んで行くのか

と言うのが最大の課題でした。

人間は自力で空飛べませんし、妖精サイズにスモール化も出来ないし、えいやぁ!と魔法も出せません、念力でパネルも動かせません
フェードインやフェードアウトも出来ません
液状化も出来ません

演出家と演出助手の方に相談に相談を重ね、シーンを作って行きました。
未熟者なのでたくさん助けていただきました。涙

SNSでの感想を拝見すると好評でとても嬉しかったです!

抽象的なシーンを作るのは勿論頭を抱えることもありますが、やはり楽しいですね。

今回、役者・照明・音響・映像・演出部・振付の全セクションが完全に息が合わせないと出来上がらないシーンが1つあったのですが

板の上に乗った時はマンパワーの凄さ
舞台って本当に素敵だなと感動しました。

表方 裏方 と言う言葉がありますが
私は関わる方は全員役者だと思っています。
お客様の目に全て映るわけですから。

個人的な考えですが 爆

公演をするのがとても大変な状況ではありますが、大好きな舞台が衰退しませんように。

今回この公演に関われて本当に幸せでした。
ありがとうございました!!


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