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意味のあることを継続したほうがいいのはわかってるけど

どんな文章であれば、書く意味があって、
どんな絵であれば、書く意味があるんだろうかと思うことがある。

昔はそういう自分の何気ない行動のひとつひとつにいちいち意味なんて考えたりしなかったのに、なんか今は心のどこかで「意味のあることを継続したほうがいい、しなきゃいけない」というような価値観を持ってしまっているような気がする。

日本の緊急事態宣言/外出自粛期間と私のモラトリアム期間ががっつりかぶってしまい、なんかこの4ヶ月間はもうとにかく毎日ほとんど家にいるしかなかった。

自分では「まーいっか」くらいに捉えているつもりだったけど、それでもそれなりにストレスはあったんだろうなと今振り返って思う。むしろ、あるはずのストレスを、無理して「今の生活にストレスはない」と信じ込まなくてよかったのに、くらいに思う。

ビジネスをされている方は経済的な大打撃を受けて本当に苦しい思いをしている人も多いだろう。
会社勤めの方も、ボーナスがカットになったという話も聞く。
このコロナ渦と転職が重なってリモートワークが大変だった方もいる。
めちゃくちゃ忙しくなった病院で頑張って仕事してくれてる方もいる。
家族の立ち合い禁止でひとりで出産を頑張った方もいる。

みんなそれぞれ本当に大変なことがあって、それぞれのストレスと向き合いながら毎日頑張って生きてるんだろう。

状況は自分一人の力で変えられないけど、ものごとを「どう捉えるか」「どう気持ちを整えるか」っていう、精神の宇宙の中だけは唯一自分次第でどうにでもなるものだ。

それをわかっていたとしても思い通りの方向に舵をきれないことも多い。それもわかる。

精神の宇宙の中では、文字通り自由に上でも下でもどこにでも"飛んで"いけるから、気付いたらすごく深い闇のところまで来てしまう危険性は誰でにでもあるんだろう。

三浦春馬さんのこともそうだし、SNSで見ている人、身近な人でも、精神的にまいっている人の話を聞いたりすると心が痛くなる。私にとっても、決して人ごとではないはず。

もっと誰かにとって有益な情報発信をできたらいいし、したいなと思っているけど、全然できないし、全然頑張れない。私は何なら頑張れるのだろうか?とよく考える。考えたところで、答えが突然降ってきたりはしないけど。

たぶん、誰しも、何事も、手探りでやるしかないんだろう。

「あなたはこれをこんな風に継続的に頑張れば、何年目から成功の道が開けてきますよ」という答えを教えてくれる占いはない。

継続できる人が勝つ、それもよく言われることだ。

何であれば継続できる、いや、継続したいんだろうか。

なんでもそれなりにうまくできちゃう要領のいいタイプの人は「これしかない!」って思えるものに出会うのが難しいんじゃないかなと思うこともあるけど、その中でも優秀な人は多方面で活躍できるわけだから、興味の幅が広いこと自体は決して人間にとってデメリットではないんだろうね。


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