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世間さま を味方につける文章

世間の評価なんて気にしないで堂々と選択させる文章

人は世間を気にします。でも不思議なもので世間一般の中に入るのは嫌がるのです。

例えば、魅力的な女性に「あの映画どうだったの」と聞かれたシーンを想像してください。

あなたはこんなふうに言ってみたくなりませんか。

「世間一般ではかなり評価が高かったけど、あんまり大したことなかったよ」

当然この言葉を期待しているわけです。

「へええ、どこがそう思うの?」

自分の審美眼を売り込むチャンスですね!(^o^)

本日のみこちゃん文章術のテーマは「世間」です。

世間一般を使った文章の一具体例

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世間一般という言葉は皆さんもよく使われると思いますので、イメージしやすいと思います。

【文例】
世間一般では、内向的な人はプレゼンテーションが下手というのは定説になっています。ところがそんなことはありませんでした。私自身が内向的な人間でしたが、今ではプレゼンテーションの達人と言われています。

骨格を取り出すとこうなりますね。

世間一般では、〇〇というのは定説になっています。ところがそんなことはありませんでした。私自身〇〇今ではプレゼンテーションの達人と言われています。

世間一般を使った文章の一般法則

このパターンは何にでも応用が効きます。例えば冒頭の女性との会話の例に使ってみましょう。

これをモテ男くんに語ってもらいましょう。

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「そりゃ世間一般では、ルキーノ・ヴィスコンティの映画がすごいというのは定説になっているさ。ところがそんなのは映画を知らないやつが言う言葉だ。俺自身がこの目で映画を見たけど、今では完全に過去のカビの生えたレジェンドだね。」

このあと、女の子の目に☆が宿って「すごいわ、もっと教えて 💖」となったかどうかは知りません。しかし、「世間一般」という言葉の使い方としては合格点と言えましょう。

世間を味方にすることの意義

この言い方は他の言葉ではだめなのです。


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