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みこちゃんねる秘密基地公開シリーズ②なぜ初心者に毛が生えた程度なのにPremiere使うのか

それでは、前回の続きでござる。
(^~^)

簡易的な動画作成ソフトを使わずに、王道であるPowerDirectorを使った理由は昨日の記事で書きました。

あまりにも簡単にしすぎた動画編集ソフトだと、その世界で終わってしまって、ソフトウェアの限界が自分の限界とイコールになってしまい、かつ、初心者向け独自仕様のためにAdobe Premiere Proなどへの自分に蓄積された資産の引き継ぎができないからです。

ちょっと補足しますと。要するに簡単お手軽、誰でもすぐ作れる動画ソフト、っていうのに満足してしまうと、井の中の蛙大海を知らずになっちゃうからです。

例えば、自動テロップ入れ、グラフィックタイトル、キーフレーム、マスクによる特殊効果、パソコン画面キャプチャ連動ナレーション、音声雑音除去最適化、人間の声のトーン調整、画質自動補正……挙げればキリがないのですが、こういう機能がPowerDirectorだとAdobe Premiere Proほどではないけどほとんど入っている。

ところが、パワポ動画や(実はパワポでYouTubeの画像作れるんですよ)、Canva動画、ZOOMの録画・録音などにはこうした機能が入っていない。

つまり、それらのソフトや、多くのお手軽動画専用ソフトを使うと、そうした機能がまったくない、もしくは、そのソフトの中だけで通用するお手軽な思想で設計されているので、いったんそのソフトを卒業して、もっとすごいソフトを使ってみようと思っても、また一から勉強しないといけないからです。

これは、トータルで考えた場合非常に時間がもったいない。

ではなぜ、Adobe Premiere Proなのか

この「おのれ!スキップしたなー!」というのは、口は悪いのですが、けっこう切実な問題で悩みました。

その時の動画視聴維持率がこんなだったんですよ。

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視聴率が落ちっぱなしではなくて、復活しながら落ちている。このときの動画は、テロップ(しゃべった声の文字化がテロップ)入れてなくて、イメージ画像だけだったんですが、ひとつのイメージ画像が長かったり、イメージ画像が入っていないところが飛ばして早送りされて視聴されていました。

そこで、でてくるのが、知識系動画ではテロップで途切れなく中身を言語的に認識してもらうことが必須である、という結論です。

テレビでもお笑い番組などで、テロップでボケたところを強調したりしますが、あれは笑いの効果をさらに高める演出に過ぎませんよね。

ところが、書評動画などでは、もともととが文字の集積体である書籍を解説しているのですから、文字が主役と言ってもいいのです。

文字で確認できないものは一段価値が下がっていると言ってもよいのではないか、そう思いました。

そうすると、中田敦彦YouTube大学が、冒頭にホワイトボードに要点を言語化しているのは非常に理にかなっているわけです。

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中田さんの場合、喋りのプロなので、テロップはいらずこれだけでいいのですが、喋りのプロでない場合には全編にテロップを入れた方がいい。そう考えて実験した結果とたんに視聴維持率が急上昇しました。

やはり、素人が知識系動画をやるにはテロップが必要。

というわけで、Adobe Premiere Proになった

そこで結論部分にやってくるのであります。

先程書いた……

自動テロップ入れ、グラフィックタイトル、キーフレーム、マスクによる特殊効果、パソコン画面キャプチャ連動ナレーション、音声雑音除去最適化、人間の声のトーン調整、画質自動補正……

PowerDirectorは、この中のあるひとつの機能以外は全部入っているのです。

しかし!自動テロップ入れ!

これが、PowerDirectorにはない(゚0゚)。

手動で全部やらなくてはいけない。

これだとテロップ入れだけで2-3時間くらいかかります。

専業YouTuberでないみこちゃんは、この時点でもうアウト。

Adobe Premiere Pro一択となりました。

そこで、現在は1ヶ月ノウハウを蓄積したPowerDirectorから、自分の秘密基地のベース(Baseのベース、和製英語……(笑))をコツコツとAdobe Premiere Proに移しています。

ちょうど、一ヶ月経ってある程度の成果も出たので、いったんペースダウンで休憩をはさみつつ、秘密基地をよりパワーアップしているというわけですね。

教訓 YouTuberになるには焦りは禁物で王道をいくのがいいと思う

これまでの1ヶ月を振り返って、ドタバタしながらも、ゆっくりではありながら王道の悩みを経験してきたと思います。

視聴率や登録者数などに一喜一憂せず、また、毎日投稿にこだわって室の低いものをアップすることもありませんでした。もちろん今の視点でみると、あきらかに質が悪いのが初期に集中しているのですが、あのときはそれがベストだった。

つまり、一作一作、悪いところを徹底的に検証し、同じレベルの動画は一回たりとも公開しなかった。ありさんの歩みではありますが、常に昨日の動画を否定してやってきたわけです。

その結果、YouTuberとしての道のりはまだまだひよこですが、必然的王道的理由でAdobe Premiere Proが必要になった。かっこいいから、すごい人がみんな使っているから、という理由でAdobe Premiere Proは絶対使わないと心に決めていましたので。

これは、動画道の歩み方としてとても良いことなのではないか、と思いました。

そのように、やや自己満足的にではありますが、道具については総括してみました。

次回は、膨大な作業を要求される動画づくりに、どうやって時間を捻出したとか、そういう話を書いてみたいと主ます。

では!

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