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場所法記憶術の本紹介

 昨日の記事はとてもたくさん読んでいただいたみたいです!
(^▽^)アリガトウゴザイマス!

 記憶術はなんか怪しい……でも手に入れたい、その真相は!?というのは普段みんな考えているのではないでしょうか。

 デタラメ脳科学(者)は容赦なくメッタ斬るみこちゃんですが、このnoteをずっと読んでいただいている方はそうばかりでないことはご存知だと思います。

 まず、速読は脳科学的にできない、とされていますがそれは違います。できますよ、正しく、しかも脳科学的にも正しくです。

 そして、記憶術に関してもみこちゃんは、正しい方法を取れば驚異的な(分かりやすく言えば人から「天才なの!?」(゚0゚)と言われるレベルで)可能だと思っています。

 でも、ちょ~怪しい記憶術の本もたくさん売ってますので、注意が必要。

 本日は、信頼できる記憶術の本をご紹介します。

 この本は昨日ご紹介した「場所記憶法」(場所法)について詳しく書かれている本です。

 ちょっと引用してみましょう。

ストーリー法を使うと、10個くらいの単語を順番通りに覚えられるようになります。それに対して場所法は、もっと多くのものを順番通りに覚えるときに使います。20くらいの単語や数字の順番であれば、使いはじめてすぐ覚えられるようになります。使いこなせるようになれば100でも200でも覚えることが可能で、基本的に上限はありません。

具体的な応用先は、長めの買い物リストやTo Doリストの暗記、クレジットカードの番号を覚えたり、単語帳代わりに使ったりと、色々なことができます。汎用性に非常に優れた記憶術なのです。

上記第4章「世界最強記憶術 場所法」より

 いろんなハウツー本に騙されてきた人は、この時点で問答無用で「あやしい!」というかもしれませんね。

 みこちゃんが文部科学大臣であれば、これは公立小学校一年生の必修科目にします。一過性のものではなく(神童は成人すれば凡人の譬えではなく)、将来的にそれをベースにして本格的な受験勉強をして一流大学に入ったり、学問的な本を読んだりにも発展させることができます。

 小さい頃からこのクセをつけておけば人生どれだけ得するかわかりません。もちろんおとなになってからでも簡単に身につけられますので、仕事のパフォーマンスなどは爆上がりです。

 さて、実際どうやるか、エッセンスのところだけ抜粋します。詳しくは本を読んでみてください。買う価値はあると思います。

 昨日は玄関の洗濯ばさみの例でした。

 やってみましたか?やってみた方は、すでにその驚異的な効果に驚いたと思います。

 本日は、ワンルームマンションの自分の部屋です。

『世界最強記憶術 場所法』第4章より

 自分のワンルームマンションの部屋、もしくは昨日訪れた彼女の部屋でもいいです。とにかく空想ではなく、実際に自分が思い浮かべられる質感の感じられる部屋にしてください。

 これを今度は時間化します。

 自分が家に帰ってきてすぐにやるストーリーでもいいですし、朝起きたときでもOK、コーヒーを入れようと思い立ってそれを実際入れてソファに座ってテレビをつけるとかの順番でもいいです。

 思いつかない人は時計回りに思い浮かべてください(本書ではこれを例にしていました)。


時計回りにしました(空間の時間化と言えます)

 次に、なんでもいいです(この何でもいいというのが、まさに、この記憶術の驚異的なところです)から、単語を10個思い浮かべて書き出してください。

 本書の例はこれです。

何の関連性もありません(意味記憶的、ストーリー記憶的ではない)

 次にやることは「妄想」です。

1番目のものが1プレイス目に置いてある妄想をする、2番目のものが2プレイス目に置いてある妄想をする……ということを繰り返し、10番目のものが10プレイス目に置いてある妄想をするまで続けます。
やり方自体はとても簡単ですが、その置き方、妄想の仕方が非常に奥深く、より記憶に残りやすくするテクニックがあるので併せて説明していきます。
そもそも、「ある単語がプレイスに置いてある妄想」とはどういうものなのでしょうか? それは、単語を具体的な3次元のイメージに変換し、その単語が対応するプレイスに存在すると妄想することです。イメージに変換するというのが極めて重要で、単語を単語のまま、つまり、文字情報として扱ってはいけません。

 こんな感じです……。以下、みこちゃんの創作。ここからは創作で良いのです。リアルな部屋で、創作(妄想)してください。

 学校から帰宅して玄関に入ったら弟が出しっぱなしだったボールで転びそうになって、一瞬イラッとした。

 気を取り直して洗面台で手洗いをした時にナップザックの中の数学の教科書のことを思い出してよかった。宿題が大量にあったのだった。

 腹が減ったので数学の宿題をやる前にキッチンで食べ物を探そうとしたら、床からが出ていて足に刺さって飛び上がった。

 慌てて冷蔵庫からを取り出して勉強は後回しにしてひとまず足を冷やすためにテレビでも付けて休もうと思った。

 ……こんな感じです。

 これができたら妄想の中で3周してみてください。

 次はステップ2です。

ステップ2は、「プレイスを順番にたどり、覚えたものを取り出す」という「想起」のステップです。
やり方はとても簡単で、覚えるために使ったルートを1プレイス目から順番にイメージして、そこにある単語を答えるというものです。やってみましょう。

上掲書より引用

 いかがですか。

 ボール⇒教科書⇒釘⇒氷……

 が何の苦もなく浮かんできたはずです。

 もし、ワンルームマンションのことを考えずにこれをそのまま暗記したらどうでしょうか。


そのまま覚えようとしても絶対に無理!

 覚えられませんよね。

 これが、場所記憶法です。

 今日本語でやりましたが、これをもちろん英単語でもやれますよね。

 そういう本もあります。

 これも「場所記憶法」を使っており、おすすめの本です。

 場所記憶法なら一日100単語くらい軽く覚えられますので、3ヶ月で10000単語覚えられます。

 ちなみにTOEIC合格で必要な単語数はこんな感じです。

【〜400】約3000語・中学卒業レベルの単語数
【〜600】約5000語・高校卒業レベルの単語数
【〜700】約7000語・難関大学入試レベルの単語数
【〜800】約8000語・大学中級レベルの単語数
【〜900】約13000語・大学上級レベルの単語数
【900〜】約15000語・大学卒業レベルの単語数

TOEICで必要な単語数をスコア別に解説。効率的な暗記方法や覚えるコツも紹介

 英検ではこんな感じ。

1級 14400語
準1級 8900語
2級 5100語
準2級 3000語
3級 1650語
4級 1100語
5級 600語

英検1~5級の語彙数、英単語レベルの比較

 大学受験はこうだそうです。

共通テスト 4000語
私立難関校 5000語
国公立難関校 6000語

【大学受験英単語】必要な単語数からおすすめの勉強法まで徹底解説

 試験はもちろん単語だけじゃないですが、ボキャブラリーで苦しんでいる人は、この場所記憶法を使えばとりあえずその部分はチョロいですね。

 ぜひ頑張ってみてください!
〜٩(ˊᗜˋ*)و

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