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ラニバ30thツアー @埼玉よもやま

★−1日目
幕張はわりと前半の完成形なような…余裕すら感じられる、とっても仕上がりのいいライブだったんだけど、1ヶ月インターバルを経てのさいたまは、そこから戻った…というよりもリスタート、新章として、荒いところもありつつまた進化している感じがして、今のラルクの状態のよさを、改めて感じられました。

収録があったのと、1ヶ月ぶりの照れ?はありつつ(やや絡み少なめでよそよそしい…厨二か!)、ライブ自体はとっても楽しかった!!!!
演奏は、ほんとにがっつり進化してたので、きっとそれぞれに練習してたんだろうな…と思うと愛しすぎます。

ドラムに関していうと、音的になのかセッティング的になのか、途中(MC休憩の時とか)、スタッフと相談したり自分で直したり(バスとかイスとか)してたんですが、後半はだいぶいい感じになってきたのか、セトリも相まって初日→2日目、前半→後半で、徐々に全力プレイになってきたような気がします。
ソロはいつものパターンちょい長め…だったけど、ラス前、ちょっと珍しいキックパターンを入れたフレーズを叩いてました。やや余力を残してる感じだったなー。
というか、そもそも今日は全体的にわりと力が抜けてたというか、軽やかに叩いていた一方、何曲か、グッとフレーズに力が入ってた曲もありつつ…すごくエモーショナルさを感じて、心がガクガクしてたよ、わたし笑
特にマイハも「あなた」も、ハミングのところのドラムの落とし方がほんっとに優しいんですよね。マイハは秦野さんのkeyもますますハミングしやすいアレンジになってて、涙、涙なのですが、「あなた」のライドは、囁くような、包み込むような…すぐ隣にyukihiroさんがいてくれるような感覚があって、あの音だけで泣いてしまうし、最初に書いたように、今日は全体的にPAがイマイチな瞬間が何度かあったんだけど、ギターの音はとてもよかった。マイハの前ソロは、今ツアーNo. 1だったかも。

そして、初日は角度がよかったせいもあって、花葬のときの、右後方のシンバル群を叩くときのノールックフォームも激アツすぎました。
両手開いてのシンバル振り抜きフォームが神すぎることはたぶん数回書いてますが、ほんとに無駄な力を入れずに、ストロークのアップダウンの幅だけで強弱つけているのが、本当に叩き方として美しいのです…。今回は特にスティックのアップの速さや振り抜き方の角度も絶妙で、セットの鳴りがすごくいいんですよね。前に書いたけど、これまでのデッドな音質から、かなり倍音含めての「鳴り」を意識してる気がして、だから、この大きさの会場でも生音が聞こえるし、近ければ空気の振動も伝わってくる。前よりもっと。

そしてそれは、今のけんちゃんやてちの音、はいちゃんの声との相乗効果も抜群で、これがMMXX以来の恐ろしいまでのバンドの進化、アレンジの変化だけじゃない、化学反応のひとつというか、何百回聞いた曲でも、また新鮮にカッコよく聴こえるポイントだと思ってます。やっぱりライブバンドなんだよね。

しかも、初日のゆきひろさんはほんとにご機嫌さんだったのです。
Forever、やっぱり予定通り2回目で演奏する流れに戻ったの見て、安心して再度腕組んでウェーブを見守ってたのですが、そこでAブロの民を掌でクイックイッて挑発したり、MCで爆笑してたり。
去り際はいつも通り、三方にぴょこんって頭下げて、真後ろ向いてお腹あたりで軽く手を一振りしてから、軽くw貴族お辞儀→下りながら、また手を振ってくれて、そのあとスタッフにサムズアップ&グータッチ! 段に上がる時、階段使わないで、ひと足であがるのが、すごい好きなんだよねー。足の長さ(身長にしてはw)とともに、柔軟さと力強さ…つまり柔らかい筋肉感が垣間見えて、グッとくるのです。

そして、はいちゃんがインスタライブでいじけてましたが笑、わたし、今日はわりと?はいちゃんの声が心地よくて、すごくふわーってしてました。双眼鏡率、いつもより低かったと思う。それというのも、1ヶ月ぶりだったのに、久々に音だけでゆきひろさんが「見える」ようになってきてたからです…ツアーって偉大。


★−2日目
せっかくFlowerのイントロ、ドラムの真上から映してくれるというナイス!なアングルだったのに、今日は出来がイマイチだったという…😅
MCで後ろに外れる時、バスドラのとこ、なんか直してたみたいだったから、ちょっとキックの座りが悪かったのかなー。
でも、ラストのソロは昨日よりがっつり気合い入ってて、立ち上がったときちょっとだけふらっとしてました(…けど、すぐ立ち直ったので、大丈夫です)。
最後のおじぎも、やってたことは昨日と同じ感じだったけど、ちょっと長めだった気がします。

Blurryをやってくれて(サラッと書いてますが、かなり腰抜かしましたよ。相方との思い出の曲❤️)、そこからGLMW、あなた…の流れが最高すぎたのですが、Blurryのブレイクハモリのとき、はいちゃんがてっちゃんの肩抱こうとして、あっ!ってなって、肋骨に響かないように逆に回った結果、バタバタになって、音外したまま戻れなくて、2人で苦笑いしてたのがあまりにも尊く、かわいかった…さらに、そのせいで演奏戻るのもバタバタになり、完全にあとの2人がもらい事故だったのも、愛おしかった…

とにかく今日のゆきひろさんは、静も動もあり、柔も硬もあり…とにかく最高 OF 最高だったのです…(しかしGLMWは早かった…😅)
何度も曲終わりに頷いてて、メンバーとしめるやつはしっかり目線合わせてて😭

このツアーは花葬が優勝なんですが、この曲は特にフレーズの切れないアレンジなので(yukihiro先生の真骨頂!虹とかwinter fallとかネオユニとかスノドロとか…)、美しさ増し増しなんですよね!
今回はライティングもいいので、ますます妖艶で…。
とにかく上半身の体幹が、あの美しさ(とブレなさ)のすべてなのですが、そこから手元、腕、上半身、下半身のバランスがとにかく最高なので、叩いている姿をほんっとに見飽きることがなく… あああ、あんな風に叩けるようになりたい!!! フレーズじゃなくて、フォームを!!! 絶対に無理だけど!!笑

そして、はいちゃんがForever前、下ネタぶり返したMCしたのち、「みんな誤解してるかもだけど、そもそもこーゆーバンドだからね」と言ったのに激しくうなずいた、マラカスライト最後の青組なのですが、そのマラカスクエスチョンの時ね、別に出会いはタイミングだから、なにより出会えたことが素晴らしくて、それがどれくらい長いかなんて大した問題じゃないんだけど、なんとなく最後、「インディーズの頃からの人!」と言われて、青ライト振った時、会場の皆さんが拍手してくれたの、ちょっと嬉しかったのです。

hydeが最後のMCで「こうやってみんなに会えることに感謝」って言ってたけど、そんなの私たちの方が500倍くらいありがとうって思ってる。コロナ禍で止まっちゃうところもたくさんあったのに、ラルクはそれぞれに動いて、いち早くできるだけ元の…「当たり前」の場を作ってくれて…。本当に感謝しかない。

あ!! あと、けんちゃんのカイロで盛っている!?…またはポケットに手を突っ込んで揉み揉みしている…wの件は、ギタリストあるあるで、指先を温めるのに、特に冬、広めの会場ではマストなことだそうです…(相方談)。
なので、あれだけはシモにとっていたhydeたちが悪い!笑

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