怪我当日からMRI診断まで
ヘッダーの画像は医療法人社団聖仁会白井聖仁会病院HP内の写真をお借りしています。
この記事では、怪我や痛みついての具体的な記録をしているので、そういった表現が苦手な方は読まないことをおすすめします。
怪我当日
怪我をしたのは10月31日の午後の練習中でした。
チーム内部での試合形式の練習をしている最中、私はオフェンスでオープンミートに走っていました。スローワーと私の狙っていた方向がずれ、マイナス方向にディスクが飛んできました。
(上の画像だと私は左に向かって走っていて、ディスクは右に飛んできた)
怪我をする直前、頭の中で
「左足に思いっきり乗り込んで、右方向へダイブすればキャッチできるかも」
と考えて、大きく左足を踏み込んだ瞬間でした。
「パチンッ」
と左膝から音がして激痛が走りました。
激痛の左足を抱え込むようにして右足で着地、そのまま地面に倒れ込んでしまいました。
その場でゲームは中断して、全員がすぐに応急処置の手助けをしてくれました。
2,3分は痛みで身動きが取れませんでした。
少し落ち着いてからチームの先輩であり理学療法士でもある先輩と、近くにいた早稲田の学生トレーナーの子に患部の触診をしてもらいました。
その間にC先輩がアイシング用の氷を買いに、コンビニまで自転車で爆走してくれました。
触診後、アイシングと圧迫をしている間に練習場所から1番近い病院に電話をしてもらい、診察とレントゲンの予約を取り付けてもらいました。
簡単に着替えをして、Y先輩に車で病院まで送ってもらうために河川敷のグランドから出るために、H大先輩に長い長い階段をおんぶして登ってもらいました。
グランドから車で20分くらいで着いた病院はそれほど混んでいなかったため、すぐにレントゲン撮影とそれをもとにした診察。骨には異常なし、前十字靱帯や半月板に損傷の恐れありとの結果でした。
レントゲン画像のCD?と次の病院へ渡す紹介状を貰いました。痛み止めの処方箋ももらっていましたが、気が動転していたのか帰りに薬局に寄るのを忘れてしまいました。
病院から自宅への帰りは、病院にも付き添ってくれた理学療法士の先輩が車で送ってくれました。
家についてからもアイシングと圧迫を繰り返しました。腫れはそれほどひどくありませんでしたが、夜は痛みであまり眠れませんでした。
MRI診断の日
怪我をした2日後の11月2日午前中、上述の先輩の勤務する病院でMRI撮影の後、診断を受けました。
病院までは1人で電車で、駅からはびっこをひいて歩いて向かいました。
触診と撮影した画像を見ながら、医師から「前十字靭帯断裂」と告げられました。ヘッダーの写真の右の膝の画像が今の私と同じ状態です。
診断時、手術に向けたリハビリをこの後すぐ開始すると言われました。
診断からリハビリまで待合室にいる間、チームメートや家族や友達に、報告のLINEをしました。
その時間、奥歯をぐっと噛んでも、左の拳をぎゅっと握っても涙が止まらなかったので、そのままリハビリ室に行きました。
いい加減泣いている場合じゃないと分かっていても、まだ涙が止まらなかったので、申し訳ないと思いつつそのままリハビリをやりました。
この時は「冷静に、冷静に」と心の中でずっと唱えながら、教えてもらった動きやケアをメモしながら30分程度のリハビリとアイシングをしました。
松葉杖をつきながら帰りの電車を待つホームと、電車と、駅からの帰り道は思い出したくないくらい、心臓がぐーっと締め付けられている感じでした。
この先の諦めなくてはいけないことを想像する、がっかりする、の繰り返しでした。
家に着いてから自分で買ったこのグミを見て、
「なにがハッピーじゃ、なんでこのクマは笑ってんだ」
と理不尽すぎる最低な気持ちになったので、記念に写真を撮っていたのを思い出しました。
次回: 手術を受ける病院で初めての診察
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