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中村一義


みんな知ってるかな?

中村一義。

うちの、なんてかな、特別なアーティスト。

hideちゃんから始まり、今では数えきれないほど好きなアーティストが増えてしまったけど、中村一義だけは少し違う。


きっかけは大学時代の連れがコアな音楽マニアで「この人、天才なんだわ」って言ってCD買ってたところ。

うちも買って、声のファルセットとか若過ぎる感受性がまだあったうちにはとても響く歌詞。

キラーチューンっていうのかな、世間がつかみのサビだけで勝負してるような時代に新鮮な歌だった。

カラオケで唄おうって思っても出るわけがない声。

あ、この人も水瓶座かって思うぐらい。

いつもないと困るわけではないけど、ないと困るアーティスト。

だからうちの中では特別なアーティスト。


100sになった時も、セブンスターとかキャノンボールで何回もリピートしたり。

一番これが好き!ってのが正直なくて、なんてかな中村一義の曲が好きって感じです。

ここにいる、とか、愛すべき天使たちとか癖のあるうちの頭の中を黙らせるには充分過ぎる曲たち。


ERAだっけな?

うちの大好きな朝本浩史さんとかキーボードで参加してる曲もあって、なんか最高だった。


意識してるわけではないけど、新譜がリリースされる度買ってきて、ふとした瞬間にコンスタンツに聴いてるアーティスト。


歌詞とかは、分かりやすくもあり、哲学的でもあり、すっごい好き。


100sが一旦終わってからソロに戻って、まぁ、全部のインストやってるからすごいよね。

ドラムもベースも。

で、今回の十。

完璧にミックスからほぼ中村一義が全部やってる。一年半かかったっていうインタビュー見て、1stアルバムの金字塔作ったら辞めようと思ったって書いてあって、、、

まぁ、なんとなく分かる気がした。

哲学的にそうなんだろうなって。


今回のアルバムは、なんだかな、素晴らしいよ。

かなりリアルな中村一義って感じ。

この人はやっぱ天才だなって思う。充分過ぎるほどに。


何処かに見え隠れする破滅の美学があるような気がする。


歌詞は全然ポジティブなんだけどね、曲も。

ただ儚さを知ってる曲なんだな。


こうやって1997年に出会ったアーティストを2020年に聴けてる自由。


十。

✖️。

犯罪者もすやすや眠る素晴らしき世界かな。


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