FX初心者のためのFX用語集[これだけ見ればOK]
数ある記事から見つけて頂きありがとうございます。
副業で脱サラを目指す【ゆっけ】です。
今日はFX初心者向けにFXならではの用語について解説します。
ではライナップは以下の通りとなっていますので早速始めます。
FXの基本編
・証拠金
証拠金とはトレードをする上での資金。
要するに口座残高ですね。
初めは入金する必要があり、トレードの担保となる資金です。
また、証拠金の中には有効証拠金、必要証拠金、余剰証拠金などがあります。
一例と関係としては以下の通りです。
・取引単位(通貨、ロット)
FXでは取引単位として1万通貨や1ロットなどが使用されます。
国内FX業者では1ロット=1000通貨とし、最小取引単位は1ロットからとなっていることが多いです。
海外のFX業者では1ロット=100,000通貨とし、最小取引単位は0.01ロットからとなっていることが多いです。
この場合どちらも最少取引通貨数は同じですね。
・レバレッジ
FXでは自分の資金に対して倍率をかけて取引を行うことができます。
その倍率のことをレバレッジと呼び、実効レバレッジと最大レバレッジの2種類があります。
国内のFX業者であれば最大25倍となっています。
海外のFX業者であれば500倍や1000倍、無制限なんていうところもあります。
初心者で少額しか入金できないという場合には海外口座も検討してもいいかと思います。
また、高レバレッジの口座は一律に危険のような書き方があったりしますが、実効レバレッジは基本的にあるポジションを持っている時に結果的に決まるものです。
そして最大レバレッジは必要証拠金を計算する際に使用され、それぞれ以下の式により求めます。
取引の際、概ね資金1万円あたり1000通貨の取引を目安とすると国内、海外でレバレッジはほぼ変わりません。
そしてこの計算例を見てもわかるように、同じ取引をする場合もレバレッジにより必要となる資金がまったく異なってきます。
・ロスカット(強制ロスカット)
ロスカットはそもそもの意味は損切です。
損益の確定する注文です。
FXの界隈ではたまに強制ロスカットのことを単にロスカットということもあります。
強制ロスカットとは自分の資金に対してある一定の水準以上の損失が出た際に強制的に損切がされることです。
注意はその際に経済指標などにより急激に価格が変化した際、決済注文が殺到し遅延することがあります。それにより自分の資金以上の損失となり口座残高がマイナスとなる可能性があります。
・追証金
追証金は借金と思われがちですが正確には異なります。
強制ロスカットが行われる水準を下回った際に発生し、要するに最低限トレードに必要な資金の再入金です。
・スリッページ
約定力で自分が決済したい価格と実際に決済された価格の差で、注文から約定までのタイムラグにより発生します。
よくエントリー・決済がすべると表現されるのはこれのことを指します。
また、これがあることで指標などで急激に価格が変化した際に決済注文や強制ロスカットとなっても追いつかず実際に決済された価格では思わぬ損失や口座残高がマイナスとなることがあります。
・リクオート
平たく言えば約定拒否です。
スリッページと似ていますが、急激に価格が変化した際、決済したい価格の約定が拒否され、別の価格が提案されることです。
同じく指標などの急激な変化があった場合は注意です。
・ゼロカット(海外FX口座)
海外のFX業者の多くが採用しているシステムで強制ロスカットとなり口座残高がマイナスとなった場合もチャラにしてゼロになるというもので、借金が発生するということはありません。
海外のFX業者ではレバレッジが1000倍や無制限なんていうところもあるため必須ですね。
チャート・トレード編
・ロング、ショート
買いエントリー、売りエントリーのことです。
ロングは買いエントリー
ショートは売りエントリー
を指します。
・スプレッド
買値と売値の差です。
FXでは売値と買値に差があり実質売買手数料のような形となっています。
ですので買って瞬時に売り抜けたとしてもスプレッド分損をすることになります。
また、スプレッドはずっと一定ではなく、流動性が低い時間帯や指標など急激に価格が動いた際には広くなります。
時間帯については具体的には早朝などは市場参加者が少ないため広くなる傾向があります。
・スワップ
取引している両通貨間の金利差による調整分のことです。
少し分かりにくいためドル円を例に説明します。
ドル円の場合、ドルと円の金利差とな、2024年1月現在の政策金利は
ドル:5.5%、円:-0.1%
となっており、5.6%の差があります。
この差を調整するためにあるのがスワップです。
仮にロング(買いエントリー)をした際にはドル買いとなり、ドルの方が高金利のためプラスのスワップを得ることになります。
逆にショート(売りエントリー)をした際にはスワップを払う必要があります。
・ローソク足
チャート分析を行う際に非常に重要な構成要素で基本的にはラインチャートより詳細に分析が可能です。
ローソク足1本の中には始値、終値、高値、安値の情報が詰まっています。
そして時間軸が分かれており、1時間足や4時間足、日足などがありそれぞれその期間での情報が1本に集約されます。
また、ローソク足の形は始値と終値の間を実体、そこから高値・安値までをヒゲと言います。
・インジケータ
相場分析をより簡易にする分析ツールです。
トレンド系やオシレータ系などがあり、チャートのトレンドや価格変動の勢い、割高・割安などを視覚的に判断できます。
インジケータは視覚的に分かりやすく、なんとなく機能しているように見えますが、使用するインジケータの理解が乏しいまま使用するとエントリーや損切の根拠やトレンドの目線ががブレてしまいますので注意です。
使い道を限定し、上手に使えば役に立ちますが、エントリー・損切はこまめにチャートを確認し行う必要が出てきます。
私としては理解しないまま使用することはあまりおすすめしませんが、機能しているように見えるのがタチが悪いところです。
インジケータについては別記事でもう少し詳しく説明します。
・Bid、Ask
買値と売値のことです。
買値をBid、売値をAskと言います。
また、この価格の差をスプレッドと言います。
・pips
pipsは英語のpercentage in pointの頭文字pipの複数形です。
全ての通貨ペアに共通して用いられる為替レートの変化単位です。
左から5つ目の数字の変化が1pipです。
具体的にドル円とユーロドルで説明します。
ドル円の場合、レートが123.456とします。
この場合、5がpip単位です。
123.566と変化したら11pipsの上昇です。
同様にユーロドルの場合、1.23456とすると、同じく5がpip単位です。
1.23346と変化したら11pipsの下落です。
・指値注文、指値決済
指値とは価格を指定して注文を予約する注文方式のことです。
注文・決済とも現在のレートより安値で買う、より高値で売り注文の価格を指定することを言います。
・逆指値注文、逆指値決済
逆指値も指値の一種で価格を指定して注文を予約する注文方式です。
注文・決済とも現在のレートより高値での買い、より安値での売り注文の価格を指定することを言います。
・成行注文、成行決済
価格を指定せずその場のレートで注文・決済をする注文方式です。
1番一般的な注文方式です。
・EA
自動売買ツールのことで、MT4やMT5のシステム上で実行することが主です。
基本的には自作でない限り内部のロジックがブラックボックスなのであまり推奨はしません。数回やり直せる程度の資金がある場合には上手に活用することで利益を上げることは可能です。
ただしEAを使用する場合、破綻を前提に作られてることが多いため、初期入金額を決めてこまめに出金することをおすすめします。
今回の説明は以上です。
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ではまた次の記事も是非見てください。
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