ゲーム好き5歳児が学習ゲームにはまる

5歳児男子、マリオでゲームを習得する

8歳姉に続き、5歳児弟も任天堂DSのマリオですっかりゲームを習得した。
ゲームができない私にとっては、コントローラーでさくさくマリオを自由自在に動かせるなんて、うらやましい。
クリスマスには任天堂スイッチが家に導入され、スプラトゥーンもやるし今は星のカービィに夢中だ。

はじまりはたし算ゲーム

ゲームもやるが、前に算数のお勉強アプリを楽しんでいたのでたし算のアプリをiPadに入れてあげた。この算数忍者、軽快な音楽がずっと鳴っていていかにも楽しそうな感じがする。正解するとやった!感のある音が出るし、クリアするとカードがもらえる。5歳児は集めたカードを見てはうれしそうだ。
このアプリ、1日でハマっていた。
どんどん問題が増えて、なかなかクリアできずに悔しくてそれでも泣きじゃくりながら自分に怒りながら頑張ってクリアした。こんな姿は見たことがない。
1日ですっかり10までのたし算を両手で計算できるようになってしまった。

かけ算をやりたがる

このアプリはもともと小2姉のために入れたアプリだったが、これも5歳児はやりたがった。
1のだんがお気に入りで、ノリノリで1のだんをやっている。
だからと言って、かけ算をちゃんと覚える気はない。

漢字にも手をだす

5歳児、姉の漢字アプリまでやりはじめた。
ゲームなのに字の形や読み方まで学べるようにできている。海賊だから正解すると大砲が飛び出す。
読みがひとつできただけでこの達成感が得られるなんて、なんてよくできてるんだ学習アプリ!
一二三はばっちり覚えたらしい。

都道府県はノリノリ音楽で学ぶ

あの手この手でこどものやる気を煽り、どのアプリも優秀なのだがワケも分からず楽しいのがこの都道府県地図アプリ。
公文の地図ブロックを3歳ぐらいからやってるけど、何度やっても都道府県名は北海道しか覚えていない。
それはそうさ小さい子がすすんで県名を覚えるなんてどうかしてる。
ゆるーい県名キャラクターが出てきて、ノリノリ音楽とともに指定された県を順番に指でタッチしていく。あおもり~ふくしま~あおもり~、みたいな感じ。で、どんどん数が増えていく。1回間違うと容赦なくゲームが終わってしまう。
アプリでありがたいのは県名を読んでくれる、字が書いてある(漢字、ふりがな)、楽し気な音楽でテンションアップ、キャラクターが気を惹いてくれるので継続性がある。
これなら県の位置と名前もなんとなく覚えてくる、覚えざるをえない。

まとめ

こどもがどうやったら継続して学びつづけるのか、ゲーム界隈のノウハウ恐るべし。シーモア・パパートが『マインドストーム』で19世紀の運輸機関の進化、自動車や飛行機の発明は、馬車を綿密に研究することから生まれたのではない、というような話しをしていたが、教育の進化も教育界隈から発生するのではなくより密接に子どもの学習ではなく、もっとコアな興味や関心に近づいたゲーム界隈のほうが、近い位置にいるのかもしれない。
いろいろなものがメディア化している訳だし、教育もメディア化してくれていい。
音と見た目の分かりやすさとストーリー性と楽しさてんこもりのゲームに慣れ親しんだいまどきのこどもには、単調な講義型の授業はたいくつこの上ないものだろう。
カフェで音楽を流すように学びやすくなる学校BGMとか開発されないものだろうか。大人の空間ばかりが居心地よくなって、なんか申し訳ない気がしてきた。なんならteamLabさんが全国の学校を改造してインスピレーションを上げて周るとか!

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