まめこ🌳流山市

千葉県流山市に住んでいます。

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最近の記事

流山市立小学校のいじめ対応の現実⑨いじめの後遺症

昨夜、娘が泣きながら「いじめられている時、自分がいじめられてるって認めたくなかった。無視されても、たまたま聞こえなかったんだと自分に言い聞かせてた。」と話してくれました。 またフラッシュバックが起きたようです。 受け止める側も胸が詰まります。 1学期に親友だと思っていた友達から集団いじめにあい、2学期に転校。 7月中旬から9月下旬まで  ・いじめを思い出して突然泣き出す  ・不眠(入眠に時間がかかり、母親が手を繋いでいないと眠れない)  ・1人でいることを異常に怖がる と

    • 流山市いじめ対応の現実⑧加害者達のその後

      転校後も以前の小学校のお友達数人と時々遊んでいます(引っ越したわけではないので)。 複数の子が「やっぱりX(首謀者)にいじめられてたんだね。1学期、Xは私(俺)にも『私、◯◯(娘)のこと嫌いなんだよね』と言ってきてたよ」と教えてくれました(こちらから聞いたわけではありません)。 学校は限定的な調査で安易に「女子によくあるグループ内での諍いの延長」と結論づけましたが、Xは自分が操作できそうな、話にのってくれる人間を広く漁っていたわけです。 転校を選択して正解でした。 8月3

      • 流山市教育長に意見を送ってみた話

        1.教育長の交代 今年10月に流山市教育長の任期満了に伴う交代がありました。 これまでは市内校長歴任者が着任するのが通例でしたが、今回はそうではありません。 文科省勤務を経て2022年から流山市教育委員会に来られ、まだ40代と比較的保護者と世代が近い方です。 先週、流山市立小中学校の保護者に向けてメッセージが配信され、「教育委員会のスローガンは『挑戦』です。(中略)保護者の皆様からは是非、『批判』ではなく、『提案』をいただきつつ、より良い学校を目指していきたいと思います」

        • 流山市いじめ対応の現実⑦続・残念な学校の対応

          残念な学校の対応の続きです。 3.報告書の曖昧な記載 10月3日に調査結果報告書の説明を受けました。学校側の出席者は校長、教頭、主幹教諭、いじめ防止相談対策室の指導主事です。 報告書には、主犯Xが陰で娘をグループから孤立させる言動をする一方で、我が家に遊びにくる、食事を一緒に食べさせてほしいとねだるといった行動を続けており、その矛盾に娘が悩んだという重要な背景事情が記載されていませんでした。 それを指摘すると校長は「Xについて『相手の気持ちを理解できていなかった、行為の結

          流山市いじめ対応の現実⑥残念な学校対応

          私達が残念に感じた学校の対応を挙げます。 1.娘に寄り添ってもらえなかった 最も辛く悲しい思いをしたのがこれです。 いじめの発覚から転校までの間に、娘は二度、聴き取り等で学校を訪れました。しかし、校長は在席していたにもかかわらず、顔を見せることさえありませんでした。 学校は小規模な新設校で「チーム◯◯(学校名)」をスローガンに掲げています。娘も新しい学校を形作るため、上級生と協力して児童会活動に一生懸命取り組んでいました。不本意な形で離脱することになったチームメンバーに

          流山市いじめ対応の現実⑥残念な学校対応

          流山市いじめ対応の現実⑤首謀者の人物像

          「いじめを生んだ背景事情や児童生徒の人間関係にどのような問題があったか」 (ガイドラインより) 今回の報告書に最も足りない部分です。 加害者達はもちろん娘の人物像、背景もほとんどうかがえない内容になっています。 集団いじめの主犯Xは、昨年度から娘と同じクラスで仲良くしており、ほぼ毎週我が家に遊びに来ていましたので私もよく知っています。 今年度も、陰で娘をグループから孤立させるように動く一方で、何食わぬ顔でうちに出入りしていました。 明るくリーダーシップがあり運動が得意。

          流山市いじめ対応の現実⑤首謀者の人物像

          流山市いじめ対応の現実④調査方法

          私達が1番驚いたのが調査方法です。 被害児童が申し立てた内容を、 加害児童に聴き取りで確認し、 加害児童が認めた内容を事実認定する。 認めなかった内容は「確認できなかった」で終了。 皆さんはどう思いますか? このやり方でいじめの実態が明らかになりますか? 私は、明らかに公正性を欠き、客観的な事実確認が不足していると思いました。 学校に調査が不十分だ、せめて加害児童以外のグループメンバーにも聞いてほしいと訴えましたが、「これ以上の調査の必要性を感じない」との回答でした。

          流山市いじめ対応の現実④調査方法

          流山市いじめ対応の現実③調査組織

          いじめ重大事態と認定されると、いじめ防止対策推進法に基づき調査が行われます。 調査の目的は「対象児童の尊厳を保持するため、いじめにより対象児童が重大な被害を受けるに至った事実関係を可能な限り明らかにし、本事案に対処すること及び同種の事態の再発防止策を講ずること」です。 この調査については文部科学省から『いじめの重大事態の調査に関するガイドライン』が示されていますが、私達がこの存在を知ったのは報告書を受け取った後でした(学校を盲信して情報収集を怠ったことを後悔しています)。

          流山市いじめ対応の現実③調査組織

          いじめに関する法令・指針

          いじめに関連する法令やガイドライン、保護者の皆さんはどれくらいご存知ですか? いじめを学校に相談する際、事前に下記について目を通しておくことをお勧めします。 学校や教育委員会がこの通りに動いてくれるとは限らないからです。こういうものがあることすら教えてはくれません。 こちらから予め指摘しないと、事後では「申し出がなかった」「このやり方で了承されたと思った」と強弁されます。 また、「これはいじめかも」と思った段階から早めに記録をつけておくこと、証言してくれそうな子がいそうか

          いじめに関する法令・指針

          流山市いじめ対応の現実②現在までの経過

          現在までの経過です。 4月〜7月 集団いじめにあう 7月18日 いじめについて担任に電話連絡。 7月25日 個人面談で担任にいじめ防止基本方針に則った対応を依頼、転校も検討していると伝える。 7月29日 教頭、学年主任、担任による保護者ヒアリング。 7月30日 教頭、学年主任、担任による本人ヒアリング。 8月6日 教頭、学年主任、担任と保護者面談。 加害児童達に聴き取りを行い、いじめの事実が概ね確認できたとの報告。 転校については家庭で再度相談の上、19日に返事が

          流山市いじめ対応の現実②現在までの経過

          流山市いじめ対応の現実①

          『都心から一番近い森のまち』 『母になるなら流山市』 そんなキャッチコピーで子育て世代に人気の流山市に私達家族は住んでいます。 小4の娘が小学校でいじめにあいました。 学校が大好きで、勉強も友達と遊ぶのも大好き。 今年4月からは新設校で児童会活動も頑張っていましたが、泣く泣く転校を選択し『いじめ重大事態』に認定されました。 (現在は転校先で楽しく学校生活を送っています。) 私達は当初学校を信頼し、それを伝えてもいましたが、途中から対応を疑問に思うことが増え、最終的に見事

          流山市いじめ対応の現実①