見たもの読んだもの日記:「逃亡医F」ほか(#33)
ドラマ「逃亡医F」を見た。
成田凌さんが天才外科医をやるというのがまず良いし、指名手配犯になってしまい、逃亡するので、どんどん、むさくるしい風貌にはなっていくはずなのだけど、ぼさぼさとしていても、髭面になっても、ずっと成田凌さんなので、カッコいい。めちゃくちゃ声がよくて、挟み込まれるナレーションが最高の森七菜さんと、どうやったらあの清純な桜庭ななみさんの兄があんなワイルドな仕上がりになっているのか謎すぎる、松岡昌宏さん。狂いに狂っている安田顕さんが出てくるドラマ。
全力で逃げながら、天才なので、出会った人たちの命を、その場その場で救っていくというストーリーも割とずっとぶっ飛んでいるのだけど、外国人労働者たちが登場した第5話が好きだった。
中村蒼さん演じるモーと、藤木のシーンが本当に良い。信用とか信頼とかって、何によって築かれるものなんだろうということを考える。
松岡圭祐さんの「ミッキーマウスの憂鬱」を読んだ。
架空のテーマパークではなく、こんなにはっきりと《ディズニー》と言ってしまっていいの!?こんな、夢の世界の裏側はこんなに大変で大変で、壮絶で、みたいな話って、してしまってもいいの!?と驚く。《こっち側》の、どこまで本当なのか混乱するような世界の話。
「相葉◎×部」を見た。
普通に楽しい企画としてずっと見ていたけど、数あるメニューの中からたった1つを選んで当てるって、めちゃくちゃ難易度の高い企画だなと思う。今回は480種類もメニューのあるお店だったので、その中から1つを当てるなんてとんでもない難しさだった。
信子さんが、《これ絶対頼まないじゃん》《自分で作るのだるい》などという、なかなか強めな発言をされていたのに、嫌な雰囲気が無く、めっちゃ面白くて凄い。最後に正解した《肉団子のせナポリタン》にも、とても良いリアクションをされていて、素敵だった。
「あざとくて何が悪いの?」大倉忠義さんゲスト回を見た。
大倉忠義さんの口から、《自分がおじさんだと思うようにしてます。ちゃんと。『オジなのに』っていう子もいるわけじゃないですか。》という言葉が飛び出す衝撃。やはり、あざとくてでしか絶対に見られない姿と聞けない言葉があるな、と思う。思わせぶりな年下のVTRに《許せない》とぷりぷりしておられたけど、リアクションしながらワイプの中でにこにこしている大倉さんが可愛すぎて、絶対に「オジ」ではない、、綺麗すぎる、と思いながら見ていた。《結婚できない男》枠でいじり倒される大倉さんなんて、なかなか見られない。