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見たもの読んだもの日記:「逃亡医F」ほか(#33)

ドラマ「逃亡医F」を見た。

天才外科医・藤木圭介 そんな天才が、突然指名手配犯へと転落する 恋人殺しの濡れ衣を着せられーーー愛する人を殺した真犯人を突き止め、復讐するため金も地位も名前も捨てて決死の逃亡を図る ただ一つ捨てられなかった“医手一律”の精神を胸にーーー迫り来る追手 しかし逃亡の先々で医師の手を必要とする弱者の存在が その時、彼は動く ただ目の前の命を助けるためだけにーーー

イントロダクション

成田凌さんが天才外科医をやるというのがまず良いし、指名手配犯になってしまい、逃亡するので、どんどん、むさくるしい風貌にはなっていくはずなのだけど、ぼさぼさとしていても、髭面になっても、ずっと成田凌さんなので、カッコいい。めちゃくちゃ声がよくて、挟み込まれるナレーションが最高の森七菜さんと、どうやったらあの清純な桜庭ななみさんの兄があんなワイルドな仕上がりになっているのか謎すぎる、松岡昌宏さん。狂いに狂っている安田顕さんが出てくるドラマ。

全力で逃げながら、天才なので、出会った人たちの命を、その場その場で救っていくというストーリーも割とずっとぶっ飛んでいるのだけど、外国人労働者たちが登場した第5話が好きだった。

モー「迷惑は迷惑だ。でも、それは断る理由にはならない。世の中には、他人に迷惑をかけないと生きていけない人間がいる。今の、俺たちがそうだ。藤木も同じだ。人間同士が生きるために他人を頼ることを、日本では迷惑とは呼ばない。【モチツキモタル】というんだ。」
藤木「【持ちつ持たれつ】。持ちつ持たれつ。あ、意味は合ってます。」

第5話

中村蒼さん演じるモーと、藤木のシーンが本当に良い。信用とか信頼とかって、何によって築かれるものなんだろうということを考える。


松岡圭祐さんの「ミッキーマウスの憂鬱」を読んだ。

こっち側。それはつまり、夢から醒めきった人間たちの集まる世界。夢は見るものではなく、与えるものだと割りきることのできた人々の集う裏舞台。

架空のテーマパークではなく、こんなにはっきりと《ディズニー》と言ってしまっていいの!?こんな、夢の世界の裏側はこんなに大変で大変で、壮絶で、みたいな話って、してしまってもいいの!?と驚く。《こっち側》の、どこまで本当なのか混乱するような世界の話。


「相葉◎×部」を見た。

普通に楽しい企画としてずっと見ていたけど、数あるメニューの中からたった1つを選んで当てるって、めちゃくちゃ難易度の高い企画だなと思う。今回は480種類もメニューのあるお店だったので、その中から1つを当てるなんてとんでもない難しさだった。

信子さんが、《これ絶対頼まないじゃん》《自分で作るのだるい》などという、なかなか強めな発言をされていたのに、嫌な雰囲気が無く、めっちゃ面白くて凄い。最後に正解した《肉団子のせナポリタン》にも、とても良いリアクションをされていて、素敵だった。


「あざとくて何が悪いの?」大倉忠義さんゲスト回を見た。

大倉忠義さんの口から、《自分がおじさんだと思うようにしてます。ちゃんと。『オジなのに』っていう子もいるわけじゃないですか。》という言葉が飛び出す衝撃。やはり、あざとくてでしか絶対に見られない姿と聞けない言葉があるな、と思う。思わせぶりな年下のVTRに《許せない》とぷりぷりしておられたけど、リアクションしながらワイプの中でにこにこしている大倉さんが可愛すぎて、絶対に「オジ」ではない、、綺麗すぎる、と思いながら見ていた。《結婚できない男》枠でいじり倒される大倉さんなんて、なかなか見られない。



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