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水商売に向いてる人が持つ3つの資質①

こんにちは、美々です。

今回のトピックは水商売に向いている人について、3回に分けてお話しをしていきたいと思います。私自身、5年間色々なホステスを見てきましたか、大原則として、3つ持っておくと強いことを紹介しますね。是非ご覧下さい。

水商売に向いてる人が持つ3つの資質
パート.1 空気が読めること

接客業として、お店に来てくださったお客様によい時間を過ごしてもらうためには当たり前の様な気もしますが、空気を読むことはマストの能力です。
お酒を嗜みながら、ホステスとの会話を楽しみに来られているので、コミュニケーションを通じて、いい時間を提供するのが、私達の絶対的役割です。
例えばお客様との会話の際、「話したがりのお客様」場合には、お客様のお話を横取りしたりしないで全て聞いてから、話し出すことが非常に重要なポイントです。

途中で話を遮ったり、意見を述べたりするのはご法度です。話を聞きながら、どのようなリアクションをしようか考えながら、話を聞くのがプロの仕事だと考えています。受け身に聞きながらも、実は攻め手を考えているイメージです。
反対にお客様が「聞き役」の場合はお客様の引き出しを開けていくように話すことを心がけています。

例えば、以下場面ではこのように対応したりします。

素人ホステスの場合
お客様「最近、筋トレにハマってるんだよね。」
素人ホステス「そうなんですね。だからマッチョ なんですね。」
お客様様「そんなことないですよ.....」
プロホステスの場合
お客様「最近、筋トレにハマってるんだよね。」
やプロホステス「えぇ〜だからマッチョ なんですね。ジム行ってるんですか?それともパーソナルトレーナー付けてるんですか?」
お客様「パーソナルトレーナー付けでるんだけど、すごくスパルタでキツイんだけど、効果が凄いんだよね。」

といったように、質問を駆使してどんどん話を掘り下げていきながら、会話をしていくのがお客様と盛り上がるコツです。

基本中の基本ですが、掘り下げるためには、様々なジャンルのネタ収集や知識を日頃から得ておく必要がありますよね。中には静かに大人しく沈黙の時間を過ごしたいお客様もいるので、そこは様子を見ながら接客するとベストです。このさじ加減がホステスの技量となります。

(ひたすら自分の話をしていては、お客様が疲れてしまうので、スムーズなキャッチボールを念頭に。)
特に、大事なのは「話し上手、聞き上手」になること。様々なお客様がいる中で、どちらか一方が上手いだけじゃ、なかなかお客様の支持は得られません。

ここで、コミュニケーションにおいてクラブがキャバクラと決定的に違う点をお伝えします。キャバクラの場合、チームワークではなく個人プレー中心なので、自分がついているお客様だけに集中すれば問題ないのですが、
クラブはお席全体を見なきゃいけないので、
そこが大きな違いになると思います。

特に難しいのは、お客様が接待でクラブに来店されるときです。ビジネス上、お客様の重要な顧客をお連れになられるため、様々な視点からの注意が必要です。

まずは、お客様(接待をする側)のお顔を顧客側に立てるため、お食事先、女の子な組み合わせ、接待中のお客様の顔色を常に伺い、つまらなそうにしている場合には必ずフォローに入るなどの必要があります。
お客様、お客様の顧客が楽しんでこそ、お客様との信頼関係が生まれる瞬間でもあります。

また、最後のお会計のお気遣いも忘れずに。
お客様が領収書をどう欲しいか。
宛名の内容、日付の付け方等、お客様の求める領収書をどの様にお出しするかで、プロ意識の差が出てお客様に与える印象も変わってきます。

最後までお読みいただきありがとうございます。

次回は「お酒編」をお送りいたします!

美々


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