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オロホスの夢

こんにちは、あるいはこんばんわ
ゆきうさぎです。

今回はツノウサギの家というサークルの「オロホスの夢」という作品の感想や攻略の難所について語っていきます。

ネタバレその他要素を多分に含みます。
大丈夫な方もしくは既プレイの方のみ閲覧推奨


ゲームの概要

本ゲームはツノウサギの家の第一作目で
主人公の少年の夢をかなえるために屋敷を探索しながら謎を解いていく
ゲームです。
ある一定条件を達成するとハードモードが解放されます。
このハードモードではノーマルモードで到達できるエンディングの一つが変化します。
推奨する攻略順はノーマルモードの全4種→ハードモードのそのエンド
この順番です。
そもそも初見でハードモード解禁は実質不可能なので先にノーマルモードを
プレイするのがオススメ

感想/考察など

しっかりしたストーリー構成で、所々にちりばめられた資料や、キャラの発言から謎を拾っていくことで、オロホスの正体や屋敷の謎などに迫っていける探索ゲームの面白さと、一部の逃走要素がストーリーの一部として組み込まれていたりと、ただのゲームをやっているというよりは主人公になって物語に参加している感じがすごくよかった。
オロホスの正体がサリンが人の形になったガスの化身のような物って部分で腑に落ちることが多かったり、割と序盤に手に入る資料のかすれて読めなかった部分の本来の文面がそこから推察できたりと、最初の方に手に入れた情報がしっかり最後までつながっている部分はかなり良かった。
一緒に本当の虹を見に行こうって約束がかなえられなかった部分とか、主人公の夢の為に自分を犠牲にするただの自己犠牲じゃなくて、主人公にもらった夢をかなえたいからの行動って部分でジーンと来てしまった。
全員生存の大団円とかはなかったものの、そのおかげでストーリーとしてかなり完成されたものになっていて、そこも好きな部分。
最後に手に入るアイテムが冒頭の謎の部屋に入るための鍵で、最初に井戸の中に入ったときに落としてそのままにしていたのがそこでつながるか~ってなって一つ一つの行動や判断に意味があった部分には驚嘆した。

ハードモードの難所/攻略のヒント

おそらくみんなが詰まるのはハードモードの書斎での追いかけっこだと思います。
ノーマルモードと違い追跡者が1人から2人に増えており、あの狭いマップでうまくかわすのは難しいと思います。(暖炉側は袋小路ですし)
初動はまず南下しましょう。寄ってきます。
そのあとは相手2人をなるべく固めつつ扉を6~9回くらい調べると音が変化するのでそのタイミングで扉と反対側に進み瓶が割れたのを確認したらあとは時間を稼ぎましょう。
3回くらい調べたら追跡者を暖炉の方に誘導して急いで扉前に戻って調べるを繰り返すとうまくいく可能性があります。
なるべく相手から2マス以上離れたところを横切るとうまくいきやすいです。
そうこうしていると画面が暗転してストーリーが進みます。
是非参考にしてみてください。

その他に難所と呼べる部分はなく、追いかけっこも書斎と最後の施設脱出のみ
ラストの施設脱出も施設の構造をある程度把握できていれば迷うことはありません。
タブン(追跡者)の足もいうほど速くないので難なく脱出できます。
※おそらくおまけイベントなのでしょう。

終わりに

オロホスの夢はフリーゲームにしておくにはもったいないほど作りこまれた謎の配置とストーリーでとても面白い作品なのですべての人におすすめしたい作品です。
これを読んでまたやりたいと思った方、気になった方は是非プレイしていただきたいです。

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