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お酒をやめてみてどうですか?~嫁ゆっきぃ編~

藤山家嫁のゆっきぃです。

この夫婦ブログ、ずーーーっと放置しておりました。

私と亮一さんは2人でずっと一緒にいると、毎日たくさんお話しをします。

朝のコーヒーの時間、夜ご飯の時間、何気ないお昼間の時間。

いろんな場面で私たちはお話しをします。

時に「これ絶対有料版のお話しじゃね?」みたいな深い面白い話しがたくさん繰り広げられるんです。

何度も「これ夫婦ブログの題材によくない?」「わー!そうだねぇー!」という言葉のやり取りがあったのですが、その会話の中でもろもろ完結してしまい「いまさら書くってねぇ…」みたいになっていたここ数ヶ月です。

が。

やっぱり私はりょういちさんが書く文章が読みたいのでまたまた性懲りもなく書く気が起こり始めました。

残念でもあり、「そういうところ好き♡」なところでもあるのですが、りょういちさんは能動的に自らなにかをするということがあまりありません。

(全然ないわけではない。)

てことで、私から書き始めないと書いてくれないんですよ。

なのでまた私からスタートです。

よろしければお付き合いください。


タイトルにも書いてますが、私たち夫婦はここ1ヶ月くらいお酒を飲むことをやめています。

元々お酒を飲まない人にとっては「は?1か月飲まないなんて別にどうってことないじゃん。」と感じることでしょう。

しかーーし!

『お酒を飲む』ということが習慣化されている人にとっては1ヶ月飲まないで過ごすってなかなかのことなのです。

しかも私においては18歳くらいからずーーーーーっと飲み続けていたものですから(あ、内緒ですよ。内緒。もう時効ですよね。)、お酒を飲まない毎日なんて考えも及ばなかったわけです。

お酒のお陰でお仕事ができていた時期もあります。(接待とかね。)

しかもお酒にまつわるお仕事をしていた時期もありまして、ほんとに大好きな世界だったのです。

お酒とお酒の世界が好きすぎて(憧れすぎて)バーテンダーにもなりましたし、たっかいお酒を人のお金で飲むにはどうしたらいいか?と考えて高級クラブのホステスにもなりました。(ホステスさんになった理由はそれだけじゃないよ。他にも理由はあったんだよ。でもこの理由もほんとです。)

どうやら私はお酒が強い体質生まれたようで、20代30代前半はほんとに毎日浴びる程酒を飲んでおりました。

お酒の歴史や物語や製法などを知るのも大好きで、バーで一人で飲むのも大衆酒場で飲むのも、アテ(つまみのことね)とお酒の相性を考えて自分で作るのもワクワクして大好きでした。

ビール、日本酒、ワイン、焼酎、ジン、ラム、テキーラ、ウォッカ、ウイスキー、ブランデー。

さまざまなお酒を飲み、味わい、知り、その世界にどっぷり浸かるのが大好きでした。

その一方、私は長年摂食障害に苦しんでいたのですが、その苦しみをごまかすための手段として“お酒を飲む”という行為に走っていたものでした。

お酒の世界が好きで味が好きな一方、酔っぱらうことでいろんなことをごまかしていたのも事実でした。


りょういちさんと仲良くなったきっかけも『お酒』でした。

もともと私たちの関係はものすごく気の合う『飲み友達』からスタートしました。

(整体のお店の店長をりょういちさんがやっていたとき、私がスタッフとして配属されたのが始まりですが。仲良くなったきっかけは『酒』です。)

お店が終わった後、よく渋谷で待ち合わせて朝まで飲んでいたものです。

若かったなぁ。

よく飲んでよく喋ってよく食べていました。

あの時間は今思い出しても「ふふ」と笑ってしまうくらいすんごくいい時間で、これは忘れたくないなぁと思ってしまうほどです。

まぁそうはいってもどんどん忘れていくのですが。

そんな『めちゃくちゃ気の合う飲み友達』だったりょういちさんを心から好きになり、ラッキーなことに結婚したのですが…

よく考えてみてください。

大好きなめちゃくちゃ気の合う飲み友達が毎日帰るといるんですよ。

家にいるんですよ。

どうなると思います?

そりゃ毎晩飲み会になると思いません?

お付き合いしている時はお互い実家暮らし。

毎日会って飲んだりしゃべったりしたいのにままなりません。

それが!!

世の中公認で毎日一緒にいるんですよ!

お仕事から帰ったらそこに大好きな飲み友達がいるんですよ!

パラダーーーイス!!

そりゃもう毎日飲みますよね?!

毎日毎日朝方まで飲み、酔いつぶれて眠り、そして昼頃起きて仕事に行く…

そんな毎日をおくっていたのであります。(当時は2人とも整体のお店の店長をやっておりました。出勤が2人とも14時からだったんですよ。お仕事終了が23時←私と24時←りょういちさん。)

いやー飲んだ飲んだ。

毎日浮かれてて楽しかったなー。

その後私は2人子どもを産むのですが、妊娠期間中と授乳期はお酒をやめておりました。というか、ツワリが酷すぎて飲めなかったんですがね。

授乳期が明けてからはまた解禁。

夕飯時には必ずといっていいほどお酒が共にある毎日が続きました。

私は長年(18歳くらいから)ずーーーーーっとお酒がない夕飯というのを体験していないので

『夕飯=飲む』という図式が出来上がっていたんですね。

子どもができて、子どもの為に『いわゆる夕飯』を作るようにはなりましたが、それでもどこか「これでいいの?」みたいな変な感じだったのです。

が。

そんな私たちに変化が訪れます。

それは『老い』です。

未だにちょっと信じたくないのですが、あんなにしこたま飲めていたお酒がだんだんと飲めなくなってきたんです。

(りょういちさんはまだ全然飲めるようですが。いーなぁー(*´Д`))

お酒を飲んでいると『酒が酒をよぶ』みたいなモードに入る時がやってくるんです。

どんどん飲めちゃう!みたいな。

私はあのモードに入る時が好きだったのですが、ぜんぜんそのモードがやってこない…というかある時から酒を飲む手が止まるようになりました。

「の…飲めない…」「もういらない…」

そんな言葉が口から出そうになるのをグッとこらえる時が増えました。

そんな言葉を口にするなんて信じがたい私は「ぜったい言わない」とか思っていたものです。(アホやな。)

でもそんなことを言ってられないくらい明らかにぴたりとお酒を飲む手が止まるようになっていきました。

それにくわえ、飲んだ次の日の体調の悪さったらないんです

二日酔いの経験は死ぬほどあります。

何度「神様ごめんなさい。もう二度と飲みません。」と大嘘をついてきたことか。

でも酷い二日酔いでも夕方には復活していた私。

が。

がですよ。

次の日の夜になってもしんどい。

なんならその次の日の朝までしんどい。

これはもうあれだ…

もうあれだな…

と何度も認めようとしたんです。

でも認められない自分がいる。

「え?酒飲めないの?え??私、もう酒飲めないってうの?」

「うそうそうそ!そんなことないって!!」

「まーじゃあ量を減らしましょうかねー」

「ほら!このくらいなら全然飲めるってー!」

もう何度も何度もこうやってあがいていたわけです。

認めたくない。

私から酒をとりあげないでくれ!!

一緒に歩んできたあいつと私を引き離さないでくれ!!

たのむぅーーーー!!!

そんな心境。

でも身体はことごとく拒否をする。

酒を飲む→体調悪い→もう少しごまかして飲む→また体調悪い→もうすこーしだけごまかして飲む→寝込む

☝このサイクルを何度も繰り返しました。

ほんとに認めたくなかったんです。


この病的なまでに『認めたくない』と感じている私の心境はいったいなんなんだろう?とある日よーーく感じてみました。

こんなに体調悪くなるのにまた飲もうとするコレは一体なんだろう。

どうしてもやめたくないと思っているコレはなんだろう。

じっくりじっくり感じていくと、こんなことがわかりました。


『りょういちさんとお酒を飲みながら楽しく語り合う時間がなくなっちゃうのが怖い』

『りょういちさんがお酒を飲んだときに楽しそうにたくさんお話しする姿が見られなくなっちゃうの怖い』


なんということでしょうか。

私はりょういちさんとお酒を飲んでお話しする時間が唯一私たちを繋ぎとめているもののように感じていたんです。

りょういちさんはあまり感情を表に出す方ではありません。

自分からテンション高く何かを語りだす方ではありません。

そんなりょういちさんがお酒を飲んで気分が乗ってくるとすごく饒舌になったり、酔っぱらって楽しい姿を見せてくれるんです。

私はその時間がなくなってしまうのが怖くて怖くて仕方がなかったのでした。

お酒から始まった私たち。

一緒に旅に行ってもどこかに遊びに行っても、必ずそこには美味しいものと酒があった。

それ目当ての旅に行ったり遊びに行ったりしていたのです。(もちろんそれだけじゃないのですが。)

「私から酒をとらないで!」の思いは実は「私たちから酒をとらないで!」の思いだったと気づいたのです。


私はその思いをりょういちさんに淡々と話しました。

「怖かったんだよね。」と。

するとりょういちさんは冷静にこう答えました。


「あーあるよね。そういうの。」


たったこれだけ。

りょういちさんから「お酒がなくなったても俺たちは大丈夫だよ。」の言葉も「それは考えすぎだよ」も「不安にならなくても平気だよ」も何もなし。

心の中で「おいおい。上記にみたいな言葉すこしでもかけてくれてもいいだろう?おい。」とほんの少し思いながらも、そういうことを言わないところがりょういちさんだしそこが好きなんだよなぁ。としみじみ思ったものです。笑


まぁそんなこんなありまして、りょういちさんと二人でお酒をやめ始めて1か月ちょっと経ちました。

今までもちょこちょこ止めていたりしていたんです。

でもほんの1週間とかその間ビールは一本だけ飲んじゃうとか、そんなゆるーい感じだったんですね。

こんなにがっつり一滴も飲まずに過ごしているのは妊娠期授乳期以来はじめてのこと。

1ヶ月ちょいお酒をやめてみた私の体調的な変化はこんな感じ。☟

・眠りの質が良いと感じる。

・食欲がほどよく出てきた。(酒飲んでるときはまったく食欲がわかなかった。特に朝から夕方にかけて。)

・ご飯がうまい。

・たまに甘いものが食べたくなる。(もともと甘いもの苦手です。)

・好転反応が起こっているようで腎臓のあたりが痛い。

・肝機能がいい感じになってきているようで、排毒しているのかニキビみたいなデキモノがちょこちょこできては治っていっている。

・夕飯後に本が読めたり映画を観ることができてなんだか嬉しい。(酒飲んじゃうと眠くなってこれができなかった。)

・胃もたれしなくなった。

てことでなんだかいいことずくめなのです。

そして私が一番懸念していた『りょういちさんと心通わせる時間がなくなっちゃう』問題については…


私が勝手に怖がってただけでしたぁーーー!!


なんの問題もない。

ていうか別に酒飲んでも飲まなくてもなんも変わらなかったんだなぁと実感しました。

相変わらず仲良しだし、酒飲んでも飲まなくても私が勝手にりょういちさん好きー!好きーー!大好きーーー!!って言って喜んでるだけだっていうことに改めて気付いただけでした。とほほ。


このままとりあえず半年は飲まないでいたい。

はたして身体がどう変化するか、どんな実感があるのか、ちょっと確かめてみたいと思っている次第でございます。


さて。

りょういちさんはどんな思いがあってどんな変化があったのでしょうか?

ただ『酒やめてみた』ってだけのなんてことないお話しですが、よかったらお付き合いくださいませ。

りょういちさーーーん!

私はあなたの文章が読みたいのよぉーーー!!

よろしくーーー!

藤山家嫁ゆっきぃ 最愛の旦那さん亮一さんと最愛の娘(7歳)空さん、義理母きみ子さんの4人&愛猫2匹でめっちゃ幸せに暮らしている。亮一さんと私、双方から1つのテーマについてやりとり形式のブログを書き綴っていきます。 夫婦のこと、SEXのこと、子育て…亮一さんの面白い視点に注目!