刀剣乱舞の御手杵ってかわいいよね、という話

刀剣乱舞の御手杵って知ってます?御手杵自体はかつて実在した天下三名槍の一つなんですけれども、それの付喪神という設定のキャラクターです。知らん人はググッてくれ。ついでにゲームもインストールしておくといいよ。


このキャラクターへの感情が爆発して夜も眠れないので思う存分語ろうと思います。カンストして修行に出してしまったので御手杵をつついて愛でることも出来ず死にそう。まあ、私についての話はどうでもいいから御手杵についての話を聞いてくれ。


以下は基本的にオタクの早口として再生していただくのがよろしいかと。 

先ず、刀剣乱舞のキャラクター中においても一見地味に見えるその見た目。


周りのキャラの綺麗さや華美さが目立ち過ぎているだけで決して彼自身が地味ではないことによくよく気を付けなければならない。


確かに、確かに茶髪に茶色い瞳という表現をしてしまえば、どこにでもいるような青年に見えてしまうだろう。そんな君は一旦落ち着け。私も一旦落ち着いた方がいいかも知れない。それは分かっているが落ち着けないんだなあ。落ち着いていたらこんな文章が書けるか?いや、書けない。


御手杵単体を現世にひょこっと持ってきたとしたら、と想像してみるんだ。レッツイマジン。地味か?本当に地味か?……そんなわけ無いだろ!!!!!滅茶苦茶目立つわ!ものすごいスタイルの良い長身に、優しげな目元の、これまたものすごく整った顔。誰だよ御手杵を地味とか言った奴!!!私か???私だ!!!!悪かった!全然地味じゃない!カラーリングから考えられる目立たなさを素材の良さが完全に払拭している。カラーリング寧ろこれで良かったよ。キャラデザした人に感謝。御手杵を生み出してくれてありがとうございます。


次に、これもまた見た目の話になるんだけれども、服装についても。


最初見たときに抱く感想は多分、何かオラついた中学生か高校生の服装っぽいな、という。でもこれは顕現ボイス聞いた瞬間に、あ、この子全然オラついてないじゃん、と気付ける。どこにもオラついている要素がない。寧ろ、めっちゃ気さくで素直で温厚なお兄さん、といった感じ。それであの服装しているものだからちょっと抜けてるという印象が追加される。ずるい、ずるいよそのギャップは。


それなのに、いざ出陣するとなると、滅茶苦茶喜ぶから、あ、ただの優しいお兄さんじゃなくてちゃんと”刀剣男士”なんだな、武器なんだな、って再認識させられる訳ですよ。これは沼ですね。


そんなあなたは、出陣してからの誉でまた沼に落ちて心が尊さで死ぬことになります。これは予言ではなく確定的な未来です。おめでとうございます。


いや、でも、無理。(遺言)


俺が一番でいいのか?って何その儚いセリフ。謙虚とも何か違うと思うんですよ、あんなにやる気出して赴いた戦で、自分が役に立つことが出来た意外な驚きって感じですよね。ここの辺りの考察をするには御手杵の使われ方をもう少し調べてからでないと何とも言えないのでまた今度。


真剣必殺とか本丸のセリフから見えてくる、三名槍として肩身の狭さって悩みもかわいいですね。


御手杵の逸話、十分にすごいと思うし私はパットしないとは思わないけれども、そこ気にして頑張っちゃう御手杵、はい、かわいい。まあ、蜻蛉が切れた、とかそういう逸話と比べたらどちらかというと大人しめな逸話だから気にする気持ちは分からなくはない。雪降るのは、個人的に雪が好きなので、雪の中の御手杵というのも乙でいいと思います。趣あるよ……。


75年前の5/25、御手杵は東京大空襲で焼失しちゃったんですね。それに関連すると思われるセリフが以前はあったそうなんですけど、胸が苦しいですね。御手杵が過去に戻って自分が焼けてしまう歴史を改変したいとか思わないのかな、そうすれば今も道具として地域の人々に愛されていたのに、とか悔しい気持ちになるのは私が人間だからですかね。付喪神としての御手杵はどんな気持ちになるんだろう。悪夢の一つとして不安な気持ちを抱えたままあののんびりと明るい声で審神者に話しかけてくれる御手杵を想像するだけで私の心はしんどみと尊さでいっぱいになる……御手杵……。


極の御手杵は、まだ見た目しか知らないんですよね、丁度修行に出したばかりなので、手紙もまだ読んでいません。


見た目についてお話するとですね、大学デビューしたね……って感想を最初に抱きました。


今まで、Tシャツだけのオラついた格好だったのに、いや、それはそれで上述したように良い所の一つではありますよ?それがね、シャツにネックレスっていうめちゃめちゃお洒落に気を遣った格好になっている訳ですよ。


なにそれ!?!?!?!?


御手杵、そんなお洒落な格好出来たんだ……、いや、出来るよね、だって御手杵由緒正しいお家にいた訳だし、見る目はある筈だよね。軽装も髪型ちょっと変えてお洒落してるし……。結城紬かな?綺麗な深緑で御手杵に似合ってるよ……。


あ、書き忘れてたけれども、内番のセリフも好きなんですよ。

特に畑当番のセリフ。槍だから突くことしか出来ない、って言いながら結局うまいこと言いくるめられて畑耕しちゃって、槍とは何だろうって自問自答してるのすごくかわいいと思います。乗せられちゃう所に人柄の良さと抜けてる性格が表れていてとても良いセリフ。


セリフ繋がりで言えば、御手杵のボイスは全体的に間延びしてる感じの喋り方で、これもまたキャラクターの性格にぴったりとマッチしていて尊い以外の感情が失われた。ありがとう、ありがとう浜田賢二さん。あなたの演じる御手杵はとてもかわいいです。


斬ったり薙いだり出来ない、ってセリフの意味、これ御手杵の槍の形状を知らないとよく分からないですよね?私はよく分からなかったです。調べて始めて、ああ、この形状じゃ確かに斬ったり薙いだり出来ないわ……となりました。本当に刺すことに特化した形状なんですよ。一芸に秀でてる感じでとてもかわいい。不器用御手杵かわいい。


一番しんどいのは破壊ボイス(お守り忘れずにね!)。こうなる気はしてたってあれですか、空襲で焼失しちゃったトラウマ発動してます?悲しすぎる……。絶対破壊しないからもっと自分に自信持って……そんなに儚い存在にならないで……。


話はちょっと変わるけれど、セリフから分かる脇差しと仲が良いところも、ゲーム上の性能として実際脇差しと組ませてあげると真価を発揮するのもとてもアツい。とても格式のあるはずの三名槍が1本の御手杵が、自分よりもちっちゃい脇差しの少年達と和気あいあいと過ごしてるの設定的に平和ではないんだけれど、心がほっこりするあたたかい光景だよなあ、と。


ゲーム上の性能もまたかわいいポイントですね。御手杵の刀種はもちろん槍なんですけれども、敵の刀装っていう装備を無視して本体にダメージを与えられる特殊な攻撃範囲なんですよ。


この特殊な攻撃範囲故に、レベルが低いうちはなかなか敵にダメージを与えられず、弱そうに感じられます。 


所がね、槍は大器晩成型だったんですよ!レベルが上がるほどそのありがたみが感じられます。特に演練とかで統率の高い固い特上刀装を持った相手なんかにもうめちゃめちゃ真価を発揮してくれます。


レベルが低いうちは足を引っ張るから、隊長にして、かわいいね、かわいいねってレベリングしてたのが、レベルが高くなった途端に頼みの綱になる……。え、成長してガラリと雰囲気がかわいい系からかっこよくなって帰ってきた幼馴染やん……素敵過ぎんか???

刀剣乱舞って、ゲーム自体は旬ジャンルで供給が多すぎて考察しきれない!って悲鳴をあげている考察大好きおじさんもにっこりの驚きの供給の渋さなんで、考察おじさんは是非刀剣乱舞を始めて私に考察を聞かせてください。


メディアミックスはめちゃめちゃ力入れているので、舞台とかミュージカルが好きなオタクもゲームから入ればより楽しめるので是非ゲーム刀剣乱舞を始めてください。


そして御手杵をよろしくお願いします。


それでは、ありがとうけんらんぶ!

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