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ChatGPTでゲームを作ろう!

巷で話題の「ChatGPT-4o」あなたはもう使ってみましたか?

使い方は無限大。単なる情報収集ツールとしても、少し前の「ChatGPT-3.5」と比べて格段に進歩しています。

そして個人的な意見を言えば、この ChatGPT が最も絶大な威力を発揮するのは「プログラミング」です

「python でこのような分析をするためのコードを書いてください」などと言えば、たちどころにそのコードを書きあげてくれます。

また HTML によるウェブデザインなども思うがままです。

仕事にプライベートに、大いに役立つツールであることは疑いようがないでしょう。

しかし、そこではたと思い当たりました。

「もしかすると、これを使えばゲーム制作もできるのではないか?」

試しに作れそうなゲームのアイデアをいくつか出させ、そのうちの一つについて、詳細なコードを書かせてみることにしました。

具体的にはまず「HTML 形式で記述でき、ブラウザで操作できるごく簡単なゲームを作成したいと思います。 可能と思われるアイデアを3個から5個程度提案してください。」と質問しました。

ChatGPT-4o との会話画面

次に、この「3. シンプルな迷路ゲーム」について、コードを書いてもらいました。

ChatGPT-4o との会話画面

こうして出てきたコードにさらに何度か注文を追加して完成したのが下記の脱出ゲーム「Escape from the Labyrinth」です。

ChatGPT-4o を使ってプログラミングした自作ゲーム「Escape from the Labyrinth」の画面

このゲームでは、迷宮の中のプレイヤー(青印)を方向キーで操作し、出口を目指します。

出口に行く前に「鍵」を入手していないと脱出できないのがポイントです。

私はプログラミングは謙遜でなくほぼ素人ですが、ChatGPT-4o を使うことで、ものの1,2時間でこのゲームを作ることができました

もう少し時間をかければ、より高度なゲームを作ることもできるでしょう。

これが何を意味するかというと、今後は技術的にはほぼ素人でも、ゲーム制作を行うことが可能になってくると考えられます。

流石に商業作品レベルとなるとそう簡単ではないでしょうが、それでも作業効率を大幅に上げることは可能なのではないかと思います。

もし興味があれば、この記事をご覧の皆さんも、ぜひ挑戦してみてください。

以下に「Escape from the Labyrinth」の遊び方とソースコードをお示しします。

1. GitHubのページにアクセスする。

2. 以下の5つのファイルをダウンロードして同一のフォルダに置く。
instructions.html
index.html
ending.html
style.css
script.js

*ダウンロードするには、ファイル名を選択し、右側の「…」を押してから「Download」を選んでください。

GitHub の画面

3.「instructions.html」をダブルクリックし、ブラウザで開く

マス目の表示形式と操作方法を確認したら「START」を押してゲーム開始です。ぜひ、遊んでみてください。

また、ChatGPT を使ったゲーム制作も、もし興味がありましたらぜひやってみてください。きっと新しい世界を体験できると思います。

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