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強みはかけ算でつくる! ~他の人より抜き出た人になる~

今回は診断士を取得した後の活動についてお話しようと思います。

診断士の合格率は毎年5%程度で、持っているだけでも希少性が高いとは思います。参考までにその他の難関資格でいうと、行政書士試験は約12%、司法書士試験約4%、社労士試験は約6%ですから、診断士試験はそれら難関資格と肩を並べるほど難しい資格だとは思います。
ただ診断士になった後には、診断士という資格を持っている方々の中で活動することになるので、周りよりも抜きでた診断士になるには、自分にしかない強みが必要になってくると思います。
では自分にしかない強みとは何でしょうか?例えば、中小企業診断士の資格と、それ以外の強みを掛け合わせてシナジーを出す方法があると思います。具体的な切り口として以下が考えられます

①診断士×本業(キャリア、経歴)
現在の仕事や過去の経歴を活用して、診断士以外の強みを作ります。自分の会社の中では当たり前のことも、他の人から見たら意外なことや参考になることもあると思います。
②診断士×趣味
本業以外の趣味や副業をうまく活用する方法です。私の知りあいには本好きな人がいて、速読のセミナーを開いたりしてます。また今はYouTubeやnoteなど自分を発信していく場はあるので、それらをうまく活用することも出来ます。
③診断士×過去の実績
これまでに社内で表彰された実績、コンテストなどで受賞した実績を活用して、どうやってその実績を獲得したのかストーリーを語ることもできます。
④診断士×その他の資格
診断士の方は診断士取得後も他の資格の勉強をしている方が多いです。他の資格と掛け合わせて、普通の診断士ではできない仕事が受注できたりすると思います。

この中でも、私が一番強みにしやすいと考えるのは①や②かと思います。
皆様は1万時間のルールというのを聞いたことがあるでしょうか?
これは、「どんな天才と言われていたとしても、一流になる人物は一万時間以上をその分野で一流になるために費やしている」というものです。例えば、仕事であれば1日7時間程度働くと約5年で1万時間に到達します。そのため、30代の方であれば何かしら仕事の面で強みになりうる何かを持っているはずです。このような意味でも自分の普段していることや、自分の好きなことを中心に、自分の強みを組み立てるのが近道になりそうです。既に自分が持っているもの、既に経験したことをうまく活用して、シナジーを作っていくという発想も重要だと思います。

とはいえ、私も偉そうに語れるほどではなく、まだまだ診断士以外の強みを模索している段階です。ただ自分の目指すべき方向性を考えて、その方向に進んでいこうと努力すべきと思ったのでこの記事を書いてみました。
そろそろ診断士登録から一年が経ちますが、初心を忘れずに日々成長していき、自分の幅を広げられるようにしていきたいと思ってます。

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