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RB備忘録(ジェシー・マーシュ)

前レッドブル・ザルツブルク監督ジェシー・マーシュのウェビナーがなかなか面白かったので箇条書きの備忘録を、、
分かりそうなところだけ書きました。多分誤訳だらけですが、そこはベストエフォートな形で書いたものとして見ていただければと。
あと練習パートはシンプルに理解できなかったので端折りました。


哲学

・アゲインスト・ザ・ボール(ボール志向)が出発点、常にボールに対して何をするかを考える。

・ボールを奪ってから10秒以内にゴールを決める確率が高く、その10秒が過ぎると、ゴールの確率はパーセンテージで劇的に下がる。だから、ボールを奪ってからトランジションでダイレクトにプレーするよう、自分をアレンジすることが重要。

・ボールを奪うために自らをアレンジしてトランジションでダイレクトなプレーをしてボールを奪い返す確率が高いのは、ボールを失ってから8秒以内

カウンター・プレッシングが必要となる

・我々は常にボールを失ったときに、可能な限り早くボールを奪い返せるように8秒以内に戻り、ボールを奪い返したら、ダイレクトにゴールを目指す。とてもダイナミックなプレーができると思う。

・私たちの哲学や考え方を浸透させればフォーメーションはそれほど重要ではない

チームがボールを持っているとき、ボールを持っていないときに何をするかを考えさせいつでも適応させることができようにするというのが私の信条です。

・選手たちは習慣と戦術を理解しているので、ほとんどのポジションをこなす柔軟性がある。これが私たちの信念の大きな部分を占めている。

・ザルツブルクでは、6か月で9種類のフォーメーションを使った。
ストライカーは10のポジションでプレーする。
6番はCBでプレーし、SBでプレーした。8または10でもプレーしたので、ほとんどのポジションこなす柔軟性がある


プレスのトリガーについて

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・私たちが持っているいくつかの動きの例です。私たちがプレスで攻撃するとき、人々はプレスのトリガーについて話すが、私たちにとって重要なのは、タイミングです。

・CBがボールをリリースしたときに、全員が次のパスを攻撃する準備をしていることが分かります。ボールを受け取ったときではなくボールをリリースしたときです。

・選手との距離や、適切なタイミングについてよく話をします。ボールを受ける選手との距離を、過去の長さの半分にしたいとよく言いますが、フィールドにいるときに、どれくらいの距離と考えるのはそう簡単ではありません。

・タイミングの大まかな目安と何が適切なタイミングなのかを考えます。
最初のプレーヤーが決断した時が最も重要です。その瞬間に全体が攻撃することになります。プレイヤーは、その瞬間に自分から全体で攻撃することを決定します。

・ある時、ニューヨークにサル・ジゾという選手がいて、サルはこう言ったんだ。「全員がタイミングよく動くか、1人の選手が動くか、2、3人の選手が動くかの違いが、3-0で勝つか3-0で負けるかの違いになり得る」と。
僕は「いいね」と言ったよ。

・ドイツ人から学んだことのひとつに、彼らは語彙を非常に細かく特定し、細部にまでこだわって、全員が同じように使えるようにするということがありました。

・2015年に初めてラルフラングニックに会ったとき、彼らはビデオを見せてくれたのですが、ゲームのある瞬間に何が起こっているのか、用語が次から次へと出てきて、その詳細さに圧倒されました。

・私にとって最も重要なのは、選手が外に出て、勇敢にプレイすること、積極的にプレイすること、ゲームを追いかけること、あちこちでやることを考えすぎて捕まらないこと、もちろん戦術的な原則があり、マッチプランがあります。

・最終的には、彼らは外に出てプレーしなければなりません。リバプールのハーフタイムのスピーチをご覧になった方は、そのことが大きなポイントになっていると思います。(ストライカーと左MFが)ボールをアタックするとき、その選手はパスの流れを考えず、次のプレーがどうなるかを考えないように考える必要はない

・その二人の選手がボールを持った時の仕事はボールに近づき、最後の一歩を踏み出すことです。それを知ることが重要なのです。

・もし、左ミッドフィルダーとセンターフォワードがボールを奪おうとせず、1メートル離れていれば十分近いと考えるなら、我々は負ける。

ボールの周りにいる人はボールを攻撃しなければなりませんし、最後の一歩を踏み出さなければなりません。プレーヤーの間を走らなければならない。毎日トレーニングで行うことはこの大きな部分です。

・また、次のプレーヤーが来るようにします。ドイツ語でSard(サード)というのがあるんだけど、Sはスプリントのことなんだ。ボールに向かってスプリントしなければなりません。Alleは...珍しいけど、プレイに到着するという意味です。Reingehenはボールメイクを攻撃しながらプレーに入ることを意味します。

・最後の一歩が来るということは、他の人が一緒に来る準備ができているということを意味します。

・原則としてはボールを攻撃するたびにすべてのプレーヤーが一緒になって
最後の一歩を踏み出して、ボールに向かってスプリント
します。

・理想的な2人のプレーヤーの仕事は、パスレーンを気にせずボールを奪うことです。リスクを冒してでもボールを奪うこと。
ボールを獲れば獲るほど、あるいはフィールドのこの部分でボールを奪えば奪うほど、ゴールを決められるようになるからです。

ポジショニング

・私たちはボールに攻撃するときにフィールドの逆サイドを心配していません。常にボール対してプレーしています。それをボールオリエンテーションと呼びます。ボールを制限、時間を制限してスペースの周りに多くの選手を運び込みます。私たちはスペースを攻撃します

・選手の仕事は、次のボールを獲得するためにポジションにいる方法を見つけようとすること。最終的な目標は、トランジションをしてペナルティ・スポットに走ることです。それは広いスペースに走ることではありません。

・ボールを獲得しゴールを決める重要な転換点は、相手が長いボールをプレイするときである。すべての瞬間に、チーム全体がボールの向きになっていなければならず、選手と私たちのボールの前に準備ができていること、または最初のボールを獲得したときに、セカンドボールを拾う準備ができていて、セカンドボールを獲得したときの仕事は、前方でプレイすることであることがわかります。

・私たちがボールを持っているときは、すべての選手がボールをマークする相手の後ろにいることを望んでいます。私たちがボールを失った場合、それをすぐに取り戻すことができる位置にいて欲しい。

・次の選手がボールにアタックすることを知っている場合、1人目にプレスする選手はボールに対して自由に攻撃することができる。1人目の選手があまりにも独り立ちしていると感じ、露出されていると感じた場合、彼は攻撃性を失い、ボールに対して攻撃をしなくなる。
そのため、常にボール指向で一緒にシフトして攻撃する必要があります。

・最も重要なのは、選手が一緒にシフトし攻撃することに集中していることです。私たちは非常に圧縮されていて、相手は大きなスイッチをプレイするための十分な時間がないです。私たちに対する二つの大きな戦術は、通常はロングボールか大きなスイッチであり、通常はオーバーロードしようとします。

・私たちは巧妙な小さなコンビネーションを作ることができ、トレーニングではこれに取り組むことが多く、相手が非常に圧縮されている場合、私たちはチップキックなど小さなコンビネーションをしばしばプレイすることで、バックラインを駆け抜けることができると信じています。

ボールロスト時

・ボールを失ったときの反応の大部分は、私たちがどのようにプレーするかによって決まりますが、ボールを失ったときに確実にする戦術的な配置があります。

・すぐに取り戻せるほど接近していいても、ポゼッションされると取り戻せないし、再び縦にプレーするために取り戻さないといけない。

・私たちがすることはすべて、前方にプレーすることを見ることであり、前方にプレーすることであり、ボールを失ったときに攻撃することが非常に重要であり、その後の休息の守備(攻撃時も相手アタッカーをケアすること)が大きな部分であるのです。

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