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モンドセレクション金賞受賞のラムネ

連休2日目の9日(日)は家族で『ベイドリーム清水』へ行った。

地場資本のショッピングセンターで、家族で行くのは久し振り。

妻は服を買いに2階へ行ったので、私と長女は1階をブラブラ。

すると『清水ラムネ博物館』に目が留まった。

そういえば長女はラムネという飲み物を知らず、今年の夏祭りはどこも開催を見送っている。

ならばちょうど良い機会と、一緒に『元祖ビー玉ラムネ』を飲むことにした。

10年以上前だが、3度に亘りモンドセレクションで金賞と特別賞を受賞したらしい。

懐かしさを感じながらビー玉を押し込み、カラコロ音を立てながら喉を潤す。

気になるお味は...

長女曰く「酸っぱいけど美味しい」との事。

私個人としては、何の変哲もない普通のラムネにしか思えなかった。

多分、ラムネの美味しさは環境に大きく左右されるのではないか。

夏祭りの中、照りつける陽射しを浴びながら、浴衣姿の可愛い女の子がいないか、会場を探し回る。

氷水の中に沈められ、キンキンに冷えたラムネを煽りながら、ビーチサンダルで人混みの中を歩いたあの瞬間。

このようなシーンでこそ、ラムネは一際美味しく感じるのだと思うのだ。

大人になってしまった今、少年時代に感じたあの美味さを感じることはもう出来ないと思うと、少し寂しい。

ところで、ラムネの語源は『レモネード』だそうだ。

ペリー率いる黒船艦隊の乗組員が飲んでいた、瓶入りの炭酸レモネード。

確かにレモネードをそれっぽく発音すると、ラムネに聞こえる。

長年の謎が解けた。

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