サントムーン柿田川に行ってみた
数年振りに「サントムーン柿田川」に来た。
駿東郡清水町にある、地場資本の郊外型ショッピングセンター。
今でこそ沼津に「ららぽーと」がオープンしたが、6年前は静岡県東部のショッピングモールはサントムーンしかなかった。
当時は2つの館があったが、ららぽーとに対抗するためだろう、1つ増えて3つの建物ができている。
新しく完成したのが、サントムーン・オアシスだ。
明らかに、ここだけ雰囲気が違う。
1階はそこそこの広さの、オシャレな蔦屋書店。
敷地内にベーカリーの「リトルマーメイド」と、ワインショップの「ヴィノスやまざき」が入っている。
本を片手に、パンをつまみつつワインが飲めるスペースもあった。
2階はレストランが数店舗。チェーン店だけでなく、地元の飲食店もいくつか入居しているようだ。
本館、アネックスも久し振り歩いてみたが...テナントも雰囲気も6年前とほぼ一緒。
驚くべきは本屋で、3館全て1店舗ずつ書店が入っている。
どう考えても過剰だ。
大企業資本のモールであれば、テナントはどんどん変わる。
だが、地場資本のサントムーンは、良くも悪くも店舗の新陳代謝が停滞しているように感じた。
平日にもかかわらず、思ったよりは人通りはある。
出店企業にとっては厳しい条件であっても、訪れるお客にとっては、魅力あるお店が多いに越した事はない。
何かを守るという事は、何かを犠牲にするという事でもある。
商売の難しさを改めて実感した。
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