2022年リバポ流行語大賞 結果発表
リバプールを愛する皆様、ご機嫌いかがでしょうか?(by金子G)
今年も残り2週間となりました。世間ではワールドカップが賑わっていますが、リバプールからはイングランド代表勢をはじめファン・ダイクやアリソン、ヌニェスの奮闘が光りました。リバプールを去ったネコ・ウィリアムスやリアム・ミラーも若くしてワールドカップの舞台を経験することができましたし、今後の飛躍がとても楽しみです。
そして今夜、決勝でアルゼンチン代表と対戦するコナテには、なんとか栄冠を掴んでほしいものですね(世間的にはメッシ有終の美を…なんて言われていますが)。
ワールドカップ前の強行日程を含め、本当にいろんな事があった2022年でした。ルイス・ディアスの獲得に始まりリーグカップ優勝、PL・CLでの火花散る争い、FAカップ優勝、わずかに届かなかった4冠、そして新シーズンの苦戦…まるで制御装置のぶっ壊れたジェットコースターに乗っているような感覚でした。
そんな1年を振り返る歳末総決算の流行語大賞。今年も本当に数多くの方々からのご支援を賜り、エントリー数50(重複ワードを個別にカウントすればもっと多い)、総投票数1114とTwitterが滅亡寸前とは全く思えない盛況ぶりでした。ご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました!!!
それでは早速ではありますが、投票結果の発表を行いたいと思います!
第10位 「怪我を乗り越えて強くなって帰ってきました、エリオットォ!」 38票
子供の頃からのリバプールファンで、フラムで名を馳せた後わずか16歳でリバプールに加わったエリオット。ブラックバーンでの武者修行を経て昨シーズンから本格的にトップチームでプレーするようになりました。
主に右のインサイドハーフとしてサラー、TAAと危険なトライアングルを形成するなど飛躍が期待されましたが、リーズ戦で重症を負ってしまいます。昨年の流行語大賞にも「Get well soon Elliott」(17票、45位)がノミネートされていましたね。
しかし、厳しいリハビリと驚異の回復力でシーズン半ばで復帰した彼は、復帰1戦目となるFAカップのカーディフ・シティ戦で途中出場。なんとリバプール加入後初ゴールとなる3点目を決めてみせたのです。
このエントリーは、その試合をDAZNで実況担当した安井アナの叫びです。
昨年の大賞となった西岡さんの「雨が降ってます」もそうですが、実況って色んな意味でファンの心に残る名台詞を瞬間的に作り出していますよね。すごい仕事だと思います。
分析によると、今季エリオットはxG Buildupという指標でリーグトップの数字を叩き出すなど中盤が怪我に苦しむチームで息を吐いています。
まだまだ成長して、いずれはリーグNo.1のミッドフィールダーになってくれると信じます!
第7位-その1 中盤補強(中盤獲れ) 39票
以前からずっと言われていることですが、リバプールは中盤の高齢化が顕著です。キャプテンのヘンダーソンは32歳で全盛期のピークを過ぎ、鳴り物入りで獲得したチアゴも31歳。試合に出た際の存在感は素晴らしいですが、長いシーズン必ずどこかで怪我をしてしまいます。鉄人ぶりを発揮するミルナーも36歳と毎週プレーするには厳しい状況です。
そんな中、ファンは長いこと「中盤を取れ!」と言い続けていますが、なかなかめぼしい選手の獲得には至らない状況。今年ローンで加入したアルトゥールはいきなり怪我をしてしまいました。今後ネタ枠に入ってしまわないか心配になります。
今季の低迷は「怪我人続出」(15票、27位)や「燃え尽き症候群」(6票、44位)、はたまた「クロップ7年目」(12票、33位)のせいなのか。いずれにせよ、まだ今季タイトル獲得を諦めていないのなら、1月に誰か獲得してもらいたいですね。
なお、リバプールファンの獲得人気銘柄は「ベリンガム」(36票、12位)だそうです。どうなるか見守りましょう。
第7位-その2 ナビケイタ(リアルナビケイタ、8番の行方、ナビる、ナビケイタ前半戦未出場、怪我中に怪我するナビケイタ) 39票
その1でも触れましたが、中盤の台所事情が苦しい中この人の不在が痛いのは紛れもない事実。8番を背負っている以上、否が応でも期待してしまいますが…なかなか稼働が上がりません。
リバプール加入前はそんなに怪我が多い選手ではなかったという都市伝説もありますが、彼がフルシーズンスペらず活躍してくれればどんなに心強いことでしょう。間違いなくクロップの戦術を支えるキーになれる能力は持っています。
契約延長を拒否している、怪我しているはずなのになぜか代表には呼ばれそうになるなど、いろいろと思うところはあります…が、リバプールにいる以上は最後まで応援しましょう。
第7位-その3 Greek Scoucer🇬🇷 39票
みんな大好きツィミカス。
来たばかりのころ、いきなりミルナーに叱り飛ばされるなど「おいおい大丈夫かよ」と心配していた彼ですが、いまではしっかりリバプールの戦力(クロスの精度だけならロバートソンより上という声もあり)&ムードメーカーになっています。昨年の流行語大賞でも「Kostas, f*cking hell!」が9位に選ばれるなどツィミカス旋風は一部ファンの間で猛威を振るっているようです。
ジェラード以上の凄まじいミドルを平然と打つリーセ
子供と遊んでいて重症を負うアウレリオ
ステータスを攻撃に全振りしたモレノ
本職じゃないのにレギュラーを取ってしまうミルナー
相手選手にキレてるときはヤバい目になるロバートソン
つくづくリバプールの左サイドバックって変な人ばっかりですねえ…だがそれがいい!
彼の力もタイトル獲得には必須です。今後の活躍を期待しましょう!
第6位 マネ退団(ありがとうマネ、マネロス) 45票
ついにこのときがやってきたか、というのが初めに思ったこと。
クロップが夏の移籍で初めて獲得したのが彼でした。
2016年にリバプールに入団してから、その衝撃的な足の速さと得点力、戦術理解力、攻守で献身的にピッチを走り回る姿でアンフィールドを沸かせたマネ。のちにフィルミーノ、サラーとともに世界最強の3トップを形成することになります。忘れもしないデビューシーズン、エミレーツを雷撃のような疾さで駆け抜け、強靭なボディバランスで打ち込んだあのゴール。あれが号砲となり、リバプールの黄金時代は始まったのかもしれません。
選手として獲得できるタイトルはすべて取り尽くし、269試合出場/120ゴール/38アシストと圧倒的な成績を残しました。もちろんフットボール選手ですので好不調はあります。多くの点を決めることが出来なかった一昨シーズンには、心無い一部のファンからも叩かれたりしました。それでも彼は間違いなく世界トップのFWの1人だと言えるでしょう。
昨季のCL決勝後、どこか満足したような、寂しそうな、そんな笑顔を浮かべていたのが心に残っています。既にバイエルン行きが確定していたのかもしれません。
選手としてのピークを最後までリバプールに捧げてくれたこと、感謝してもし切れません。もし昨季CLを獲っていれば、バロンドールの壇上にいたのは彼かもしれません。取らせてあげられなくてごめん。ありがとう、サディオ。またいつか会おうね。
第5位 カラバ王(カップ戦男タキ) 54票
昨季のカップダブルはこの男の活躍なくして達成できませんでした(「南野のおかげ」(15票、26位))。両カップ戦においてチーム内得点王となった南野は、加入当時に日本のリバプールファンが望んだ形とはだいぶ違ったけど、それでもリバプールの歴史の1ページにその名を刻みました。一部では「カラバオメッシ」と呼ばれることもありました。
残念ながら昨季限りでASモナコへと旅立ってしまいましたが、私達は南野と過ごした時間を忘れません。サンキュー、タキ!
第4位 進撃のコナテ 62票
ジャパニメーション愛を公然と語り、ファンから一目置かれる存在となったコナテ。フランス代表に選ばれてカタールにも行きました。ヴァランの怪我したとき要員かな?と思いきや、意外にスタメンの機会が多く驚きました。
FAカップのマンチェスター・シティ戦では、ゴール後に心臓を捧げるポーズ。フットボールを超えて、地味にいろんなところでバズったりしていましたね。
とにかくポテンシャルが高く、今後経験を積むにつれワールドクラスのディフェンダーに成長していくでしょう。まずはドイツ時代からの怪我がちな印象を払拭し、リバプールでもファン・ダイクの次の存在に躍り出たいところです。
さて、いよいよトップ3の発表です!!!!
第2位-その1 4冠チャレンジ(四冠チャンス、4冠未遂、4冠の可能性)
最終的には勝ち点1差でプレミア優勝を逃し、またしてもCL決勝でレアルマドリーに屈し4冠には届かなかった昨シーズン。それでも日程終了直前までその全取りの可能性を残していたのって、本当に考えられないくらい凄いことだと思うんです。
私がリバプールを応援し始めてから、間違いなく歴代最強のチームでした。レギュラーはもちろんFWの控えにも南野やオリギのような選手がいて、それ以外のポジションでも若手と中堅、ベテランがバランスよく配置されていました。カラバオカップ決勝のPKのように、誰がピッチに立ってもクロップのリバプールらしさを体現できていたように感じます。
それでも、届かなかった。未だにCLの最後のホイッスルが吹かれた後の脱力感と無力感は忘れることは出来ません。しかし、色々な状況はあるにせよ、もう一度昨季を超えるチームを作ってくれることを信じています。私達は疑う者ではなく、信じる者なのですから。
第2位-その2 ダーウィンが来た!(ダーウィン) 67票
4冠を逃し再スタートとなった今季。リバプールが獲得したのは、これまでリバプールにはいなかった(ベンテケ…キャロル…うっ頭が)純粋な9番タイプの長身FW、ダルウィン・ヌニェス。ベンフィカで昨季達成した41試合34ゴールの圧倒的なスタッツを残し、鳴り物入りで加入しました。
このエントリーワードは、ヌニェスが加入する時に一部ファンが某NHKの教育番組「ダーウィンが来た!」の画像をTwitter上に貼り付けるという局所的なバズりが起きたことから生まれています。
ウルグアイ人FWを系譜を継ぐ選手としてシーズン序盤に「頭突き」(21票、19位)で一発退場するなど代表でコンビを組む人の面影もありながら、これまで18試合出場9ゴールといい成績を残しています。今後、プレミアリーグとクロップのプレースタイルに慣れてもらい、ワールドクラスへと成長してもらいたいですね。
さて、ここまで振り返ってきた2022年ですが。お時間あっという間で早くも1位までやってきました。皆さん、覚悟はできますか?俺はできてる。というわけで・・・
今年の流行語大賞はこれ!!!!!!!!!
第1位 神ソン(【定期】アリソン神、アリソン神(いつもありがとう)、アリ神) 87票
2020年の7位「神ソン定期(アリソン神、神ソン)」、2021年の5位「神ソン(神ソン・ベッカー)」を経て、ついに、ついに・・・・・・・・・・・・
「神ソン」が流行語大賞に選ばれました!!!!
毎年投票をしてくれた方もいたと思います。アリソン単推しの方も多数いらっしゃると思います。本当におめでとうございます!!!!!
そして、なんと2年連続でアリソン関連のワードが流行語大賞に!昨年は「雨が降ってます」でしたからね。いやーマジで驚いてます。正直4冠とかダーウィンがトップに来ると首謀者の私ですら考えていたくらいですし!(4冠に関しては多分未遂だったのがいけないんでしょう)
もはやリバプールのハイラインはアリソンのゴールキーパーとしての能力とファン・ダイクの超能力によって成立していると言っても過言ではありません。絶体絶命のとき、何度アリソンに救われたことか。そして「その状況から点が生まれちゃうの!?」とファンである私達ですら驚かされるパントキックからのアシストも衝撃です。
これからも、末ながーーーーーくアンフィールドの守護神として君臨してもらいたいですね!
以下、惜しくもトップ10には届かなかったワードをご紹介します。
11 チアゴ上手い(チアゴうま) 37
12 ベリンガム(イヴァンがベリンガム来るって言ってたよ、Hey Jude (Bellingham)) 36
13 進撃のマティプ 31
14 怪我しないマティプはワールドクラス 30
15 YNWA 30
16 リバプール絶対許さないマン 29
17 フィルミーノはプレゼントにリボンをつけてくれたような格好になりました 24
18 アーノルドの守備 23
19 頭突き 21
20 One kiss is all it takes 20
21 さよならオリギ 18
22 エジプト神 18
23 トップ下マティプ 17
24 I'm so glad (Ulla is a Red、I'm so glad that Jürgen is a red.) 16
25 マネってあんなパス出せたんですね(あれおかしいな。サディオマネこんなパス出せたっけ(戸田さん vs.ManUtd 2点目)) 15
26 南野のおかげ 15
27 怪我人続出 15
28 Salah Stays 14
29 ミルナー?ミルナー!ミルナーか ミルナーさぁ ミルナー… 13
30 ビッグサマー 13
31 ベンドーク 13
32 お祭り野郎ツィミ 12
33 クロップ7年目 12
34 ゴメスやらかし(ゴメス出ろ) 12
35 ティアゴいないチームかわいそう 11
36 ファンダイクのドカン 11
37 next summer fc 9
38 TAKI MARRIAGE OR SHIRT? ♡YNWA♡ 9
39 アウェイ弱い 8
40 セネガルvsエジプト 8
41 コテナ 7
42 またコナテ 7
43 理不尽ディアス 7
44 燃え尽き症候群 6
45 要塞陥落 5
46 「オレのようなバカの言うことを聞け」 3
47 トランジションとマティプ 1
48 お姉様、お嬢様(ふふふ) 1
49 怪我人なし 0
50 Wedding Season 0
いかがだったでしょうか?全体通して予想通り?それとも全然違った?
いずれにしても、また来年も開催したいと思います(Twitterが続いてれば)ので、年末に思い出せるよう色々とメモしておくといいんじゃないかと思います!
それでは、みなさま今年1年間お疲れさまでした!
メリークリスマス&ハッピーニューイヤー!!!!!!!
いい夢見ろよ!!!!!!!!!!!!