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シニア犬との安全な暮らし※10※

大切な大切な、家族。長い間ともに生活をしてきた、かけがえのない存在。そんな愛犬も、人間とおんなじで若い頃は難なく出来ていたことが、歳とともに出来ないことも増えてくる。

そんな歳を取った愛犬と、愛犬の残された大切な時間を出来るだけ安全に過ごしたい。そう想い、生活スタイル・家具ひとつとっても、愛犬に合わせた安全なスタイルに変え始めている。

✾✾ベッドからベッドマットのみへ✾✾

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歩けない訳ではないけれど、最近は4本足で歩いていても急に後ろ足に力がなくなる。難なく登っていた階段を、がんばらないと登れなくなった。そんな愛犬が、人間が居ない間にベッドから落ちたり危ない目に合わないように、ベッドのマットだけを床に敷いて、なるだけ、愛犬が乗りそうなソファもソファの足を外して高さを失くした。少しでも、愛犬が安全に暮らせるそんな家づくりを、今は意識して考えるようにしている。


✾✾散歩の時は、出来るだけ目を離さない✾✾

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若い頃は少々目を話しても、ぴょんぴょこ走り回ってもリードが付いていれば平気だった。けれども、白内障が入った今はとゆうと、普通に歩いていても、どこかにぶつかりそうになる。ほんのちょっと認知が入ってるのか定かではないけれど、まっすぐは歩けないから、最近は散歩していても急に引き返すUターンの繰り返し。見ててあげないと、どこで何にぶつかるか分からない。猫と一緒に生活している事で、急の猫パンチにもワン!と吠える元気があることは、救いかもしれない。

そして、先日嶋津亮太さんのこんな記事を読んだ。

この中で紹介されていた、亮太さんの愛犬トムくんのお話。‘亮太さんのいないリビングは、トムくんにとっては内ではなく外。‘トムくんにとっては、亮太さんがリビングを出れば、リビングは内ではなく外なんだ。それだけ、亮太さんと一緒にいたいと思っているんだなぁと微笑ましくなった。

と同時に、私にも身に覚えがあった。

わたしの愛犬の愛鈴の場合は、私がお風呂に入っている時だ。私の姿が居間からなくなり、‘お姉ちゃんはお風呂‘と分かると愛鈴のカチャカチャカチャとゆう爪の音がお風呂場まで聴こえてくる。と同時にクゥンクゥンと鳴く声。
愛鈴にとっては、私の居ない居間は‘内‘ではなく外、私がいるからそこが‘内‘になるのだと。なんだかトムくんの話と愛鈴のこの光景がリンクして、素敵なあったかい関係性だなぁと思った。あなたの存在がないと内なのに内じゃない、心にぽっかりあいた穴のような淋しさが‘内‘に居るのに‘外‘にいるような感覚になる。‘あなたの存在‘があることで、今いる場所を‘内‘と想えるなんて、なんて擽ったくて愛おしい感覚なんだろう。

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17歳になった愛犬は、人間でゆうともう90歳近いらしい。そんな歳をとった愛犬が安全に毎日を過ごせるように、傍で見守り、ともに日々を大切に過ごしていきたい。


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