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都民ファーストと立憲、東京15区の命運はこの二つ!


前回の続き

前回は小池百合子がジョーカーであると
本Noteで述べる形となりましたが、
今回は本格的にNoteで記してみたいと思います。

特に東京15区は本当に謎の選挙区ですので、
よければ読んでみてください!

与党も野党の第一党も候補者擁立がない

現時点で与党も野党第一党である立憲も、このチャンスに対し
誰も候補者を擁立していません

これは本来、国民民主党の候補が擁立できなくなった今、
立憲にとっては支持母体の連合をはじめとした
野党第一党の力で当選できる可能性は高いはずです。

国民民主党は、4月の衆院東京15区補欠選挙で擁立を決めていた新顔の高橋茉莉氏(27)の公認内定を取り消したと発表した。

出典:2024/2/26 朝日新聞デジタル 国民民主、東京15区公認取り消し 「法令違反行為の可能性」理由に

しかし誰も擁立していないのです。

おかしくないですか?

確かに今回の補欠選挙で立憲民主党は
島根1区に女性の元職、長崎3区には当時比例復活した現職を擁立し、
現在は党の幹部を島根に送り、着実に選挙の準備を行なっています。

一方で東京15区に関しては、未だ候補者の擁立が発表されていません。

特にやっぱり執行部が野党共闘よりも、野党第一党としての
独自候補を擁立したい思惑があるのに対し、
立憲の都連は野党共闘を重視し、共闘での候補者調整
戦いたい思惑の二点があるからですよね。

ただここでの共闘体制を構築すると、
課題なのは野党第二党の維新がまず共闘に否定的であることと、
共産や社民の支援を固めると無党派層の獲得が困難に
なるといった課題です。

日本の首都である東京のため、比較的転勤も多く人口の流動化が
進む一方で、リベラル層も多いことから支持固めしていくためには、
共産や社民などの左派政党の支持を固める必要があるといえるでしょう。

ここは本当にあちら側にとっても難しいことから、
現時点でも候補者が決まらない実情があると伺えます。

無所属の与党候補は誰か?

もうここで特定の候補者を述べるよりも、
小池都政についての都民ファーストを考えた方が良いと考えました。

都民ファーストは前身が民進党、自民党、みんなの党の3党から構成されている
地方政党で、小池都知事と千代田区長が所属しています。

2017年の都議会議員選挙では、なんと自民党を上回る49議席を獲得し
全127議席の単独過半数となりませんでしたが、第一党として
存在感を発揮しました。

その4年後の都議会議員選挙でも第一党は逃したものの、
31議席を獲得し、自公もまた過半数に至らないなど、
未だ都民ファーストの存在は健在です!

現在は東京3区で国民民主党が都民ファの元区議を擁立したり、
江東区長選挙でも都職員の女性を擁立したりなど、
直近でも小池百合子の動きはまさしくジョーカーだといえます。

今回の15区でも都民ファーストが与党の命運を握ることになるかと
思いますので、注目しています。

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