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それは、おまかせ

どうですか?このニャン、おまかせ感でいっぱいでしょ?

さてさて、本日も染めております。

たいてい、テストダイ(Test dye)と称して、試験的に染めてみるのですが、それは20gのかせだったり、100gのかせだったり、糸を少しだけだったりと様々です。

ある日、100gのかせを染めてみたとき、「あ~、これはやりすぎだな」というのがありまして、こういう、ショップには出せないゾというものは自分で消化するしかないわけです。

そう思ったのは、「ソックス編むには、なんだかしつこい」と思ったからでして…

でも、もったいないので最近お気に入りのショールのパターンで編んでみることにしました。でも、だいぶ消極的…

ところがですね、コレ編んでみると私好み(笑)地味だけど、なんか良い。

ショール編むには足りないけれど、また染めてもよいし、他の色と組み合わせるのもアリだな、と。

ここで改めて思ったのは、「ちょっと『ソックヤーン』ってところに拘り過ぎてて、ソックスのみに集中してないか?」「私は材料を提供しているのに過ぎず、何を編むのかはお客様次第」だということ。

いや、当たり前なんですけど。

そう、当たり前だけど忘れがち。

夢中になって染めてると、色んなことを忘れがち…そして視野が狭くなりがちな私です。

実際、インスタにアップされた私の糸で編まれたお客様の作品をみると、編むもの、編み方によってこうも素晴らしく変身しちゃうんだ!と何度も何度も思わされ、その都度励みになって嬉しく思いました。

これ、忘れちゃいかんな。材料を提供してるだけ、ってことを。

「○○用の毛糸」じゃなくて、「お客様用の毛糸」である!

画像のみの記事があるので、よろしければどうぞ。


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