切り抜きせなまちラジオ＃１～できれば背景は描きたくない～
はじめに
どうも底辺絵描きブロガーの雪町と申します。今回はSenaさん(@illust_sena)とかぐまにくすさん(@artsbykgmnx)との3人でお絵かき対談ラジオを行ったのでそれの切り抜き版を貼っていこうと思います。ざっくりと文脈を切り取ったものになりますので詳細は元動画をご覧ください。
自己紹介
Sena－もやし系絵描き戦士
雪町ー底辺絵描きブロガー。何でもない景色をよく描く
かぐまにくすーフリーの背景グラフィッカー。日常的な絵をよく描く。
冒頭
はじまりました、せなまちラジオ
このラジオは同人サークルのセナノタウンメンバーであるSenaと雪町のラジオです。
今日はゲストをお招きしてイラストについて語り合おうじゃないかという企画でございます。というわけで今回のゲストはかぐまにくすさんです。
かぐ―やった～
雪町―初手やった～(笑)
かぐ―今日はどうぞよろしくお願いします。
雪町―今回はですね、僕たちがお互いに聞きたいこととか気になる質問を何個か持ち寄って、
それをシャッフルしてくじ引きしていって出てきたお題についてみんなで語っていくという感じになっております。
「描くのが好きなものは何ですか」
Sena―いきなりきましたね(笑)
かぐ―いやあ、めんどくさい(笑)
Sena―えっとですね～、背景があーだこーだいってながらもキャラの顔が一番楽しいですね
かぐ―やべ～、俺も女の顔って言おうとしたのに、かぶっちまった
Sena―正直なところ、描いている作業は人物が楽しいです。完成したあとが楽しいのが背景。特に目とかパーツを描くとき、ちょっとずつ美化されていくというか命が宿っていくあたりが楽しくて好きだな。
雪町―瞳にハイライト入れる瞬間とかいいですよね、魂宿ったみたいで
かぐ―Senaさんずっと言っていますよね、光が入る前のほうが好きって
Sena―あの闇落ちの時の
雪町―闇、やべえ奴だわ(笑) 逆に背景で描いていて楽しいものないんですか？
Sena―あ～、難しいですね～
かぐ―ないじゃん(笑)
雪町―ないのか。かぐまにくすさんはありますか？
かぐ―背景はね～ないですよね。大前提として絵を描くの好きじゃないんで(笑)
雪町―結局キャラ描くのが楽しいですもんね。背景はどうしても物量が多くなるといいますか
かぐ―背景描かなくていいなら描かないですもん
雪町―写真でいいなら写真ですませたい
かぐ―間違いない
雪町―いや～ちょっと、、見てるみなさんは参考にしないでください。
「同人誌を作るときのこだわり」
雪町―1番手の内を明かしたくないやつだ
かぐ―それを自分で言うんですね(笑)
雪町―この質問って特にかぐまにくすさんとかそうだと思うんですけど、たとえば同人誌にあまり文章とか入れたくないと思うんですよ
かぐーそうですね、あまりテキストを入れたくないですね
雪町―ほんと言うなら奥付とかも入れたくないんじゃ
かぐ―奥付は一番消したいですね
雪町―ですよね、そんなかんじでこだわりを持って作っていると思うのでそういったところを教えていただければ
雪町―僕のこだわりは1冊で世界観が閉じるようにしたいということですね。Twitterとかに絵を投稿していると忘れがちになるんですけど、1枚1枚の瞬発力を高めても寄せ集めて本にしたときにクオリティが上がらないんですよね、そこが一番こだわっているところかなあ。
Sena―僕は今までまとめ本と合同本しか出してないので自分で組み立てた本を1冊も出してないので今後の話ですが、中止になったC98で出す予定だった新刊では5000字くらいの小説からそこに挿絵みたいに絵を入れていってストーリー性を出しながらやっていこうかなという感じです。今後も小説から出発するわけではないのですが本1冊に何かしらの共通点を持たせて行けたらな~と思っています。
雪町―本で一つの物語になっている、と。
Sena－にしたいですね。少なくとも次ぎ出す本はもうできています。
かぐ―次のイベントの時までに絵の賞味期限が切れないことを願うばかりですね
Sena―出すときにやだってならないことを願うばかりです(笑)
かぐ－俺はそうですね~、イラストまとめの本は作りたくないのでこういう本を作ろうって決めて本のために絵を全部描きます。なので今後半年くらい俺のTwitterにはずっと天使の絵が流れ続けます。
Sena―イラスト集以外の創作はしないんですか？
かぐ―しないですね～。
雪町―僕も先にイラスト集の絵を全部考えて1枚1枚描いていくんですけど、長期戦になってくるとしんどくないですか？違う絵描きたいみたいな。
かぐーしんどいですね～、それはある(笑)
雪町―今だから言うんですけど去年の夏コミで出した本は、後半5枚くらいはしんどくて惰性で仕上げていましたね(笑)。
Sena―描いてるほうもだんだん飽きてくるので、自由創作したいなってなりますね
かぐ―それで言うとサムネイルの絵は地獄でしたね(笑)描いても絵が変わらないんで
Sena―描きこみがえぐいんでね(笑)
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「初めから背景を描こうと思っていた？」
Sena―そうですね。絵っていうのを考えたときに自分的には背景が存在しないと世界観が作りにくいですね。人物だけで情景を出すのができなさそうというか。あと現実に見える景色も好きだったのでぜひ絵にしたいみたいな気持ちがありました。よし！
雪町―「よし！」って(笑)
かぐ―やりきった感出してるぞ
雪町―僕も背景は描こうと思っていましたね。絵を描き始めたきっかけがTwitterで絵を描いている人を見て、ってところなので。自分の尊敬する絵描きさんがシーンイラスト描いていて自分に深く刺さったので、キャラと背景込みで世界を作りたいなって思って両獲りしていった感じですね。
かぐまにくす―やっぱりそんな感じですよね。俺も絵を見ていくうえで背景がちゃんとしたものを描きたいと思った気がしますね。初手はキャラだけだったんですけど、真似していくうちに自然と背景は描いていましたね。
雪町―結果3人が3人ともドMみたいな背景を描くという(笑)
Sena―描きこんでいる人ってほんとドMだなって思います。
雪町―もうしょうがないですよね。めんどくせえって思いながら描いてます。
かぐーそう。それでしか満足できないですからね
雪町―ほんとに、もうそういう病気ですよ。
かぐ―病気(笑)
「今後の背景・風景シーンどうなっちゃうの？」
かぐ―きた～
Sena―どういうのがトレンドのメインになっていくのかってこと
雪町―さっきもちらっと言ったんですがTwitterが活動のメインになってくるとポップさとかキャッチ―さみたいな、見た瞬間にひきつけられるような、世界観の深さよりは瞬発力で勝負していくみたいな時代なのかなあと思いますよね～。なのでここの3人はそのトレンドに置いていかれると思いますが(笑)
かぐ―そのトレンドが終焉を迎えないとうちらが日の目を見ないですからね～(笑)。
雪町―しょうがないですよね～、不景気である以上は手軽に見れるイラストが続くと思いますよ。
かぐ―絵を見るのに何のリソースも割きたくないですからね(笑)。
雪町―そう、脳死で見れるほうが嬉しいですよね
Sena―パッと見てガっと印象に来てね。
かぐ―うちらがいくら絵にストーリー性とかいっても伝わらないんでね(笑)ただのエゴ(笑)
雪町―なのでみなさん、Twitterでバズらせたいならポップさキャッチ―さを意識してみてはどうでしょうか。
かぐー逆じゃないんですか。うちらの絵をちゃんと見てねっていうところなんじゃないんですか(笑)？
Sena―タイムラインっていう流れのはやい中ではインパクトないと目に留まらないんでね。すっと流れて行っちゃう
雪町―まあ、もはや流れればいいんじゃないですか(笑)
かぐ―そうですね、どうせうちらがそっちに流されることはないので(笑)
雪町―そう、結局描きこむ病気なんで僕らは(笑)
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