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今の自分が目指すところ

今まで(多分かれこれ5年くらい)ずーーーーっと文章を書く事に気持ちが乗らなくなって、その理由が分からなくて苦しかった。

そう、今は一旦、過去形になったようだ。先週の土曜日の朝、答えがわかったの。さんちゃんのカウンセリングでやーっとわかったの!

具体的な目標がない

私は常に自分に「目標」を定めて頑張るタイプ。
高校の時は「行きたい大学」「学びたいことが学べる環境」「行きたい国に留学できる機関」とか、目標にたどり着くために必要なことに挑戦し続けていた。

大学生の時は、「ゆきのって常に動いてるよね/忙しいよね」「なんでも挑戦するよね」と各方面の友達に言われる日々。とにかく新しい環境、異なる文化、面白そうと思うことは何でも挑戦した。

変化があったのは就職活動の時。
私にはなりたい職業がなく、「理想の世界」だけがあった。その世界づくりにつながる仕事に就きたいと、ふと記者という職業がよぎった。こうして、採用試験は記者職しか受けなかった。そこには使命感と責任感しかなかった。

ただ、当時の「私のやりたいこと」「理想の世界(=自分)に直結すること」は卒業論文執筆とフィールドワークの準備で、そちらに徹した。

案の定、試験には全落ちした。
自分で選択し行動した結果なのに、焦りしかなかった。

落ちても改心はなく、夏の採用試験も落ちた。
「理想の世界」だけが残っていて、それを実現する方法だと思った職種には就けず、それ以外の方法は分からなかった。

「理想の世界」を実現するために、私自身が変わらないといけないんじゃないか。そう考えて、「マイノリティとして生きる経験を得る」「未知の価値観に触れる」ことを目的に、卒業後は日本を離れるという選択肢を選び、実現に向けて行動した。とんとん拍子にうまくいって、日本語パートナーズの試験に合格した。

日本人が私しかいない地域で10ヶ月過ごし、日本へ帰ってきたけど、変わらない「理想の世界」に対するビジョン。そのまま就職試験を受けたけど、また落ちた。「記者になれば前に進める」と思っていたから、目標が分からなくなった。

幸せな状態なのに

新卒で入社したのは卒業1.5年後。かろうじて「記者」になったけど、責任感と義務感だけではやっていけなかった。半年で退職して現職に至る。

記者が答えではないことに気づいたのを機に、現職は自分の「好きなこと」を仕事にした。労働環境も、一緒に働く人も、仕事内容も誇れるし、大好きだし、楽しいという感情を持って働ける。前職の時の自分は、自分のことが嫌いになるくらい「自分、性格が悪いな」と思ってしまうことが多々あった。環境によって人ってこれだけ変わるんだ。

現職についてからは、何不自由ないし(どうしようもない繁忙期はあったけど)何事もポジティブに考えられるし、所謂「幸せ」な状態。
でも、ずーっと何かに焦ってた。だって目標がないんだもん。

「国際協力の分野で働きたい」「利益を求めない組織で働きたい」「語学を生かせる仕事に就きたい」「自分自身が他者を理解できる機会を持てる仕事がいい」…前職の時は叶わなかったことが、全部叶ってる。いつかは、と思っていた私の目標が達成されてしまった。

外(=海外)に出たい、海外で勉強したいという思いも、色々なことが重なって薄れてきてしまったし、何よりも「目標」にして頑張れない。大学生の私とは違う何かがあるみたい。

「自分は幸せ」
そう言い聞かせてもずっと何かが引っかかる。

さんちゃんと話して分かったこと

先週末、さんちゃんのカウンセリングを受けて、久しぶりにぼろぼろと泣いた。

布製の袋の底を縛っていた糸を一気に抜いて、今まで心に引っかかっていたものが、ぼろぼろぼろ~~~って出てきたような感じだった。

①目に見えるものから目に見えないものへ

「目標が、目に見えるものから見えないものに変わっていったんだね」

今思えば大学3年生くらいから、徐々に自分の目標が、数値や資格で測れる具体的な目標でなくて、「相手の気持ちを尊重できる人になる/社会をつくる」という抽象的な目標へとシフトしていっていた。

それなのに、私は目標をずっと定量的な何かという範疇から探そうとしていた。だからどんなに探しても探しても目標が見つからなかったんだ。私がなぜこんなにも目標探しに苦戦していたのかが、やっとさんちゃんの言葉を通じて理解できた。

自分の考えがまとまらず文章を書けなかったのも、自分の中で答えが出せないから。つまり、探す場所が分からずに答えが出なくて書けなかったんだ、と思う。

②今は「ご褒美期間」

「ゆきのちゃんにとって、今はご褒美期間なんだね」

何ていい言葉なんだろうと思った。「幸せ」だと満足していたら、自分がダメ人間になるんじゃないか。向上心が無くなるんじゃないか、と常にせかせかしていた。そんな考えを持っていることにも、自分では気づけなかった。

自分自身は「どんなもの・人・考え方も受け入れる」スタンスでいたかったのに、自分の幸せを認めていなくて、受け入れられていなかった。自分で自分を理想の姿から遠ざけていた。

今の幸せを認めて、最大限にかみしめ、感謝すること。

これが今の私の「目標」であり、「やるべきこと」だと理解した。

③太陽みたいになりたい

私と初めて話したさんちゃんが私のイメージを共有してくれた時に気づいた。

さんちゃんの私のイメージから「黄色い光」がキーワードで出てきたんだけど、まさに「🌞」。太陽になりたいんだ…!って気づいた。

「オレンジ色のように明るくて周りにパワーを分けられるような人間だと思っていますし、より、そうなりたいと思っています。」
…って大学1回生の時に4年間続けたバイト先の面接で「自分を色に例えると何色ですか?」との質問に答えたのを今でも覚えてる。

太陽みたいに明るくて、パワーをみんなに分けられる、暖色系の人になりたい。(だからPOOLO3期のSlackでは、読んだ投稿へ無意識のうちに🌞を付けていた。)そんな潜在的でも常に考えていた「目標」を呼び起こしてくれた。

ひまわりみたい

さんちゃんのカウンセリングはひまわり🌻。
優しくて、温かくて、でもしっかりとひまわりの種が並ぶみたいにロジカルに、かつ沢山の引き出しの中から、相手の気持ちや性格に寄り添った解を見せてくれる。それが絶対とは言わず、柔らかく伝えてくれる。

カウンセリングを通じて、私が話した言葉を客観的に整理してくれて、私に示してくれる。だから、自分の考え方を整理できたし、「自分はこんなことを考えているんだ」と、さんちゃんの言葉を通じて自己理解を深めることができた。

何よりも、さんちゃんの相手を思いやる気持ちの温かさが伝わってきて、安心して自分のことを話すことができた。さんちゃんとのオンラインセッションが、一面のひまわり畑みたいに心が穏やかになれる場所だった。

おかげさまで私の心はとっても軽くなった。心のもやもやも晴れて、その日は午前中にカウンセリングを実施したんだけど、1日中幸せな気分で過ごせた。さんちゃん、素敵な時間を本当にありがとう。

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