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カードリーディングができるようになりたいけれど、タロットとオラクルカードのどちらが良いですか?

こんばんは。雪乃です。

先にお伝えしますが、わたしはどちらかと言うと、土星的なところがあり、形式やルールを重んじるところがあります。

そういう人間がお伝えするので、今日、お伝えすることは、あくまで、一つの参考例として読んでもらって、絶対に正しいと、妄信的にならないでくださいね~(笑)

リーディングを学ぶのに、短時間で習得できるのは、まぎれもなく、オラクルカードです。

当校でも、全員とは言いませんが、ほとんどの方が3時間のオラクルカード講座で、わりといい感じのリーディングができるようになります。

それはなぜか。
オラクルカードには、ガイドブックがついています。それはおみくじのような感じで、一枚一枚のカードのタイトルと、大体繋がっているからです。

よっぽど頭が固かったり、自分から出てくるものに、全く自信がない人でなければ、そのイメージを使って、リーディングができるようになるので、習得は、そんなに難しくありません。

そして、タロットカードは、カードの付属に解説書があっても、ほんのちょこっと、キーワードがある感じのものが多いのではないかなと思います。

オラクルカードとの違いは、枚数の多さもありますが、エレメンツ、神話、聖書、宗教的な意味合いなどが含まれているので、さらに深い読み方が可能になるということです。

ライダー・ウエイトデッキの愚者の青年と、太陽のカードの馬に乗っている子どもが同一人物なのを、知らない人も意外と多いです。

タロットというのは、研究対象になるくらい奥深いもので、辞書レベルの本も多いですし、いろんな秘密が隠されています。

今、わたしはタロットの講座はしていないのですが、元々タロット占い師でしたし、タロットは好きです。
サニー・ニコルズの『ユングとタロットーー元型の旅』を持っているくらいです。典型的に、こだわりがありすぎて、教えることをやめた人です。

あと、タロットというのは、いろんなところを読んでいきますから、グラウンディングが足らない人がタロットを扱うと、グラウンディング不足になって、不調が現れる人も、結構います。

わたしもそうでしたが、タロット占い師さんは、心身が弱い人が多いですが、グラウンディングが本当に大事なんだと思います。スピな力とかありません!という人の方が、タロットとは上手く付き合えるような気がします。

けれど、なぜか、グラウンディングの足らない人の方が、タロットのことを好きになったりします。本当に不思議なんですけど。

最後に、ここ数年で、タロットオラクルという感じのカードデッキが現れるようになりました。

今は引退したドリーン・バーチェーさんが、タロットの悪魔や死神が怖いからと、天使のタロットや妖精のタロットを作り出したのが、事の発端だと記憶していますが、黒いところを嫌う、今のスピリチュアルのやり方は、好きじゃないですし、あの手のカードが出た当初は、とても強い違和感がありました。

そもそも、人間の中にも、悪魔や死神が存在するわけで、タロットは怖くていいし、不気味なものも、ちゃんと意味があるわけです。
その分、その「黒いところ」をカードとして扱う分、こちらも強くなる必要があります。

今のタロットオラクルは、カードを作ったリーダーが、その人のスタイルでリーディングをしたタロット…という感じになっているので、そのリーダーさんのことが好きだったら、良いのではないかと、そう思います。

もし、あなたが、カードのリーディングができるようになりたいけれど、タロットとオラクルカードのどちらが良いか?と悩んだ時は、ご自分の好きなものでいいのですが、タロットを選んだ場合は、自分の黒いところを受け止める器と、グラウンディングも強化しながら、扱うことをお勧めします。

最後に、カードは未来予知などに使うよりも、自分の心との対話の道具として使った方が本来は、効果的に使えます。

星の運行は、いつ見ても変わりませんが、カードで見ようとすると、時期によっては違うカードが出たりして、人間のエゴで無理に読もうとすると、色々と歪んでしまいます。ですから、気づきなどに使用することをお勧めしますよ。

長くなりましたが、そんな感じです。





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