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ISBN 日本図書コード

2007年、製本を始めて5年目のことだ。本を読んでいると、いつものように、本の裏に印刷されているISBN(日本図書コード)が気になった。

製本をしていると、ISBNが欲しくなる時がある。別に必要ではなかったが、かっこいいなぁー、と言うだけのことで欲しかった。

日本図書コードセンターで資料を送ってもらって、なんやら難しい説明書を、ワカランワカラン何書いているかさっぱりワカラン、と思いながら読んだ。さらに登録は法人でないといけないと書いてある。そこで名前だけ社長さんになって(これはなんやら楽しかった)、番号10本だけ買った。17500円也である。

10本のうち4本だけ使った。身内本である。そのうち少し時がたち、6本残している間に、コードの形式が変わってしまった。末尾が2ケタが増えたのだ。古い番号も計算して2ケタ足すことはできるが、もう意欲が、なくなってしまった。

その後、川柳の友人に「ISBNいる?」と聞いても、全員「そんなもんイラン」。という返事。

なんかわからんけど、あー、しんどかった。

徒労ってこんな時に使うのでしょうか?今、何も頭に残ってないので、たぶんそうでしょう。