雪今和歌集 ゆきんこ編

こちらでは、我々ゆきんこについて詠んだものを集めました。
我々すら、どういった存在なのか未知の生き物であるゆきんこ。感情の高ぶりにて解けだし、みしろさんによって冷凍庫に運ばれるのが、我々の日常なのですが、そんな我々が体を解かしながらも、詠んだ和歌をどうぞ。

君想い 焦がれる心 その暑さ
冷えるこの身を 容易に溶かす
                           詠み人 silvia様

想いの熱が、まさしく文字通りに伝わってくる和歌です。我々がゆきんこという存在だからこそ、詠むことのできる歌ですね。太陽が雪を解かすように、詠み人の心の中には、みしろさんへの太陽のごとく熱い思いが宿っているのでしょう。

貴女へと 集いし者の 行く末は
心絆され 体冷凍
                          詠み人 さやか様

我々ゆきんこについて歌ったものですね。心が絆されると聞くと、胸があったかくなるイメージがありますが、どうやら我々は体が凍ってしまうみたいです。冗談はさておき、みしろさんのもとに集った方々は、皆彼女に心惹かれるからこそ、こうしてゆきんこになっていくのでしょう。推しの素晴らしさを改めて実感する、そんな歌です。

始まりは 貴女の声に 癒されて
いつの間にやら 虜にされる
                    詠み人 そーどふぃっしゅ2様

みしろさんの声に聞き惚れて、ゆきんこになった方は少なくないでしょう。自分もそのうちの一人です。見るきっかけになった配信が、雑談配信であったり、ゲーム配信であったり、ASMR配信であったりと様々でしょうが、行きつく先はみな同じ、ゆきんこになるのです。お前もゆきんこにならないか(

白雪に 思い伝えに 訪れし
我らゆきんこ 心は一つ
                        詠み人 きたωはや様

我々ゆきんこの団結力、そして愛が伝わる歌ですね。ええ、当然私も同じ気持ちですとも。ところで、我々はどうやってみしろさんのもとへやってくるのでしょう? ぞろぞろと密集してやってくるのか、空からひらひら舞い降りてくるのか。後者だとかわいい感じが……いや、割と怖いな。

透き通る 歌声さながら 雪のよう
我らゆきんこ 今日もとける
                            詠み人 VT様

みしろさんの歌について詠んだものです。歌声を雪のようと例えていますね。雪と聞くと、皆さんは何を想像するでしょうか。あくまで、私の解釈で話を進めますと、私は雪の結晶を写真でしか見たことないのですが、空から降ってくるとは思えない、芸術的な美しさがありますよね。みしろさんの美しい歌声を、そうした雪の結晶の美しさに例えたのではないでしょうか。あくまで一解釈なので、参考までに。

とけすぎて 冷凍庫には 間に合わず
冬になったら また会いませう
                            詠み人 VT様

感情が高ぶるあまり、とけんこになった我々はみしろさんによって冷凍庫へと運ばれていくのですが、あまりにも感情の高ぶりが大きいと、間に合わずに完全に液体になってしまうことも。でも、大丈夫。冬になったらまた会えるから。心配しないでください。映画「冬まで待ってて」好評上映中!

溶けて舞う 貴女の声で 今日もまた
いつも通りに 僕らとけんこ
                        詠み人 みどりネリ様

さて、突然ですがここで問題です。この短歌に使われている修辞法は何でしょう?
正解は、倒置法です。「溶けて舞う」が初句に来ることで、まず情景を頭に思い浮かばせる、そんなテクニックが入り込んでいるのです。と、解説はここまでにして……誰か! 冷凍庫に運んであげて!

出会いから 積もる雪より 溶けし水
糧へと変わる 心の彩り
                          詠み人 新巻鮭様

人は、衣食住だけあれば最低限生きてはいけますが、やはり生活の彩りには娯楽が必要です。娯楽とは一般的には、人を喜ばせ、慰めるものとされていますが、そこには感情の揺れ動きが必ずあります。感情の高ぶりで溶ける我々は、溶けることで、日々の娯楽を感じているのかもしれません。けれど、溶けきったら元も子もないので、ご注意を。

とけんこで 入れて貰った 冷凍庫
優しさ溢れ ますます溶ける
                          詠み人 干し柿様

みしろさんがスパチャにて、コメントを下さった後、最後にとけんこになった我々を冷凍庫へと運んでくれるわけですが、そのあとにさらにコメントを下さることがあり……再構築した我々の体がさらに解けるということに……ほんと、罪な女ですね。

張り詰めし ゆきのこたちの 心の音
微笑み溶かす 白雪の花
                       詠み人 朱鷺影 蒼穹様

言葉がとても詩的です。張り詰めるという言葉に、氷と緊張とをかけているのも素晴らしいところです。内容を読み解きますと、止まったゆきんこたちの心臓をみしろさんが蘇生させてくれる……そんな歌です。心臓大丈夫か?……まあ、オタクは心臓の予備ぐらいストックしてるので大丈夫です。

しらゆきの ふっきのしらせに わくぼくら
あなたのえがおが だいすきだから
                        詠み人 きたωはや様

みしろさんが復帰するという知らせを受けたときの、我々ゆきんこについて詠んだものですね。すべてひらがなになっているのも味があって素敵です。子どものように純粋に、復帰を喜び、好きという気持ちを歌っています。

身の上は 千差万別 ゆきのこら
仰ぐは同じ 無二の辰星 
                          詠み人 新巻鮭様

これまで生きてきた年月も、経験も違う我々ですが、みしろさんという人物を通して、我々は出会いました。みしろさんに会えたことも奇跡なら、こうして我々が歌を詠み、推し活をしているのも、一つの奇跡なのかもしれません。ちなみに辰星とは、おおいぬ座のシリウスのこと。今の時期が見所です。

ファンの為 頑張っている お姿に
嬉しく思う ゆきんこ感謝
                            詠み人 VT様

みしろさんが、我々のために頑張ってくださる姿を見ると、やはり嬉しさを感じずにはいられません。頑張っていることを秘密にしなくてはならないことも多々あるとは思いますが、それでも、みしろさんが頑張ってくださることに感謝を忘れずにいたい。改めて確認させられる歌でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?