生まれ変わるまで

【お爺ちゃんバージョン】

小さな魂:んっ、眩しい・・・
謎の声:目覚めたようぢゃな。
小さな魂:誰?
謎の声:ワシか?ワシは・・・ワシぢゃ。
小さな魂:何それ?
謎の声:そんなことはいいから、何か他に質問はないのか?
小さな魂:じゃーここはどこなの?
謎の声:ここか?ここは地球と宇宙の中間ぢゃよ
小さな魂:どうして僕はこんな所に?
謎の声:こんな所とは失礼だな、ワシはこんな所に100億年くらい住んでおるのじゃぞぉ?
小さな魂:自分でも、こんな所って言ってるじゃないか!
謎の声:ワシだって、ぶっちゃけ、もうこんな所に居たくないのだよ、美女と触れ合いたいのだよ
小さな魂:そんな本音、ぶっちゃけられても....僕困るよ。
謎の声:ゴホンっ、これは失礼した・・・。ワシとしたことが!!・・本題に移ろう!お前はな、これから生まれ変わるのぢゃ!
小さな魂:生まれ変わる?
謎の声:そうぢゃ!これが見えるか?....二つの点が寄り添うように動いているぢゃろ?
小さな魂:うん、いっぱい動いてるね!
謎の声:ここから気にいった二つの点を選ぶのぢゃ。
小さな魂:僕が選ぶの?
謎の声:他に誰がいるのぢゃ?
小さな魂:わかったよ!じゃーこれ!
謎の声:こらこら、そんな適当でいいのか?これがお前の両親になるのじゃぞぉ!
小さな魂:えぇー?そうなの?この小さい二つの点が??
謎の声:そうぢゃよ、この小さな二つの点は、夫婦なんぢゃよ。
小さな魂:そうだったんだ....それならそうと早く言えばいいのに....じゃ、真剣に選ぶよ!
謎の声:そうしなさい.....なんせお前のお父さんやお母s
小さな魂:これでいいや!!!
謎:おいおいww簡単に選びすぎぢゃろ。
小さな魂:そんなことないよ、真剣に選んだもん!
謎の声:そうなのか・・・?それならいいが…。その夫婦には、ちょいと問題がある
小さな魂:なに?
謎の声:人間としては、とても良い人達なのだが、とても貧乏なんぢゃよ。ワシなら絶対に選ばないわぃ!
小さな魂:良い人ならいいじゃないか、僕は優しいお母さんとお父さんが欲しいよ!
謎の声:なんだと?....そうか・・・お前は欲がないのだなぁ。お前がそれでいいなら、ワシはこれ以上何も言うまい。
小さな魂:うん!僕はこのお母さんとお父さんにするよ!!!
謎の声:わかった。それでは目を綴じるのぢゃ!だんだん意識が遠くなっていくが、心配することはないぞぉ。
小さな魂:え?もう行かなくちゃいけないの?ちょっと待って、僕まだお礼も言ってなかった!
お爺ちゃん、色々ありがとう。お爺ちゃんのこと、僕ずっと忘れないよ!!
謎の声:ふぉっふぉっふぉっ、嬉しいことを言ってくれるのぉ。
100億年くらいこんな所に居るが、そんな事を言ってくれたのは、お前が初めてぢゃよ!ありがとうなぁ。だが、もう時間もない・・・さぁ、目を綴じるのぢゃ!
小さな魂:わかった!お爺ちゃん、元気でね!楽しかったよ!
謎の声:幸せになるのぢゃぞぉ...
小さな魂:うん....
謎の声:行ってしまったな。ワシの記憶など、どんどん薄れゆくだろう。
・・・しかし、それでいいのぢゃ。

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【お姉さんバージョン】

小さな魂:んっ、眩しい・・・
謎の声:目覚めたようね
小さな魂:誰?
謎の声:私?私は美女よ
小さな魂:何それ?
謎の声:そんなことはいいから、何か他に質問はないのかしら?
小さな魂:じゃーここはどこなの?
謎の声:ここ?ここは地球と宇宙の中間よ
小さな魂:どうして僕はこんな所に?
謎の声:こんな所とは失礼ねぇ、私はこんな所に100億年くらい住んでいるのよ?
小さな魂:自分でも、こんな所って言ってるじゃないか!
謎の声:私だって、ぶっちゃけ、もうこんな所に居たくないのよ、ショタと触れ合いたいのよ
小さな魂:そんな本音、ぶっちゃけられても....僕困るよ。
謎の声:ゴホンっ、これは失礼しました・・・。私としたことが!!・・本題に移りましょう!あなたは、これから生まれ変わるのよ!
小さな魂:生まれ変わる?
謎の声:そうよ!これが見えるかしら?....二つの点が寄り添うように動いているでしょ?
小さな魂:うん、いっぱい動いてるね!
謎の声:ここから気にいった二つの点を選んでちょうだい。
小さな魂:僕が選ぶの?
謎の声:他に誰がいるのかしら?
小さな魂:わかったよ!じゃーこれ!
謎の声:こらこら、そんな適当でいいの?これがあなたの両親になるのよ?
小さな魂:えぇー?そうなの?この小さい二つの点が??
謎の声:そうよ、この小さな二つの点は、夫婦なのです。
小さな魂:そうだったんだ....それならそうと早く言えばいいのに....じゃ、真剣に選ぶよ!
謎の声:そうしなさい.....なんといってもあなたのお父さんやお母s
小さな魂:これでいいや!!!
謎:こらこらww簡単に選びすぎですよ。
小さな魂:そんなことないよ、真剣に選んだもん!
謎の声:そうなの・・・?それならいいのだけれど…。その夫婦には、ちょっと問題があります。
小さな魂:なに?
謎の声:人間としては、とても良い人達なのですが、とても貧乏なんですよ。私なら絶対に選ばないわぁ!
小さな魂:良い人ならいいじゃないか、僕は優しいお母さんとお父さんが欲しいよ!
謎の声:え?...今なんと?あなたには欲がないのですね。あなたがそれでいいなら、私はこれ以上何も言わないわ。
小さな魂:うん!僕はこのお母さんとお父さんにするよ!!!
謎の声:わかったわ。それでは目を綴じなさい!だんだん意識が遠くなっていきますが、心配することはないですよ。
小さな魂:え?もう行かなくちゃいけないの?ちょっと待って、僕まだお礼も言ってなかった!
お姉さん、色々ありがとう。お姉さんのこと、僕ずっと忘れないよ!!
謎の声:ウフフ、嬉しいことを言ってくれるのね。
100億年くらいこんな所に居ますが、そんな事を言ってくれたのは、あなたが初めてよ!ありがとう。でも、もう時間がないわ・・・さぁ、目を綴じて!
小さな魂:わかった!お姉さん、元気でね!楽しかったよ!
謎の声:幸せになるのですよ
小さな魂:うん....
謎の声:行ってしまいましたね。私の記憶など、どんどん薄れゆくでしょう。
・・・しかし、それでいいのです。

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