無題

自分のキャラクターを
ひとつに統一しようと
必死だった。


家、仕事、友達、
初めての場所、人。


それぞれに違う自分が出て来るたびに
その矛盾に悩んで


自分には裏表があると
それはいけないことだと


自分を、責めていた。


今は
自分は無限にいるんだと


そっちを信じることにした。


全部自分だし
認識できていない
自分だっているだろうし


天使のような自分もいるし
悪魔のような自分もいる


なんてったって
無限にいるんだから。


そして、
虫に殺虫剤をかける自分をみて


アウシュビッツを思い出すんだ。


人を虫だと思っていれば

私だって同じ事をするだろう、、って。


おんなじ。
ぜんぶわたし。



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