苦手なホラー映画に挑戦した結果


人生で初めて、ホラー映画を見てきました。『IT/イット”それ”が見えたら終わり』というアメリカのホラー作品です。


主人公はメイン州に住む、ビルという少年。彼は、行方不明の弟がいました。不可解に起こる児童連続誘拐事件を解決するため、ビルと彼の友達で調査を始めます。犯人は、下水道管の中を移動する奇怪なピエロ、ペニー・ワイズだと確信したものの、子どもたちはそれぞれ恐ろしい体験をすることに…というような内容です。


私は、怖い映画やお化け屋敷が苦手なタイプの人間です。小さい頃に興味本位でほん怖を見た夜には、1人でお風呂に入れませんでした。


今回、なぜ見たいと思ったのか。それは予告を見た時に、直感的に「おもしろそう!」と思ったからです。子どもたちが誘拐事件の謎を解いていくという展開にワクワクしました。



映画を見て分かったことは、内容が恐ろしすぎて寿命が縮んだということですね。


グロテスクなシーンや不気味な生き物が出てきたりと、怖いのひと言じゃ言い表せられないほど、とてつもなく怖かったです。


日本のひゅ~どろどろという感じよりは、いきなりバッ!と驚かせてくるような怖さでしたね。怖いシーンは基本的に、指の隙間からのぞいて見ていたけれど、不協和音な恐ろしい音は聞こえていたので、恐怖におびえていました。


日本のホラーとは違うスリルが味わえること間違いなしです。


しかし、作品の内容としてはとても見ごたえがあり、ホラー映画が苦手な私でも、見てよかったと感じました。むしろ、早く次の第2章が見たいです。


ホラー以外の部分では、子どもたちの可愛らしいやり取りや各家庭事情などがとてもリアルに描かれていたり、言葉の表現が深かったりと、私が言うのは見当違いですが、ものすごく作り込まれているなあと感じました。


ホラー映画が苦手な人でも、一度勇気を振り絞って見てほしい作品です。


今回、今まで挑戦したことのないホラー映画を見て、大正解だと感じました。


普段、自分の独断と偏見だけで苦手意識を持っているものでも、挑戦してみる価値はあるのかもしれないです。