6.学校をペーパーレスにしよう!!
教員の皆さん、お仕事お疲れ様です。公立中学校で教員をしている幸松(ゆきまつ)といいます。
こちらのブログでは以下のことを伝えて行こうと思います。
「ミニマリストの考えを職場(学校)で取り入れた実践例や改善例」
「グーグルエデュケーションを使った業務効率化の実践例」
今回の記事の内容は、「学校をペーパーレスにしよう!!」です。
教員あるあるでよくあるのが、生徒には「机の上きれいに!」と指導するけど「自分はできていない笑」という話、よく聞きませんか?心あたりがある方もいるかもしれませんね笑
自分や周りの職員の机を見てください。紙で机が埋まっている、山積みになっている机をよく見かけますよね。机の上がきれいな職員も本棚はギッチギチ、個人のロッカーもギッチギチとなっていませんか?
「大事な書類だから・・・」「捨てるのは・・・」と言っている間に、「どこに何の書類があるのかわからない」「そもそも1年以上見ていない書類もある」といった経験ありませんか。
文科省の統計によると、無駄な書類を持っている枚数は1人あたり1万枚をこえるというデータもあります。
冗談です・・・が、それに近い枚数持っているはずです。
それでは、本題に入って行きましょう。
紙を所有することのデメリット
まずは、「紙を所有することのデメリット」はこんな感じです。
どこに何があるかわからない
仮に1万枚紙を所有していたとして、何がどこにあるのか把握できる人はいないと思います。把握できたとしても、それはあなたの仕事ではありません。それこそPCに任せた方がいいです。
どこに何があるかわからないものを持つ理由はありますか?
ありませんよね。それでは、処分しましょう!!
見てない、今後も見ない書類をもつ意味は?
先ほどの内容とかぶりますが、見てない、今後も見ない書類をもつ必要ありますか?
おそらくほとんどの人の回答は、
「見る日がくるかも」「重要な書類かも」「いやいや誰かに見せるかも」
だと思います。
その、「〜かも」は、一生来ません。
今年見ないのに、なぜ来年、必要な時がくるのですか?
仮に処分して、その時がきたとしましょう。だいたいその必要なものは、データで残っているし、ネットに似たようなのがあるし、誰かが似たような資料を持っています。
なので、見てない、今後も見ない書類を処分しても困る日は来ないので心配せず処分しましょう。
処分するのが大変
数年かけて出来上がった貴重な資源は大切ですが、積もり積もった書類は処分するのに困るやっかいなものです。
・プライバシーの問題
・本などは処分するのに手間がかかる。
・ゴミ袋にポイでは済まない量だと更にやっかい
など、様々な理由で積もり積もった書類というのは、処分に困るものです。
「少しの量なら、処分は楽なのに・・・」
そうなんです。少しの量のうちから定期的に処分していきましょう。
今が、一番少ない時期ですよ。
異動する前に処分しようと思っても、その時期はたくさんの職員がシュレッダーを使います。
そうすると、機会が詰まったり・壊れたりなどで作業が中断したり、体力的にも疲れます。
なので、移動(異動)する前の、今のうちからコツコツ処分しましょう。
紙をデジタル化するメリット
次は紙を極力持たない。0(ゼロ)に近づける方法として、紙をデジタル化することです。
・グーグドライブなどのクラウド上で職員のやりとりを行う。
・重要な書類等は、PDFで保存する。
といった方法で、デジタル化を行っていきましょう。
また、紙をデジタル化するメリットとして以下があげられます。
まさに、メリットしかありません。
ただし、デジタル化するデメリットはですね。
えーと、うーん・・・思いつきません笑
ここまできても、紙にこだわる人がいればこう質問したいです。
「紙じゃないといけないものってなんですか?」
ありますか?あるとしたら、直筆の証明が必要なもの(入学願書など)くらいだと思います。それは、それで別で保管しますので、あなたの手元に置くことはありませんよね。
ということで、紙をデジタル化するメリットがわかったかと思います。
もちろん、私も全てデジタル化はしてはいません。そんな仙人みたいにはなれません。紙の方が便利なものももちろんあります。それは臨機応変にやっていけばいいことです。
「紙を所有することのデメリット」「紙をデジタル化することのメリット」がお分かりいただけたでしょうか。
少しでも、紙を減らし、デジタル化していきましょう!!
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