#004: オンラインミートアップの裏方で、自分の幸せを実感した話

オンラインサロンで、ミートアップをすることになった

私は、元マイクロソフトの澤円さんのオンラインサロンに
サロンメンバーとして参加しています。(通称:澤サロン)
このサロン、今見てみたら、メンバーは374人いました(20年9月27日時点)。すごい。

澤サロンには、いろんな分科会があり、
私は「イベント管理部」と「プレゼン部」に所属しています。
イベント管理部の役割は、ザックリいうと:
①澤さんが開催されるイベントのお手伝い
 (とはいえ澤さん自身がサロン内イベントを開催されることが多いので、
  「必要なときに澤さんから声がかかることもある」という感じ。
  今回はこのパターン。)
②自分でイベントを立ち上げるのが不安なメンバーの方/
 ちょっと手伝って欲しい方へのお手伝い
です。
(サロンでは、メンバーが自由にイベントを立ち上げることができるので、
"イベント管理部を通さなくてはいけない"、という訳ではないです^^)

ある日、澤さんからイベント管理部に
「そろそろミートアップでもしましょうか」とお声がけがありました。
私自身、澤サロンで出会った方々のおかげでアウトプットが少しづつできるようになっているし、「何かお礼がしたいな」という思いで、
オンラインミートアップなるものの裏方をさせていただくことにしました。

内容どうする?

まず直面したのが、「内容をどうするか?」です。
そもそも、「ミートアップ」という言葉すら分からない(笑)。
ほんとにアメリカに3年半住んでいたのだろうか、私・・・
一緒に裏方をやってくださっている方と調べてみると、
「ミートアップ」って、どうやら「交流会」のことのようです。
そうか、「オンラインで交流会をやるのか」。

そこから、チャットでアイデアを出し合いながら
内容を固めていきました。
 ・どういう人を対象にする?(Who?)
 ・その人たちの今の状態は?(Before?)
 ・どうなっていただきたい?(After?)
 ・ミートアップは、どうお手伝いできる?
  (How?つまりBeforeとAfterのギャップをどう埋めるか?)
 ・そのお手伝いのために、2時間の枠の中でどんな内容で、
  何をやり、どんな流れにする?(What?)
etc. etc....
安心して自分のアイデアを伝えられる関係性が、
ほんとありがたかったです。
日中はお互い仕事があるので、夜にガーっとやりとりする感じ。
だいたい案が出たなという頃合いで、
出たアイデアを「1枚」の資料にまとめ、澤さんにご提案しました。
(会社のプレゼンより緊張しました。中堅社員が初心に戻った瞬間、笑)
澤さんからはアッサリOKをいただけて、イベントの内容が決まりました。

【当日の流れ】
 ・開始、サロンメンバーお2方からプレゼン
 ・ブレイクアウトルームで交流(前半)
 ・休憩
 ・交流(後半)
 ・クロージング

今回の交流会は、他の方の顔と声(人となり)が知れて、
ますます安心してお互いアウトプットができるように、
zoomのブレイクアウトセッションを活用し、
自己紹介をしていただくパートを設けました。

そこで、サロンの加入時期が様々な方々と交流できるように、
加入時期がバラけるような組み合わせで
事前に参加者の方々をブレイクアウトセッションに
割り当てておくことにしました(事前割り当て)。
さらに、部屋ごとにファシリテーターの方をお願いし、
交流が進むようにご協力いただくようにしました。
(事前割り当てって、参加者の方がzoomに登録しているメアドがあればできるんですね。これも今回教えていただいて、初めて知りました。)

ミートアップ前日、
メンバーの方が作ってくださったグループ分け表に沿って
zoomでブレイクアウトを事前割り当てし、
眠りにつきました。

怪!ブレイクアウトの事前割り当てが消える

ミートアップ当日。
仕事から帰宅しzoomを立ち上げると・・・

ブレイクアウトの事前割り当てが消えている!!!

頭が真っ白になるとはこのこと。
管理部メンバーのみなさんへ、すぐ連絡しました
(いや、泣き付きました)。
前日何回か確認した時は登録できていたので、原因はわかりません。
リストを作ってくださった管理部のナカジマさんや、
メアドを教えてくださった参加者のみなさんの顔が浮かんで、
ただただ、情けなくて申し訳なくて、胃が痛かったです。

そんな中で、続々とzoomに入ってこられる参加者さんたち。

今できることをやる

そのとき、三宅さんが管理部メンバーにかけてくださったひとこと。

「今やるべきことは、この焦る気持ちをミートアップに持ち込まないこと。楽しめる場をつくることに集中しましょう!」

そのひとことで気を持ち直し、
ブレイクアウトルームは自動割り当てで作成するものの、
ファシリテーターの方だけは各部屋に入っていただけるように
手動で調整することにしました。

Just do the next right thing. Take a step, step again.
It is all that I can do〜 (アナ雪2の歌が脳内自動再生)

とにかく、今できることをやることに集中。

そしてミートアップが始まり、
ナカジマさんが司会進行、
コマツさんが、迷子になっている人がいないかetc. 全体を見てくださり、
他のメンバーの方々がチャットやジェスチャーで場を温めてくださっているなか、
総勢78名の参加者のみなさんが冒頭のプレゼンを聴かれている間に、
私はブレイクアウトルームの(再)作成をしました。
・・・何とか間に合いました。

独りで抱え込まなくていいんだ

色々ありましたが、
参加者の方々に笑顔で過ごしていただけたのが嬉しかったです。
(澤さんがブレイクアウトルームに現れた瞬間、
 「本物だ!」という声が出たりしたのも良い思い出)
また、なかにはこのミートアップで他の方から「いいね!」とか
「それってすごいね!」という言葉をもらったことがきっかけとなり、
ツイッターやnoteで気づきを発信してくださったり、
stand.fmという音声配信メディアを始められた方もいました。
ミートアップ後の誰かの行動につながる機会にもなれたんだな、と
ありがたい限りです。

大袈裟かも知れませんが
お1人おひとりが創りたい未来をつくるきっかけの1つになれたのかな、
と思います。
こういう経験ができたのは、本当に幸せなことだなと感じました。

また、ミートアップの裏方をさせていただいて気づいたのは、
独りで抱え込まなくていいんだ
ということです。
私は誰かにお願いすることが心苦しく、
迷惑じゃないかとか、断られたらどうしようとか
今忙しいんじゃないかとか考えてしまい、
ついつい自分で何とかしようとしてしまいがちです。
しかし、今回のミートアップでは、周囲の人に頼ったが故に
知恵を集められてうまくいったことが、
ここに書いたこと以外でも数多くありました。
社会人になって20年以上経ちますが、まだまだ学ぶことがありますね。
精進精進。

参加してくださったみなさま、一緒に準備をしてくださったみなさまへの
感謝を込めて。

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