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「ミライバルダンス」の楽曲解説もどきと今後の展望等。

本日3月2日わーすたNEWシングル「ミライバルダンス」がリリースとなりました。カップリング曲「リル・リル・トリップ」と両曲の作編曲とサウンドプロデュースをさせていただいております。

今回ももはや恒例となりつつありますが、このリリースタイミングで楽曲解説的なものや作曲者目線の制作裏話を怒られない範囲でやれればと思っております。きっと数名はこのコーナー楽しみにしていらっしゃると信じて、、、その方達に、より一層楽曲の事を理解してもらいたいという思いでこのnoteを書いております。

さて、まだお聴きになられていない方はこのニッチなnote記事を呼んでる時点であまり居ないと思いますが、一応サブスクリンクを貼っておきます。

この楽曲を制作するにあたりまして、まず考えなければいけなかったのが、わーすた新体制1発目の超重要曲であるということ。ファンの皆様の期待を裏切れない、超えないといけないというプレッシャーは勿論、前作「詠み人知らずの青春歌」で出し切ってしまって搾りカスみたいになってしまった僕の頭の中からどうやってこの曲にたどり着いたか。。みたいな話をします。

まず自分の中では4択くらい、楽曲の方向性の選択肢がありました。1つは、遮二無二あたりから流れが始まったエモい系王道バンドサウンドを引き続き。2つ目は、完全に新たにアーティスト寄りな方向を目指して、新しいわーすたとしてのサウンド。3つ目はデビュー当時の原点回帰曲。4つ目は、僕個人として狙いたかったわーすたサウンド(バスタブや雨のキモチ等とか)、その中から3と4を合体させてみようかなという所から着手します。

詠み人までのストーリーや、あのサウンドやエモさみたいなのは一旦最高の完結の仕方をしており、これ以上は野暮でしょう。ということでまず却下。2は一回試しに1曲作ってみたんですが、これはこれでアリだったんですが一度お蔵入りしまして、今後いつか出てくると思います。3はたぶん皆がそろそろ求めてるサウンド感だというのは分かっておきながら、ただ同じことをやるだけじゃ過去の曲聴いてればいいよね。ていう思いもあり、4を合体させて、僕がプロデュースさせていただく意味がやっと出てくるのかなと。ということで、原点回帰を彷彿させながらも、サウンドは新たな方向を打ち出し、ハイブリッドなNewわーすたサウンドとして作ろう!ということでミライバルダンスが完成しました。

結構ツイッター等を見てると原点回帰!ってめちゃよく見るんですが、確かにビジュアルやMVにはそれを僕も感じるんですが、楽曲のサウンドとしてだけ見ると、特に原点回帰してないんですよね。(これが狙い通りでもあります)サンデーサンシャインやバスタブアロマティックあたりのサウンドを、皆が求めてたわーすた王道サウンドに少し寄せてみた、っていうのがメタ的視点からみた僕の狙いです。とはいえその「わーすた王道サウンド」というのが原点回帰感を感じさせる部分かもしれないですね。

曲作りの初段階で僕が決めてたのは。まず三品さんのアカペラから入りたい、くらいでした。あとは比較的すんなり出来たんですが、サビのメロディーだけはずっと決まらなくて、バージョン8くらいまであります。笑

過去のわーすたから未来へのわーすたへ、という想いも込めて、過去僕が作ったわーすた曲の要素も少し散りばめていたりもします。

歌詞に関しては、いつか頼みたいとおもっていたやしきん君にお願いし、タイミング的にここが一番ハマるんじゃないかと思ってご依頼したら快諾していただき、そして最高の歌詞が届きました。本当にこの歌詞でよかった。絶妙すぎる。天才!

あとメンバー裏話としては、この楽曲ちょくちょく動物の声を入れたりしてるんですが、当初もっと他にも色々入ってると面白いかなと思って、メンバーに色んな動物の鳴き声をマネしてもらってレコーディングしました。(松田さんの動物声はリアルすぎて笑った)そしてほぼ全カットw 皆せっかくやってくれたのにごめんなさい。「ガオー」くらいしか最終的に動物系は使わなかったな。。苦笑


まだまだ語りたい話はありますが、ひとまずカップリングの話。リル・リル・トリップ。この曲はうってかわって色々尖った事をやろう、ということで、めちゃくちゃ可愛い曲を作ろう、というコンセプトで作りました。かわいいといっても今まで可愛いとは視点を変えて、ドリーミーでユメカワ、フワフワした世界観、個人的にはジェラピケの世界観を曲にしたらどうなる?笑 みたいなテーマで作りました。

過去曲「おやすみ」のコーラス感や、以前廣川さんの生誕祭で、僕が次曲をつくるなら廣川さんのウィスパーボイスみたいなのを活かした曲を作りたいっていう発言から着想を得て、結局ウィスパーかどうかはわからないんですが、こんな感じの曲になりました。またサウンド感にはクラシックとかミュージカルみたいなサウンド感やコード進行を取り入れて、よりそういう世界観が増すように工夫しております。

曲はふわふわカワイイ!ですが今までやってこなかったサウンドを狙う、という意味では尖った事をやれたなと思っていて、ミライバルダンスのカップリングとしてはベストな曲ができたのでは、と思っております。

そしてこちらの作詞は「バスタブアロマティック」「サンデー!サンシャイン!」で御世話になったhotaruさんにお願いして、飛び切りカワイイ曲にしてもらいました。ユメユメでかわいくてキュンキュンです(?)

ラストサビ前のうふふ(微笑)は小玉さんによるものです。結構何パターンももらって、一番かわいいと思ったもの(個人的偏見)を選びました。こんなん目の前でされたらイチコロですね!ライブが楽しみです!笑

余談ですが、アウトロのピアノソロは特に最初は入れてなかったんですが、Hiphop界の鬼才J Dillaの「So Far To Go」という曲のアウトロにこういう感じのがあって、まさかのその曲にインスパイアされてみました。こんなユメカワアイドル曲にHip hopからアイデア引っ張ってくるのはきっと僕くらいでしょう。笑


というわけで2曲とも個人的には満足いく曲が出来まして、またtwitterをエゴサする限りでは好評いただいてるみたいで、本当によかったです。

また今後の楽曲も絶賛構想中(制作中)で、リリースタイミングみたいなものは僕からは勿論言えませんが、今年のわーすたもかなりアツい、ということは自信をもってお伝えできます。

またそのタイミングでnoteを更新できればと思います。

駄文失礼しました。ありがとうございました。


ミライバルダンス、リル・リル・トリップ、聴いてね!!!


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