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会って数時間の人に「素敵な人生を」という言葉をもらった

風越みらいツクール

6/24-27の4日間、軽井沢で風越みらいツクール(https://kazakoshi.ed.jp/kazamic/)というプログラムに浸かってきました。詳しくはまた書こうかな、
”じっくり、ゆったり、たっぷり、まざって、「  」になる”プロセスを味わい、最終日にひとりひとりがポツポツと想いを語る時間には、涙がツーっと流れていた。

『素敵な人生を』

 3日目のお昼、8年生(いわゆる中学2年生)とその保護者の方とお話しするコンテンツが終わり、次いつ会えるかわからない方との別れ際。同じサークルで対話したある保護者のHさんが別れ際に私にかけてくれた言葉、『素敵な人生を』。「応援してるよ」「頑張れ!」っていう言葉をかけてもらったことは何度もあるけど、『素敵な人生を』って言われたのは初めてだった。この言葉を聞いた時、心の底からの安心感がブワーーーって湧き出てきた。私たちは、自分も含めてまわりのみんなが素敵な人生を送れるように願っているし、そのためにたくさんのモノ/コトを社会に生み出している。だから、何をしているか(WHAT)が求められがちなのだけど、どう生きているか(HOW)を置き去りにしそうになる時がある。今までの人生/決断の分岐点/恋愛の話/風越に対する想い、まだ出会って数時間の人にこんなに打ち明けていいのかというくらいなんでも話してくれた。私たちの世代が持っている悩みから何かを感じ取り、今回の対話の時間を通して私たちの人生がちょっとでも豊かになるように真剣に向き合ってくれた。会って数時間しか経ってない人に「素敵な人生を」なんて言葉は普通出てこない。肩書きとか何をやってるかとかではなくて、1人の人間として私のことをじっっっくり見てくれていたのだなあってことが伝わってきた。

「吾十有五にして学に志す。
三十にして立つ。
四十にして惑はず。
五十にして天命を知る。
六十にして耳順(したが)ふ。
七十にして心の欲する所に従へども、矩(のり)を踰(こ)えず。」
Hさんが思い出させてくれた孔子の言葉、ていねいに、じぶんを耕す人生にする

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