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『 無償の愛って何だろう(後)』 ~お金に囚われない世界へ~

今回も引き続き、無償の愛についての後半です。
もしもみんなの意識がそこに向かうようになれば、今のようなお金に囚われた世の中も早く変わるだろうと思っています。
とはいえ、愛やお金の価値観、宗教観など人それぞれですから、今回も十人十色、百人百色の一つとしてお付き合いください。
(※画像はフリー素材などからお借りし、加工しています)




【「思い込まされ」の世 】

今の世の中は「給料もらうために働く」というのが当たり前。
そしてやる気を出すためにも「見返り」や「報酬」を求めます。

それも当然ですよね。
生きているだけで勝手に税を課せられるし、仮に自給自足していてもお金が必要という、おかしな世ですから。

勝手に印刷して、勝手に巻き上げる「お金」ってなに?

そうやって僕たちは、じわじわとお金や宗教による支配を受け、やる気といった「心の在り」方まで物のように扱うようになってしまったのかもしれません。


宗教には良い面もたくさんあるのですが、同時に不安を与え恐怖を煽り、マッチポンプ的に信者を増やしてきた裏の顔もあります。

従順でなければ救われない」と刷り込まれているかも、ということです。

いや、そうじゃない

深い藪をつつくのは危険ですが、こういう話も避けては通れないので、本筋からあまり逸れない程度に触れていこうと思います。



〔 思い込み・思い込まされ 〕

まずは「自分は常識的だから大丈夫、騙されたりしない」といった風に、思い込まされていないだろうか、ということから。


喩えばテレビでは「心霊ビジネスで高額な壺を買わされる人」を番組で取り上げ、タレントを使って「こんなのに騙されるんだ~」と笑いを取りながら注意喚起します。


しかしその一方で、パワースポット巡りや「〇〇のご利益が、、」という番組もバンバン流し、「私もお蔭にあやかりたい」とも思わせます。


実際、目に見えないモノに対し神々しく音や映像を付け、そこで肩書のある人が「ここには長い歴史があり、、」などと始めれば、なんだかそんな気にさせられますよね。

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〔 身近な「お蔭信仰」〕

「で、壷は?」のままですが、続けてお賽銭とかお守り、おふだなど、身近なお蔭信仰についても考えていこうと思います。

こういうこと書くと嫌われますかね~。
この罰当たりめ!」といった声も聞こえてきそうです(^_^;)


ではまずは「お賽銭」についてですが、みんなそこで何を思い、どんな願いをしているでしょうか。

「そりゃ無理だろ!」というモノもありそうですよね。

ん? 何かおかしくない?

そして、当たり前のようにみんな「お金を入れ、願いを叶えてもらおう」と頭を下げてますが、それってまるで物々交換のようです。

あ、こんな感じかも!


次に「お守り」や「お札」などですが、その「ご利益」って誰が決めたのでしょうか。
(※ご利益は申告制とも聞きます。 詳しくは調べてみてください)

ちなみに、仏教で本来の「利益」は、何があっても崩れない、変わらない喜び・幸せ、だとか何とか、、。


さらに、お札って買い換えを勧められますが、それもどうなんでしょうか。

有効期限付きなの?

『 より新しいお力、より新しい生命をいただくという意味があり、日本の伝統、先祖伝来の美しい風習です。』

といった説明もありますが、何となく買わないと不安になるような言葉の巧みさがあります。
怖い怖い。



〔 神仏を雇う? 〕

また、これらのように「お金を払い守ってもらう」とすれば、「神仏と崇めるような異次元存在をボディーガードに雇うということです。

「守ってもらうのだから当然支払うべき」という意見もあるでしょう。

ですが、もしも本当にお金で動くとか、向こうから「願いに見合った対価を差し出せ」なんて要求するような異次元存在だとしたら、まるでアニメなんかで見る悪魔のようですよね。

それも怖い怖い(笑)

実は裏ボスが隠れてるかも~!


個人的には「制作費」「祈祷の技術料」「建物の維持費」「関係者の生活費」などと素直に言えばいいのにと思っています。

僕も子供の頃に「そうするんだよ」と教わり、ずっとそうやって来ましたが、今振り返えれば、それって「神仏」の信仰ではなく、きっと「ご利益」を信仰しているんですよね。

そう見れば、多少違えど「あやしい壺と同じかも?」と思ってしまいます。



〔 本来は相互扶助? 〕

昔はお金に縛られることもなかったし、「祈りの場」って、靈、人共に助け合う集会所のようなものだったのかもしれません。

人は感謝し良いエネルギーを捧げ、靈は異次元から支え、縁を繋いでくれたり、といった風に。


また、お百度参りのように何度も足を運ぶというのは、靈人の皆さんに顔を覚えてもらえたり、目的を己の心に強く刻む意味もあり、願いを実現しやすくします。


お守りやお札などは「縁ある者の証」であったり、生活の中で目に留まれば「気を付けなきゃ」と、注意喚起の意味もあるのでしょう。




【 みんなで与え合うタダの世へ 】

これからしばらくは、「衣食住医政教金」全てにおいて「騙されてた~!」と膿み出しが進み、悩んだり愛に飢えた人が増えていくかもしれません。

しかし同時に、愛の無限製造機のような人もどんどん増えて、未来のこの星は「愛」に満ちてゆく、、と僕は信じています。


そしていつか、みんなの心が無償の愛に向かえば、お金の要らない世界になります。

誰もが「受け取ってもらえるだけで幸せ」「みんなにもっと喜んでほしい」と思うようになり、生活にも反映されるからです。

何でもタダをイメージしてみてください。
みんなの 想像するエネルギーが未来を生む のですから。



〔 もしも何でもタダだったら 〕

意外かもしれませんが、もし今の生活から、世界中でせ~のでお金がなくなっても、何の問題もおこりませんよね。

、、いや、ちょっと訂正。
お金持ち自慢の人は、ちょっと困るかもしれません(笑)


まぁそんな人はともかく、働いても給料出ないけど、スーパーで買い物しても全部タダということです。

レジを通すのは、商品の在庫や物流管理のため。

もちろん服とか車もタダ。

家を建ててもタダ。
建築屋さんも、下請けもみんなタダ。

だって燃料も電気もタダだし、資材もタダ。
税金も無いし、み~んなタダ。


あ、家がタダだとしても、大工さんにも感情がありますから「建ててあげたくなるような人」が優先されると思いますケドね。


お金が無くなれば事務仕事はかなり減るし、無理に営業もしなくていい。

AIにより、物流や、需要と供給の管理が楽になり、危険な仕事も、嫌われ仕事もハイテクでカバーされていき、労働時間を減らしても世界は回る。

ちゃ~んと廻る。

だから手の空いた人は、ニッチな需要を満たすなど、誰もがみんな、もっと好きなこと、得意なことをやって良いのです

売上とか考えなくていいから、純粋に好きなことできる

病も薬に頼った短期治療ではなく、ゆっくりじっくり治していける。

技術者たちは、発明を隠したり特許で守る必要もないし、みんなで知恵を出し合い、どこまでも高め合っていける。

フリーエネルギー化が進むから、どんなにエネルギー使っても大丈夫。
無害、長く使える「本当に良いもの」ばかりに置き換わっていく。


と、「お金」に囚われなくなれば、衣食住医政教すべてが変わります。

いつか、好きなこと、やりたいことやって誰かが喜んでくれる、といった自愛と他愛のバランスの取れた「無償の愛の世界」になるのです。



〔 強欲な人とかが居るかも? 〕

◆ もし何でもタダだったら、お店で独り占めするような人がいるかもしれませんが、、、

でも大丈夫。
人は変わっていくから。

最初はたくさん持って帰っても、余って困るようになるから。
家から物があふれ、ゴミに出すところを近所の人に見られ、恥ずかしくなるから。
その内、いつでもタダなら必要なだけ、本当に欲しいものだけを持って帰るようになるから。

それも捨てずに、みんなで分けてもいいんだよ?


◆ 中には今まで俺らが世の中を引っ張ってきたのに、なんであいつらまでタダなんだ!と思う人がいるかもしれませんが、、、

それでも大丈夫。
変われない人がいてもいい。

嫌なら、そんな人だけ集まって別の国を作ってもらいましょう。
出し惜しみ、奪い合いしながら、ギスギス暮らせば良いのです。
ただし今まで搾取していた弱者はいなくなるので、頑張ってくださいね~!


結局、靈も人も「心の在り方次第で関わる人が変わり、それぞれの望んだ世界で、それぞれの幸せを得られる」ってことなのでしょうね~。

うれしたのしい、こわいこわい(笑)


・・・・


さて「無償の愛」について2回に分けて書いてきましたが、

「何でもタダで、分かち合い助け合う世界」
「今まで通り、もしくは今よりもっと窮屈な世界」

どちらを選んでもいいとしたら、どうしますか?


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