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ロミオの青い空

みなさん、こんにちは!
だんだんと寒くなってきて、寒がりの私はすでに凍え死にそうです笑。
ですが冬に飲むコーンスープは別格なので寒いのは好きなのです。



今日は最近見た
ロミオの青い空というアニメについて!
お話ししていきたいと思います!



YouTubeでたまたま見つけたPVと、そのコメント欄を見て絶対面白いと確信して見始めました!
タイミング良く!今年で25周年を迎えるらしいです!おめでとうございます。(だから出てきたのかな?)



あらすじを少し説明すると

19世紀後半、スイスの小さな村で暮らす少年ロミオが主人公。家族とともに貧しくも幸せ暮らしていたロミオだったが、悪人の陰謀で一家は畑を失い、家計を助けるためにロミオはミラノで働くことになる。煙突掃除のきつい仕事、親方一家のつらい仕打ち、地元の不良少年団「狼団」との争いなど、厳しい毎日が続くなか、ロミオは仲間とともに同盟「黒い兄弟」を結成する。


1995年に放送されたアニメで、「世界名作劇場」の第21作目に当たるそうです。
原作はドイツの作家、リザ•テツナーによる「黒い兄弟」


見ていくと

まず最初故郷で暮らす主人公ロミオとお父さんお母さんの姿に感動しながら、本当に可哀想で苦しくて見ているのが辛かった。

けれどその苦しい中で出会う人々を通してロミオが成長し、そしてロミオを通して周りの人達が変わっていく姿を見ながら

その姿が何よりもかっこいい。

人間の心と心のやりとりがあまりにも美しい。

苦しいことはとても辛いことだけど、その苦しさに正面から向き合い続けることでその苦しさの中の尊さが自分になっていく

それがあったから色々なことを感じ、成長して未来になっていく

変に中身が凝っている作品ではありませんがそれが一番な気がします。


細かいストーリは是非ご覧くださいっ



それから、
登場人物たちがすごく綺麗なんですよね。

少し前の漫画やアニメ(ドラえもんや初期のちびまる子、コジコジなどが特に好きです)を見ながら共通して思うことが、作品自体がとっっても美しい!

キャラクター一人ひとりが大好きになり、
ひたむきに頑張る心、まっすぐな心、余計なものがついてない純粋な心にとても感動します。





見終えて、色々調べていたら

物語が始まってすぐ、第2話では放火により山火事が起こり、ロミオの父が大怪我を負うという内容の回でした。

これは阪神・淡路大震災が起こった翌週に放送されたため、被災地域の心情に考慮し放送を中止しようという意見が出ていたそうです。

しかしこの話を中止すれば、物語のテーマや構成、登場人物の性格にまで影響を及ぼすことになり、テレビシリーズとして成立させることが困難になるとの判断から、あえて放送に踏み切りました。

放送後には「不謹慎だ」という批判が寄せられた一方で、阪神・淡路大震災の被災者、そして同年3月に発生した地下鉄サリン事件の被害者の方から
「よかったよ、夢をありがとう」
などといった感想も多く寄せられたそうです。


放送された当時の環境やその当時見ていた人たちの心を知ることで(この場合はごく一部ではありますが)この作品が私の中で更に深くなりました。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

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